とらいあんぐるハート3 To a you side 第七楽章 暁は光と闇とを分かつ 第七十七話





 四十八カ国もの国々が注目した、ドイツの首都ベルリンでの平和式典。国際的大事件が続いたドイツで行われる意味は大きく、それゆえに人々の関心も非常に高い。

フランスの御曹司誘拐事件はともかく、爆破テロや要人襲撃事件は民間人も多数巻き込まれたのだ。冷酷非情なテロ行為への明確な否定、それを示す意味は大きい。その行為も。

理由や経緯はどうあれ、ロシアンマフィアの刺客やテロリストの残党達を平和式典会場で全員捕縛した。本人達は自衛でしかなくとも、世界から見れば平和への示威行動。


犯人達は顔も名前も悪の代名詞かの如く全て晒されて――悪を倒した男も、祈りを捧げた女も、平和の象徴として拍手喝采を浴びた。浴びてしまった。


『ヴァイオラ・ルーズヴェルト様が、世界平和の象徴となられたの』

『それと、彼女の帰国に何の関係がある』

『フランスとイギリスの同盟の重要性が、俄然高まってくるわ。夜の一族の有力家系による政略結婚というだけでは済まされない。
つい最近誘拐事件が起きたばかりのフランスにとっても、テロ行為に対する明確な姿勢を示さなければならない。後継者を決める世界会議中、襲撃を受けた夜の一族も然りよ。

この結婚は、何としても成立させなければならないの』

『だからそれと、ヴァイオラの帰国が――!』

『今の貴方に、理解出来ないとは言わせない』


 ヴァイオラ・ルーズヴェルトの帰国。命からがら平和式典より帰ってきたその日の内に、綺堂さくらより連絡を受けた。急展開すぎて、目眩がしてくる。

電話越しに追求して受けた説明が、これが全て。聞きたくもない権力闘争の背景、見たくもない人間関係の醜さ。打算に満ちた、何とも分かりやすい世界の縮図。

人間同士の面子や利権が複雑に絡んで、次なる方向へと強引に進めようとしている。


『後継者候補から脱落させるのは、アンジェラではなく――夜の一族の決定だというのか』

『元々彼女本人にその意志はなく、彼女の家も彼女本人ではなく同盟国であるフランスの後継者に継がせようとしていた。
紆余曲折はあったけれど、元の鞘に収まろうとしているの。ううん、彼女本人の価値が高まった分、イギリスの発言力も大きくなるでしょうね』

『要人テロ襲撃を手引きしたのは、同じ夜の一族だ。身内の不手際ならば、家族全員で責任を取るのが筋だろう』

『日本的な考え方でしかないわ。血と血の繋がりは確かに大切で、私達も重んじている。根源まで否定するつもりはない。

けれど、人の世界で生きていくには――時には、"血"よりも優先されるものがある』

『会議の趣旨を根底から否定している!』

『権力闘争の場であることは、貴方も承知していたはずよ』


 受話器を叩きつけてやろうとしたが、それこそ子供じみた行動だろう。その結果、何人もの女を泣かせ、傷付けてしまった。今回の行動もそうだ。

平和式典で俺達は世界よりも、個人と向き合っていた。世界なんて、どうでもよかった。国や人々よりも、俺達は自分が大切だった。

示威行為、確かにそうかもしれない。彼女は身勝手な理由で歌を歌い、俺は自分達を守るべくテロリスト達を捕まえた。平和式典を、汚してしまった。


『彼女は、どうなる』

『彼女自身は、何も変わらない。カミーユ・オードラン様と結婚して、世継ぎを生む。平和をもたらした姫君の子供ともなれば、さぞ祝福されるでしょうね』

『そして、カミーユが夜の一族の後継者か』

『そうなるわね、ほぼ間違いなく』

『他の家が、絶対に納得しない』

『世界会議中に起きた襲撃事件は、どの家にも深刻な損害をもたらした。会議の再開にも疑問視する声も大きい。
全員が被害者で、全員を守り抜いた貴方自身のみ名誉ある功績が与えられた。この意味が、分かるかしら?』

『名誉挽回する為だけに、フランスとイギリスの政略結婚を祝福するつもりなのか!? で、でも、後継者を捨ててまで――』

『貴方は本当に、自分のした事の意味を分かっていないのね。貴方が、各陣営を切り崩したのよ』

『――!?』


 残る敵は、アンジェラ・ルーズヴェルトとカレン・ウィリアムズ。自分で何度もそう言っていたのを思い出し、生唾を飲み込んだ。イギリスの女帝が、高笑いしている。

何てことだ、ロシアもドイツも俺が世界会議で崩壊させている。ボスや氷室は陥落し、ディアーナやクリスチーナ、カーミラも実質俺の味方になってくれている。

アメリカは間違いなく反対するだろうが、イギリスとフランスの二ヶ国相手では分が悪い。そもそも後継者争いで優位になるべく、同盟を結ぼうとしたのだ。

カレンは、損得勘定が働く。勝てない戦に挑むより、己の名誉回復を優先する可能性は大きい。積極的に政略結婚に賛同して、少しでも自分の利を得ようとするだろう。となればもう、敵はいない。


