元々植民地にすらなってなかった無人の惑星に人が住み始めたのは、植民開始から約3年が経った時だった。この頃から海賊、或いは植民地から逃げ出す者が増えてきており、それらの人たちが補給、交流を目的とした都市を作り始めたのだ。丁度、全植民地の中程にあったこの星は、その目的に最適だった。
年々、海賊や脱星者が増え、その都市は栄えていった。だがそれと同時にその都市には、無秩序が広がっていった。人が増えれば、秩序は容赦なく崩壊する。
それをまとめたのが、現代表者、ジャソウ・エルヴィンの祖父、アラバ・エルヴィンであった。アラバの無理矢理とも思える政策により、荒れた星は様々な人の交流と共に宇宙で1、2を争う巨大で栄えた都市へと姿を変えた。
人はこの都市をこう呼んだ。秩序に守られた都市、「コスモス」と。
VANDREAD/A
#6「伸ばした手でつかみ取るもの」
コスモスへと無事辿り着いたブリューナクは、都市の中心に設けられている巨大な駐車場ならぬ駐艦場へと向かった。普通なら街の中心にはないのだろうが、他星の来訪者が断たないコスモスにとって、この方が都合がいいのである。ブリューナククラスの戦艦なら200程度、駐艦できる。
『登録番号と艦名、代表者の氏名をどうぞ』
電子音がブリューナクに尋ねた。アリオスが即答する。
「登録番号8085121、艦名ブリューナク、代表者氏名カーヴァイン・エアーズ」
『………認証終了。第126ドックへどうぞ』
基本的には金さえ払えばどこにでも止めることが出来るが、いわゆる「お得意様」には専用のドックが存在している。その専用ドックに留めるには、登録番号を示さなければいけない。
「着艦します」
「うむ」
丁寧な運転でヒューズがうまくドックに入れる。着艦が完了すると、ドックのドアが閉じられた。外からはどこのドックにどの艦が留まっているか知られることはない。
「よし。んじゃ、各自、自由行動。三時間後に一回帰ってこい。そこでまた指示を出す」
「アリオスー、服見に行こうよ」
「ええ。良いわよ」
「おい、時計見に行こうぜ。新しいの入荷してるかも」
「ついでにGパンもな。掘り出し物があるかも」
艦内が沸き立つ。人の交流が盛んと言うことは、つまり物の交流も盛んと言うことだ。ここでは珍しい物が沢山手にはいるため、クルー達の中でも特に人気が高い。それに駐艦場の警備は完璧なため、艦内を留守にしても安全なのだ。
「ねえ。ヒビキ君。何か用事ある?」
自分はどうしようか、と呆けていたヒビキに尋ねる声。シズクだ。
「ん。いや、俺コスモスのこと全然知らねえし」
「丁度良かった。わたしの買い物に付き合ってくれない? 色々、紹介するからさ」
「ああ。良いぜ」
ヒビキが快諾。シズクは笑顔を見せて
「デートね♪」
「で、でえと!?」
目を丸くするヒビキ。そんなヒビキがおもしろいのか、シズクの悪戯な目つき。
「お、もしかしてデートは初めて?」
「そ、そんなことねえよ。でえとぐらい………」
大慌てで口からでまかせを言う。もちろん、デートなどしたことがない。シズクもヒビキの経歴を聞いてそれぐらい知っていた。だが、敢えて続ける。
「ふーん。じゃあ、エスコート頼もうかな」
「お、おう。任せろ!」
そこでヒビキが何故か胸を張る。シズクはとうとう大笑いしてしまった。
「な、何だよ?」
「ごめんごめん。さぁ、行こう」
笑い泣きした眼を擦って、シズクはヒビキの手を引っ張っていった。
駐艦場からは放射線状に道路が広がっている。その道路に沿って、様々な店が連なっていた。その中には当然、武器弾薬を扱っている店もある。さらに食料も安く大量に仕入れる事が出来るので、ブリューナクの補給は主にここで行っていた。デブリ帯や廃棄ミッションで手に入れた「獲物」を金に換算して、その金で武器弾薬、食料、医薬品、その他の物を手に入れているのだ。
