先に仕掛けてきたのは先頭を走る三機。それを迎え撃つアームストロングがマシンガンを構え、放つ。三機は散開してそれを避けた。
「ちっ」
ツェブの舌打ち。ブリューナクが動けない以上、防衛に徹するしかない。散開されると厄介だ。
とにかくアームストロングが一機を追おうとしたとき、「奴」が来た。
「ぐわぁっ!」
衝撃。体当たりを喰らい機体が激しく揺れる。
そして静かな声で通信が入ってきた。
『久し振りだな、ツェブ…………』
VANDREAD/A
#5「クロスファイアシークエンス」
「その声、やはりカインか………!」
さしものツェブも声の正体に驚きが隠せない。いや、それは驚きというよりも、もっと複雑な感情のようだ。苛立ち、喜び、悲しみ。
『ツェブ、お前、こんな所で何をしている……?』
映像が入る。それは確かにカインの顔だった。短く刈り込まれた茶色の髪、端正な顔つき、それでいて滲み出る戦士としての風格。あの時、共に戦ったカインの姿がそこにあった。
「それはこちらの台詞だ、カイン!」
声量が大きくなるツェブ。彼にしてはめずらしい。そしてその間にもアームストロングはカインの機体によってブリューナクから離されている。羽交い締めにされたアームストロングには、抵抗する手だてがなかった。
『ふん……別に俺は海賊になったわけではない。報酬をもらって警護をしている、いわば傭兵だ』
「何だと……?」
『自分を守れるだけの力を持て……。あの人が自らの死を持って俺達に伝えたことを実戦しているだけだ。俺は誰にも頼らずに、誰にも与せずに生きてきた。貴様は何だ……? 海賊などに与して、腕が落ちたんじゃないのか? 前までのお前なら、避けれたはずだ』
「違うぞ……カイン。あの人が伝えたかったことは、それでもなお他人を信じろということだ。あの人は陛下を死してまで信じ切った。俺達もそうしなければいけない。あの時、独りだった俺を隊長は拾ってくれた。俺には隊長を信じる義務と権利がある。力は隊長を守れるだけあればいい……!」
『馬鹿な。信じたからあの人は死んだんだ。あの人の死を無駄にするのか?!』
「ここであの人の遺志を継がないことの方が、あの人の死を無駄にすることになる……!」
アームストロングの両腕がじりじりと開いていく。やがて完全にカイン機の束縛から逃れると、体勢を整えて向き直った。
『……アームストロングでヴィッカースの羽交い締めを解くとはな』
アームストロングとカイン機「ヴィッカース」では、ヴィッカースの方が性能が上だ。機動性こそ変わらないものの、パワーではヴィッカースの方が分がある。それなのに、アームストロングがヴィッカースにパワーで勝ったという事実にカインは少なからず動揺した。これが意志の力か。
「意地と信念を持って、ここは退けん!!」
ブリューナクを守りに行きたかったが、それにはまずカインをどうにかしないといけなかった。元より、あの人の誇りを賭けて、ここで退くわけにはいかない。
『一度、お前と本気でやってみたかった。思えば、演習の時から決着を付けたことがなかったな』
「来い……!」
カインとツェブ。お互いの瞳に光が宿る。それは、信じるものを賭けて戦うからに他ならない。道を違えたとはいえ、二人の心はあの人の上に立っている。それを、譲る訳にはいかなかった。
そして両機は漆黒の宇宙と廃棄されたミッションを背景に、戦闘態勢に入った。
一方、カインがアームストロングを抑えたことにより自由になった三機は、狙いをブリューナクに定める。
「来ましたよ! 『サタン』と『ミカエル』は使わないんですか!?」
ヒューズがキャノピの外を睨み付けて叫ぶ。カーヴァイン達が戻るまでは、ヒューズは何も出来ない。ただ宇宙を舞う機体を見守るだけだ。
「『サタン』か『ミカエル』を使って、ドッキング部分が衝撃に耐えきれる保証がありません! シールドで対処します!」
アリオスは窓の外には目もくれないで、コンソールに細い指を走らせる。火器管制はオペーレーター二人の仕事だ。いつもはミタールが担当している。慣れない仕事だが、アリオスほどの力量があればそれなりに操る事は可能だ。
アリオスの指示通り、ブリューナクの周りにシールドが張られる。敵の砲弾ぐらいなら防ぐことが可能だ。だが連続で攻撃されると、流石に破られる可能性があった。
「団長。まだですか?」
『後五……いや、三分だ! 持ちこたえられるか?』
「何とか。出来るだけ早く」
アリオスは通信中も絶えず指を動かしている。戦闘データを打ち込んで、少しでもシールドの強度を高めるためだ。
「ツェブ、何やってるの? ツェブ?」
『すまん、そちらを援護できそうにない………!』
タタタッ
アームストロングのマシンガンが火を噴く。だが弾道は全てヴィッカースの横を通り抜ける。絶えず移動するヴィッカースはロックオンしてからトリガーを引くまでの短時間で、既にその場所にはいない。
(くそっ、早過ぎる!)