俺を、除いて。


「彼女は、何時の便で出る?」

『……アンジェラ・ルーズヴェルト様に直談判しないの?』

「意外そうだな、おい。というかさ――いい加減、その他人行儀な口調はやめろよ。俺の結論は分かっているだろう」

『自分の行動と発言に、そろそろ責任を持って貰いたかったのよ』


 一転して、柔らかな声色に戻ったさくら。夜の一族最年少幹部から、俺の数少ない理解者に戻った。自分で意識して作っていたのか、小さく息を吐いた。

彼女が夜の一族の立場を優先するのならば、そもそもこんな電話して来なければいい。俺に伝える意味なんて、何もありはしない。

俺は世界会議の列席者ではあるが、立場は非常に軽い。招待したのも敵側であるアンジェラであり、夜の一族の決定を伝える義理も義務もないのだ。

なのに敢えて義務的に説明して、俺の戦意を挫こうとしたのは――彼女が今言った通りの意味なのだろう。責任ある大人として、諭そうとしてくれたのだ。


「責任はちゃんと取るさ。破棄したとはいえ、一時は婚約していたんだ。このまま帰す訳にはいかないよ」

『夜の一族の決定なのよ。彼女を強引に連れ戻しても、一個人では何も守れないわ』

「どうせ、裏で手引きしているのはあのバアさんだろう。あんたの言った通り、世界会議出席者の大半は失墜しつつあるのだ。
最古老であるバアさんが手腕を振るえば、逆らえなくもなるさ。あのバアア一人、黙らせればいいだけだ」

『だとすれば、余計に分からない。何故アンジェラ様と対決するより、彼女を追うのを優先するのかしら?』


 綺堂さくらの問いかけは、俺の行動理由ではなく俺の本質を伺っていた。剣士ならば味方を守るよりも、敵を切り込むのを優先するべきだ。

彼女は俺の事を、実によく理解してくれている。だからこそ、不思議ではならないのだろう。敵を倒すより、味方を守ろうとしている俺を。

彼女の認識は、間違えていない。こんな真似をしたあの老婆の首を、絞めてやりたい。だけど、


「何とも情けない話なんだが、他ならぬあんたには打ち明けよう」

『え、ええ……』

「実は、海鳴町で――おたくの姪だけではなく、他の女もこっぴどく振って泣かせてしまった』

『……』


「女を泣かせた以上、男としてけじめをつけないといけないだろう」


 男として、女として――何とも時代錯誤な価値観だ。我ながら笑ってしまう。こんな話をしてしまった自分が恥ずかしい。さくらにしか言えないよ、こんな事。

泣かせたままに、しておけない。何度吟味しても、すごい理由だった。夜の一族の決定よりも、世界の平和よりも、俺にとっては優先されるべき事であるらしい。

馬鹿な俺らしいともいえるが、彼女の血が必要である事もこの時忘れてしまっていた。夜の一族を非難しておきながら、俺だって血よりも優先している。


案の定、さくらは怒った。


『……忍だけじゃなくて、他の女性も悲しませたの……?』

「も、申し訳ない」

『その子には、きちんと礼を尽くしたのでしょうね。言っておくけど、私はこういう色恋沙汰には厳しいのよ』

『えええっ、そうだったの!?」

『答えなさい』

「す、すいません――泣かせたまま、待たせています」


『女にだらしない男なんて、テロリストより罪深いわ。さっさと精算してきなさい、いいわね!』


 思いっきり、容赦なく、それだけ言われて電話を切られてしまった。あ、あの、さくらさん……彼女が搭乗する飛行機は……?

聞き返すのは怖すぎたので、受話器を置いた。盛大に信頼を落としてしまったが、彼女なりにハッパをかけてくれたのだと思っておく。

神咲那美。彼女の事を思うと、今でも胸が痛む。振ったのが心苦しいのではない。今でも待ってくれている事に対し、なかなか答えられない自分がもどかしいのだ。


"こんな私を知って、幻滅したかしら"