「すまんな、ヒューズ。またお前に手伝って貰って」
「いいですよ。どうせ暇なのは俺ぐらいしかいませんから」
クレイプとヒューズが通りを歩いている。二人とも、手には大きな紙袋を抱えている。基本的に物資の買い売りはカーヴァインがしているものの、医薬品だけは医者であるクレイプにしか判断が出来ない。この紙袋の中身は、包帯に始まる様々な医薬品だ。ツェブの病院への搬送はもう1人の医者に任せて、クレイプは医薬品の調達に出ていた。
「この銃が2500だと!? 高え、精々1500だろ!」
「馬鹿言え! この銃は地球製の骨董品なんだ。2500くらいでも、安いぐらいだぜ!」
「俺達駆け出しなんすよ。もう少し安くなんねえですか?」
「ダメダメ。駆け出しだろうとベテランだろうと、こいつの価値が変わる訳じゃねえからな」
騒然とする街路。そこここから店員と客のやり取りが聞こえる。基本的に海賊は気性が荒いため、それの相手をする店員もまた、気性が荒い。罵倒など日常茶飯事だ。
そんな周りの音に耳を傾けていたヒューズに誰かが正面からぶつかった。大きな荷物で視界がふさがっていたため、ヒューズは注意が散漫になっていた。
「ご、ごめんなさい!」
ぶつかったのは少女だった。ブロンドの長髪が揺れた。かわいい、とヒューズは素直に思った。よほど慌てていたのだろう、ぺこりと頭を下げるとすぐさま走っていった。
「なんなんだ………?」
どうにも腑に落ちないヒューズは、その少女の背後を見送っていた。そして背中越しに聞こえてきた男の声。
「待てー!」
振り返ると二人の黒ずくめの男がこちらに向かって走ってきている。あの少女を追いかけていると考えるのが妥当か。
それを察知したクレイプがその男達に足を引っかけた。派手に転げる黒ずくめの男。この騒ぎに人々が好奇の目で三人を見始めた。
「行けッ! ヒューズ!」
「い、行けって……どこに?」
「彼女の後に決まってるだろう! 早く行け!」
「わ、分かりました」
クレイプの心意気を感じたヒューズが少女の後を追いかける。さらにその後を追おうとする黒ずくめの男達の前に、クレイプが立ちふさがる。
「大の大人が少女相手に二人がかりなんてみっともないと思わないか?」
そうだ! やれやれ!と、周りから野次が飛ぶ。喧嘩を予感した荒くれ者たちが、囃し立てているのだ。あわよくば、自分も参加するつもりなのだろう。
「邪魔しないでくれたまえ!」
黒ずくめの男の1人が叫んだ。何だよ偉そうに!と、再び野次。男は野次馬を見据えるようにぐるりと首を回すと
「黙れ!」
と一喝。その気迫に一同が口を紡ぐ。だが、クレイプだけは違った。ここで黙るようでは一流の海賊ではない。医師であれ、クレイプはブリューナクの一員なのだ。
「何か理由がありそうだな」
「決まっておる! あの方は………………」
「畜生! あの子、どこ行ったんだ!」
ヒューズはまだあの少女を追っていた。人通りの多さが仇となった。雑踏に紛れてしまえば、見つけることは難しくなる。どうやら少女はその事を知っているようだ。
「……やれやれ。しょうがない。ドクターの所に戻るか」
と、探索を諦めて踵を返したその時、目の前にあのブロンドの髪が飛び込んできた。
「あっ」
驚いて声を上げる少女。驚いたのはヒューズも一緒だ。
「見つけた!」
「見つけたって………何でです?」
「探してたんだ! 君を! 追いかけられてた様だったから。男たちはドクターが相手をしている。さあ、逃げよう!」
「あっ」
半ば強引に少女の腕を引っ張るヒューズ。少女は勢いに身を任せて、走り出した。そして少女は笑った。あまりに強引で、あまりに突然な交錯に、少女は笑わずにいられなかった。ヒューズは知らない。少なくとも、ここ数日、少女が笑ったことなどなかったことを。
「俺はヒューズ。君は………?」
