「……なんだったんだあの子…」         
「おはようございます隼人君」
ぼーと立っていると背後から声がしたので振り替えるとそこには長い黒髪の大人びいた女子高生が居た、
彼女の名前は柿崎早紀。俺の幼なじみで同級生だ。 
「ああ、おはよう」   
軽く挨拶する      
「はい、今日はいい天気ですね」
と早紀が優しく微笑む           
「あ、ああ//そうだな」 
少し焦ってしまった最近の早紀は大人びいて来て時々早紀の仕草にドキッとすることがあるくらいだ。
「どうかしたんですか?」
心配そうに覗き込む早紀 
「なんでもない..はは、うんなんでもない」
と我ながら下手な芝居をしていると背後からまた声がした 
「おはよう衛宮」
凛とした声で柳堂薫が挨拶する。
柳堂薫は俺の友人だ、まだ一年生にもかかわらず
次期生徒会に任命されている、
頭脳明晰という絵に描いたような学生だ。 
「おはよう薫、相変わらず朝、早いな」
と俺
「そうか?これが私の日課だが、衛宮こそ、
どこにも寄らないで学校にくるとは珍しいな」       
「ああ、まあな」
と適当に誤魔化す俺、
だってそうだろう。
朝から知らない少女に
親父に間違えられた他に馬鹿とまで叫ばれたなんて....
言えるわけはないのだ。






後書き
続きます
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