仕方がないと狙いを定めきれないまま、マシンガンを散らばらせるアームストロング。だがそれだと1、2発当たれば良い方だった。マシンガンは連続で当てないと、効果がない。
『やっぱり腕が落ちたな。マシンガンごとき、まともに当てられないなどあの頃では考えられない』
ヴィッカースが一気に加速して、距離を詰める。反射的にマシンガンを構えるものの、距離が近すぎて発射できない。
両手に構えた短刀が煌めいた。アームストロングに衝撃。ギリギリの所でかわしてダメージを逃がす。
『ほう』
「まだまだッ!」
可変翼スラスターで姿勢制御。アームストロングのその細身の体躯が宇宙に舞った。
「どうする……? どうすれば………?」
「どうするんですかッ!?」
ヒューズの悲痛な叫びがブリッジに響き渡る。その直後、大きな揺れによって体勢が崩された。もはやシールドが破られるのは時間の問題だった。
「ギリギリ持ちこたえてる状態ね……」
頬に汗を流しながら、アリオスは必死でコンソールをいじっている。破られないための最後の抵抗だった。
「見えたぞ! あれがドッキングベイへのドアだ!!!」
息を荒げてカーヴァイン。やっとの事でドッキングベイへと辿り着いた。急いでブリューナクへ向かう。
「ヒビキとシズクはそのまま格納庫に行ってくれ! ミタールは俺と一緒に……ミタール?」
ミタールがいない。背後を振り返ったカーヴァインは、今にも足が縺れそうなミタールを見た。
「ま、待ってください〜」
「ちっ、ヒビキ、シズク、先に行け!」
ミタールを引っ張っていくつもりだろう。ヒビキとシズクに指示を出すと、自分は振り返ってミタールに肩を貸した。
「了解ッ! ヒビキ君、急ごう!」
「おう!」
ヒビキとシズクはそのままドッキングベイを走り抜け、ブリューナクの内部に入った。だが速度を落とすことはせず、エレベーターへ向かう。格納庫は下層にあるのだ。
「蛮型の準備、出来てる? それから外に出た連中、みんな帰ってきてる?」
ようやっと格納庫へとついたシズクとヒビキ。シズクは走ってきたそぶりすら見せずに、整備員に尋ねた。
「はいッ! 出来ています! それとみんな、帰ってきてます」
「分かったわ」
「よし、じゃあ行ってくるぜ!」
ヒビキは勢いよく昇降機に飛び乗ると、スイッチを押した。昇降機が浮上を始める。
「あ、待って!」
コクピットに入ろうとするヒビキをシズクが呼び止めた。振り返るヒビキ。
「頑張って!」
歯を見せて笑うシズクに、ヒビキは親指を立てて返した。
「ブリッジ。ハッチ開けて」
ヒビキがコクピットに入ってる間に、シズクがブリッジにハッチを開けるよう申請する。
『シズク? 艦長は?』
「もう少ししたら帰ってくる。蛮型を出すからハッチ開けて頂戴」
『了解。ハッチ、開きます』
蛮型が格納庫からカタパルトへ輸送されていくのをシズクは輝く瞳で見つめていた。何を考えているのか、その表情からは読みとりきることが出来ない。
「よし! 行くぜ!」
蛮型が緑色……ペークシスの粒子を曳いて、ブリューナクから出撃する。
「オラオラオラオラオラ! お前ぇたちの相手はこのヒビキ・トカイがしてやるぜ!」
ヒビキが猛る。昨日、出撃できなかった鬱憤を晴らそうというのか。ブレードを構えると、突進。三機は様子を見るように蛮型の周りを回転している。
「どうする?」
「決まっている。相手は一機だ。すぐに片を付けるぞ」
リーダー格の男が指示。他の二人は首肯すると、それぞれ散開して蛮型に向かう。だが。
「へっ。刈り取りの奴らに比べたら、数も速さも違うぜ!」