「カナ」
自販機で買った缶ジュースのプルタブを開けながら、少女は告げた。ヒューズ達は街外れの、比較的静かな公園に腰を下ろしていた。目の前ではボールで遊んでいる子供達。そしてその子供達の母親らしき女性が別の女性と談笑していた。
「カナ……か。どうしてあいつ等に追いかけられてたの?」
ヒューズが尋ねると、少女は顔を落とした。ヒューズはフォローするように
「あ、言い難いんだったら別に言わなくても」
「………………ごめんなさい」
「いいよ。俺も、そう言うことがあったから」
「ヒューズは何をしているの? 学生さん?」
カナがヒューズの全身を一瞥して尋ねる。身長はさほど高いわけではなく、体付きも普通、顔つきもまだあどけなさが残っている。年齢的には学生だとカナは思った。
「いや、海賊」
ヒューズが苦笑する。確かに本来なら学校に行って、勉強をしている……はずだった。
「海賊さんなのですか」
「驚かないの?」
今まで「海賊」をしていると聞いて、怪訝そうな顔をした人は少なくなかった。それ故に、カナが驚かなかった事にヒューズは驚いた。
「わたしだって伊達にコスモスに住んでないですから。それに海賊にだって、いい人もいるってことは知ってます。ヒューズがいい人だってことも」
「は、はは……」
ヒューズの頬が朱に染まる。
「でも海賊かぁ。全然そうは見えないね」
口調が和らぐ。ヒューズが信頼できる男だと分かったからだろう。ヒューズもそれが嬉しかった。
「そ、そうかな………」
「………うらやましい」
「え………?」
「ねえ。わたしも海賊になりたい」
「そ、そんな! 冗談は」
「冗談じゃないッ!」
声を張り上げるカナ。本気だ。だが訳あり、とヒューズは思った。カナの瞳がそれを物語っている。真っ直ぐな光の中に、微かだが淡く揺れる色。
「わたしは……わたしは…………」
「そこまでだ」
ぴしゃりと言い放たれる言葉に二人は振り返った。そこには白髪交じりの初老の男性、それと先程の黒ずくめの男とそしてクレイプが立っていた。
「お父様……」
「……お父様だって? まさか、この人が!?」
ヒューズが目を剥いた。そこに立っているその人こそ、この星の代表者、ジャソウ・エルヴィンに他ならない。その貫禄は、星のトップにふさわしいものがあった。
「如何にも。カナ・エルヴィンは私の娘だ。ヒューズ・タイラン君」
「ッ!!」
ヒューズの顔が強張る。その名を知られていたことは元より、クレイプに知られるのが嫌だった。ブリューナクの人々には、その事は話していない。
「君が覚えているかどうかは知らんが。君が幼い頃、逢ったことがあるよ。タイラン家の君が何故、海賊などしているのかは興味ないが、な。さぁ、カナ、帰ろうか」
「……嫌です」
少女は、父をはっきり見据えて言った。その語気からは決意が感じられる。
「何故だ? 一体何が不満なのだ、カナ?」
ジャソウが眼を細める。鋭い眼光は、いくつもの修羅場を経験してきたからこそ、為せるものだった。
「金もある。将来は私の後をついでこの星の代表になる。地位も、名誉も、権力も、金も、全てが手に入る。他に何が必要なのだ?」
「………全部です。それらは全部、お父様のものでしょう? わたしのものじゃない」
「いずれ、お前のものになる」
「わたしが手に入れたものじゃない!」
カナの声量が増していく。怒気の中に含まれる哀愁と懇願の想い。
「幼い頃から、お父様には何でも買ってもらった。欲しいと言えば、手に入ったし、やりたいと言えば、何でも出来た。でも気付いたの。与えられたモノにはこれっぽっちも価値なんて無いことに。与えられてばっかりで、わたし自身では何も手に入れたことがなかったことに。友達だって……わたしの身分を知って近づいてきた人がほとんどだった。…………わたしには何もないのです。わたしは死んでいないだけ。ただそこに存在するだけの人形なのです。だから」