 婚約は解消し、彼女は大人しく身を引いた。その後彼女が誰と婚約しようと、俺が文句を言える筋合いはない。むしろ解消した俺こそ、反対する資格はないのだろう。

アンジェラ・ルーズヴェルトの決断、イギリス国家の決定、夜の一族の結論、世界が祝福する婚姻。覆すのは至難と分かっていても、それでも――

リビングの方を見ると、全員が集まって俺の様子を窺っていた。思えば、食事を除いて彼女達が全員一つの場に集まる事は滅多にない。

夜の一族の、後継者達。事情は当然、俺よりも早く耳にしているだろう。盗み聞きを疑う必要もなかった。


「それで、お前はどうするつもりだ。下僕」


 ドイツの吸血鬼、カーミラ・マンシュタインが問う。主として、下僕の意思を聞いている。困難を前に、如何に立ち向かうのかと。

問われるまでもなかった。問うだけの、意味はあった。彼女の紅い目を、見つめ返す。紅玉の瞳を向けられると、嘘は付けない。

迷いもせずに、俺は言い切った。


「会いに行く」

「分かった、私も行こう」

「いいのか……? 世間に身を晒す事になりかねないぞ」

「私がいなければ、貴様は手足を満足に動かせぬだろう。よたついた身体で、女を迎えに行くな」


 意思を問うのみ、正否も成否も質さない。彼女にとって自分こそ全てであり、自分が認めた下僕の意思に間違いなどないのだと信じている。

己を主体とした正義は、絶対性が非常に強い。俺も彼女の在り方に疑問を持たず、その信頼に応えるべく頷いてみせる。彼女は、鷹揚に微笑んでくれた。

一時は殺されかけたが、今となっては頼もしい主だった。彼女がいれば、俺も戦える。


「会ってどうするつもりなの、ウサギ」


 お菓子を食べながら、気軽に聞いてくるクリスチーナ。完全に他人事、興味が有るのは俺の行動の結果のみ。これもまた、彼女らしい。

己を主体とした享楽は、独善性に満ちている。誰を傷付けようと、誰かが傷付こうと、彼女は自分が楽しければそれでいい。

だからこそ、疑問に思っている。何故、わざわざ困難な選択を取るのか。


「政略結婚を、阻止する」

「ウサギも、断ったんだよね……?」

「政略結婚だからな」

「わっ、本当だ」


 ケラケラ笑っている。何がしたいのか分からないからこそ、何をするのか興味があるのだろう。意固地な俺を、彼女は笑っていた。

凄惨だった笑顔に純粋さが戻っているのは、子供らしくなりつつある為。この子もまた、裏切れない。

チョコレートの破片を指先で器用に回転させながら、気軽に言う。


「しょうがないな、クリスも手伝ってあげる」

「殺人は駄目だぞ」

「分かってる、クリスが最初に殺すのはウサギだもん。
どうせボディーガードを山ほどつけているだろうから、クリスが全員やっつけてあげるよ」


 なるほど、俺が彼女に会いに行くのはアンジェラも想定の内ということか。今ではヴァイオラは世界平和の象徴、護衛も沢山つけているに違いない。

歴戦の強者揃いだろうが、ロシアの殺人姫には勝てない。敵にすれば恐ろしい存在も、味方となれば身震いさせられるほど頼もしい。本人はご機嫌で、犯罪行為を引き受けてくれた。

警察沙汰になるのは、間違いない。だからこそ、彼女はこうして険しい顔で注意する。


「意味が分かりません、不合理です。どれほど、女心を傷付ければ済むのですか」

「傷付くだけの心がなかったんだよ、彼女には。ようやく、痛みを感じつつある。元の鞘に収まってしまえば、今度は錆び付いてしまう」

「人を傷付けるよりはいいでしょう」


 振った女を追いかけようとする男を、ディアーナは激しく罵った。裏社会では怜悧冷徹な女ボスも、恋愛沙汰になると情熱的に責められる。

剣士ならではの生き様も、彼女には不合理極まりないのだ。言い分は実に人間的で、滑稽でもあった。吸血鬼が、人間らしさを唱えているのだから。

マフィアであるというのに、彼女はここにいる誰よりも正しかった。


「傷付けたまま、終わりたくはないんだ」

「身勝手です。貴方が、傷付けたんですよ」

「俺が傷付けたからこそ、俺がけじめを取るべきでしょう」

「分かっていて、言っているのですか!? 女にけじめを取るというのは――」

「策なんて、ないんだよ」

「な、何を言って……!?」

「ごめんな、ディアーナ。今度ばかりは、本当に作戦とかはないんだ。絶対に成功する、自信もない。
ただ、会いたいんだ。ちゃんと話したい。想いも夢も、人生も、共には出来ないかもしれないけれどさ――