溜息。そして再び顔を上げると、
「わたしは自分の手で手に入れたい。自分の伸ばした手で手に入れたい。お金も地位も、……友達も。だから! 戻る訳には行かないのです!」
「………………………」
ジャソウはしばらく沈黙を保った後、
「しかし、世の中に一体どれだけの人が何も手に入れないまま終わっていると思う? 大半がそのまま野垂れ死に、何も遺せないままこの世を去る。遺せるものがあるというのは、幸せなことではないか?」
「価値がないものを遺したところで……!」
「お前は夢を見てるだけだ。若い頃はそれもいいかも知れんが、気付いたときにはもう手遅れになっていることが多い。……お前には父のようになって欲しくないのだ!」
「お祖父様の……?」
「お前には言ってなかったか。父もお前のように、宇宙に出ていった。結果は……言わずもがな、5年後に遺体で還ってきたよ。お前を失いたくない」
「……あんたはそうやって、自分の娘も管理できると思っているんだな」
ヒューズがぽつり呟いた。
「貴様ッ! 口を慎め!」
黒服の男がヒューズの肩を掴む。それに構わず、ヒューズは続けた。
「何でも手に入っているから、何でも自分の思い通りに進むと思っている! 娘だろうが何だろうが、自分の価値観に当てはめるのはよせ!」
「……なるほどな。レイアンの所から去ったのはそれが理由か」
「あんたは親父と一緒だ! 結局、自分のことしか考えていない! 自分の子供が何をしたいのかも分からない……分かろうとしない!」
「私はカナを幸せにしたいだけだ!」
「それはお父様の考え方です!」
「自分の手で手に入れたものにしか価値は生まれない。そしてその価値は自分の生きている価値になる! 生きている価値を見出せずに何が幸せだ! カナがやりたいことをやらせてやれよ!」
「それでカナに何か遭ったらどうする!?」
「何か遭っても、それが自分の手で選んだことならば後悔はしません……!」
「リスクが伴うからこそ、それは何ものにも代え難い価値になる! 安穏と生きているだけで、何が出来る!? 親の仕事は子供の旅立ちを見送ることだろうが!」
カナとヒューズの心の叫びが爆発する。長年蓄積されてきた想いを今、全て解き放ったかのように。ヒューズは自分の父に告げることの無かった想いを代わりにぶつけ、カナは今まで露出することを躊躇してきた感情を叫んだ。
ジャソウが顔を伏せた。
「…………………分かった。今を持って、カナ・エルヴィンは私の娘ではない。どこにでも、好きに行くが良い」
「お父様………………」
「もう帰ってくるな」
ジャソウは一瞬、寂しそうな眼を見せた。だが、すぐに普段の威光を放つ眼に戻ると、背を向けてカナから去っていった。昔からずっと見てきたその背中に、いつもとは違う雰囲気。そこから語られる言葉を理解すると、カナは深々と頭を下げた。
「……ありがとう。お父様」
黒服の男達も、カナに一礼すると、ジャソウの後に続いた。
「…………いいのかい?」
一連のやり取りを傍観していたクレイプが尋ねる。「ブリューナクに入ること」と「エルヴィン家から勘当された」ことに対する問いだった。
「はい。ヒューズだって、そうしたんでしょう?」
暖かい微笑をヒューズに向ける。ヒューズも笑い返して答えた。
「……ああ!」
その様子を見て、クレイプの頬も緩む。若さの独り立ちを見るときは、いつでも気持ちいいものである。
「分かった。キャプテンも認めてくれるだろう。歓迎するよ、カナ…………」
「アインス。カナ・アインスです」
少女には、もう迷いはなかった。
つづく
シズク(以下水色)「結構難産だったね、今回」
アリオス(以下青色)「論理の破綻だけは絶対避けなきゃいけなかったから。頑張ったわりには微妙みたいだけど。作者の実力のそこが見えたね」
ミタール(以下赤色)「それ以前に、そこはかとなくしか決めてなかったキャラ設定から話捻り出すのに無理があったと思うんだけど」
「『そこはかとなく』って好きだよね。『赤橙』聞いてから」
「それはおいといて。確かにミタールの言うとおり、これからどうするんでしょう? カナ仲間になってるし。当初と予定が……」
「ノリだってさ。書いてる内に気に入っちゃったんだと」
「『セイフティ解除! 行きます!』って言わせたいみたい」
「む、ムラ○サブラスター? クロス○ーンX3でも出すの?」
「知らないけど。まぁ今回って早い話がト○アとベルナ○ッドみたいなことをしたかった訳でしょ」
「だからってX3は安易すぎる」
「いや、それ以前にカナをパイロットで使う気? アホか、あの作者」
「単純にムラマ○ブラスターにはまってるだけみたい。トゲトゲがいいって言ってた」
「うーん。これからどうするかは、見物だね。どうやって、『ツェブ編』に繋げるんだろう?」
「考えてないところが怖いよね。終盤はほとんど出来てるのに、中盤がぽっかり空いてる」
「最初は無かったからね。テスタメントの問題点を考慮して、急に考えたらしいけど」
「無能な証拠ね」
「そう言えば、スレイプニルの方々が出てないね、あれから」
「最初はミッションで戦わせるつもりらしかったけど。終盤活躍するしいいんじゃない?」
「え? 次回?」
「うーわー言っちゃった。シズクが怒るよ」
「ノリでしょ」
「怒らないのかよ! この前はあんなに怒ったのに」
「いきなり核心つくから」
「そう言えば、何で生きてるの?」
「……ひどい」
「ではではキャラ紹介」
ツェブ・ネイチュアス
24歳 B型 185p 82s
出身 アリサノス
ブリューナク保有機動兵器「アームストロング」パイロット。腕は超一流。
アリサノス国王専属近衛兵「ラウンドナイツ」の1人だった。だがあることが原因で慕っていた隊長が死亡。ラウンドナイツは解散させられ、宇宙を放浪していたところをカーヴァインに拾われる。カインはラウンドナイツ時代のパートナーであった。
性格は真面目で義理堅い。特に拾ってくれたカーヴァインには感謝の念を抱いており、カーヴァインのためなら死んでしまってもいいと思っている(もちろんカーヴァインはそんなことは望んでいない)。
しかしどこか抜けた感じがあり、シズク曰く「天然」。そして本人はそのことに気付いていない。
そんな彼にとって「隊長」はあまりにも大きな存在。彼の心の基盤は全て「隊長」で占められている(当然恋心とは違う)が、それが重要な問題となっている。その問題点は『ツェブ編』にて明らかになるであろう。
なお彼の味覚は一般人とは大きく変わっている。
「普通だね」
「普通だよ」
「なんか秘密ないの?」
「『問題がある』ってあるでしょ? それだッ!」
「問題と秘密は違うでしょ」
「じゃあ知らない」
「……つまんない」
「正直、秘密があるのってシズクくらいでしょ。流石ヒロイン」
「結構適当だけどね」
「要はあの事件のせいであーなってこーなってるだけでしょ? で、結局はs」
「めぇでしょー!」
「あ。光になった。……………ゴルディ○ンハンマー? 何故に。ブ○ンじゃないの?」
「ノリで」
「今日、それしか言ってないわね、シズク」
「ノリで」
「もういいよ」
追記 7/22
「だいぶあいたねー」
「ごめんなさい。あのくそ作者の代わりに謝罪させていただきます」
「実は5月半ばには完成してたんだよねこれ。実際、いま10話書いてるし」
「って今更言っても言い訳にしか聞こえない」
「とにかくごめんなさいー!」
作者さんへの感想、指摘等ありましたらお気軽にこちらまでどうぞ
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