彼女もきっと、独りでいてはいけない人なんだ」

「……っ」


 お前も、一人で帰らせない。俺の言葉を正しく掴み取った彼女は、唇を噛んで俯いてしまった。彼女は一つだけ、勘違いをしていた。

ヴァウオラだからではない。カーミラでも、カミーユでも、クリスチーナでも、カレンでも――ディアーナでも、同じ事になれば会いに行く。

作戦なんて、ありはしない。人間関係にはきっと、正しい答えなんてない。まして、他人を拒絶し続けた男が今になって正しい事なんて言えるはずがない。

ただ何が間違えているのか、分かっている。悩んではいけない。そして他人を傷付ける事を、恐れてはいけない。


自分が傷付くことを、恐れてはいけない。


「――人前に出ては駄目だと言っているのに……他国で隠蔽するのは、本当に大変なんですからね!」

「ありがとう、ディアーナ!」

「お姉様、だーいすき!」


「いいコンビですね、貴方達……そこまで仲良くなられても困るのですが。もう」


 ディアーナが諦めきった顔で、携帯電話を手に退席する。各方面に根回ししてくれるのだろう、本当に申し訳ない。子供の件も、ちゃんと話し合うつもりだから勘弁してくれ。

マフィアの力を借りるとはいえ、過激な行為に出るつもりはない。ようするに、もう一度だけヴァイオラと話し合える機会を得られればいいのだ。

これで周囲の邪魔は、確実に入らなくなる。残るは、アンジェラ・ルーズヴェルトのみ。あいつを抑えられる程の力を持った人間といえば――


カレン・ウィリアムズが頬に手をついて、溜息を吐いた。


「夜の一族の決定ですよ、王子様」

「だったら、それが何だ」

「世界を、敵に回しますよ」

「それが、どうした」

「せっかく手に入れた名誉も、権力も、何もかも失われるのですよ」


 アメリカの経済界を支配する王の、最後の忠告。夜の一族が本気になれば、今世界中に響き渡っている俺への喝采を綺麗に消し去れる。

世の中は簡単に俺の事を忘れ去り、世界は俺の存在を無視して、人々は俺のいない明日を生きていく。俺は、何者でもない一個人となる。

女一人のために、何もかも捨て去ってしまう。成功も保証されていないのに全てを賭けるなんて、狂気の沙汰。ギャンブルでは、絶対にやってはいけない。

それを面白いと思う破滅願望も、今の俺にはなかった。他人と、関わってしまったのだから。


「失ったりはしないよ」

「は……?」

「俺が欲しいものは、今ここにある。まだ決着はついていないけど、お前の血だって手に入れるつもりだぜ。
世界中の賞賛なんぞより、どうでもいい。俺は、お前達に認められたいんだ」


 今ここで失うのは、俺の過去だった。今この瞬間確かに、俺は今までの自分の全てを――否定した。

随分長く躊躇してしまったが、見栄も意地も今度こそ捨てよう。かまうものか、こんなもの捨ててしまえばいい。

師匠に助けを求めたあの時から、一人で生きていく事は諦めている。大切なものを、履き違えてはならない。

とはいえ、誰もが情に流される人間だとは思っていない。大抵の人間が、損得勘定で動いている。海鳴に住んでいても、平和ボケはしていない。


「これは単に、花嫁を略奪するだけじゃない。議場の外ではあるが、世界会議における戦いなんだ」

「アンジェラ・ルーズヴェルトの野望を阻止する事で、彼女の立場を無くさせると? そう上手くいくとは思えませんわね。
成功する自信はないのでしょう。思い付きの行動に出資する企業はありませんわ」

「出資するのはあんたじゃない、俺自身だ。あんたの計画に、俺が全面的に乗る。俺を使って、彼女の企みを阻止してくれ」


 カレンが目を剥いた。プレイドを捨てれば、こんな手だって打てる。彼女の経済理論から外れた提案に、カレンは口を閉ざして長考に入った。

俺に、俺という人間に何の価値もなければ、こんな提案は容易く拒絶される。カレンは自分の決断に、断じて情を挟まない。冷静冷徹に、人間を選定する。

世界会議で見せた、俺という人間。今までやって来たことの全てに対し、他ならぬ彼女に値段をつけてもらう。


一か八かの、賭け。月村忍と出会い、夜の一族と関わって、俺はずっと戦い続けてきた。俺のしてきたことの、意味は――


「いいでしょう、買わせて頂きますわ」

「本当か!?」

「女帝は、わたくしが抑えます。貴方は必ず、ヴァイオラ・ルーズヴェルトを説得してください。失敗は、許しませんからね」


 差し出されたカレンの手を、俺は力強く握り締める。その手の上に、話を聞いていた忍が妹さんの手と一緒に置く。ローゼやファリン、ノエルも一緒に。

目を輝かせたクリスチーナが電話中のディアーナの手を引いて上に、カーミラも不機嫌そうにそっぽ向きながらも上に置いてくれた。

人間と夜の一族、そして自動人形。子供達が手を取り合って、身勝手な大人の策略に挑む。



  決戦の舞台は、フランクフルト空港――ドイツ最大規模の国際空港が、次なる戦場となる。















<続く>








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