いきがるヒビキ。だがそれを証明するように、三方向から撃たれるライフルの弾を華麗に避けてみせる。パイロットの1人が目を剥く。
「馬鹿な! 絶妙なタイミングで撃ったはずなのに!」
「落ち着け! 俺が奴に白兵戦を仕掛ける! お前等はその隙を狙え!」
「了解!」
そしてリーダー格の男がブレードを引き抜いて、突貫した。他の二機は蛮型の裏に回り込むように進む。
「……あいつらが居なくたってなぁ! てめえら如きにゃ負けてらんねえんだよ!」
そう。今はディータもメイアもジュラもいない。ヴァンドレッドに合体する事が出来ないのだ。だがヒビキは負ける気がしなかった。シズクが整備してくれたこの蛮型と自分がぴったりと重なる感覚。まるで自分の体のように、蛮型を操れる感覚。
「来いよ、おらぁッ!!」
2つの刃が斬り結ばれる。蛮型のブレードは敵のブレードを全て受け止めていた。
「くぅぅぅぅ」
パイロットが渋そうに顔をしかめた。幼少から剣道、空手を習っていたこのパイロットは白兵戦には並々ならぬ自信を持っていた。だがその自信は脆くも崩れ去った。目の前のパイロットは自分を確実に圧倒していた。
「おりゃあッ!」
「なっ!?」
一瞬、蛮型が目の前から消えた。その次の瞬間、蛮型は自分の背後にいた。……自分の両腕を切り捨てて。
「隊長!?」
「後ろッ!」
隊長がやられたことに動揺したパイロットの1人の動きが止まる。丁度、蛮型の背後に回った時に。今のヒビキはそれを見逃さない。反転してブレードを振りかざす。速い。
「うわぁぁああぁぁああぁ!」
このパイロットはまだ実戦慣れしていないようだ。向かってくる蛮型に恐怖し、完全に体が萎縮している。一閃。振り下ろされたブレードによって、武器を持つ右腕が切断された。
「次ッ!」
「うわぁぁ! 来るなぁ!」
恐怖にかられた残りのパイロットは、蛮型に向かってめちゃくちゃにライフルを放つ。ヒビキは一つ一つを丁寧に避けると、横薙にブレードを払った。ライフルの銃口が2つに割れた。
「なあッ!?」
「遅いぜッ!」
返す刀で両腕を切り落とす。これで敵の戦闘能力はほとんど無くなったことになる。
「くそ……。撤退だ!」
リーダー格は唇を噛み締めた。まさかここまで虚仮にされるとは。
こっちは殺しに行った。対して、向こうは腕を切り落としただけ。……力量の差は明白だった。
「おい! 残りの一機は!?」
戦闘を終えた疲れも見せず、ヒビキはブリッジに尋ねる。報告では4機だった。そして残り一機を撃退したという報告は受けていない。
「……ミッションの裏側よ。……ツェブ!」
ヴィッカースは白兵戦に特化された機体だ。武装は二振りの短刀のみ。だがそれで充分だった。ヴィッカースの最大の特徴は、その踏み込みの速さにある。一瞬で、相手の懐に飛び込むことが出来る。それを支えているのはカインの圧倒的な反応速度であった。例えどんな攻撃だろうとかいくぐり、懐に潜り、そして二振りの短刀で相手を行動不能に陥らせることが出来るのだ。
対して、アームストロングはミドルレンジでの戦闘を得意とする。当然、間合いを一定に保たなければその戦闘能力は発揮されない。今までなら、ツェブの腕とアームストロングの機動力で間合いを保つことが出来た。しかし、ヴィッカースが相手では、間合いは一瞬で0にされてしまう。アームストロングにとって、ヴィッカースは最悪の相手なのだ。
『なるほどな。防御に関しては幾分か腕を上げたようだ』
アームストロングは幾度となくヴィッカースの突進を防御していた。普段なら一撃で仕留めるカインだったが、ツェブはギリギリで致命傷を避けていた。だがそれもそろそろ限界のようだ。
「……このままでは、どうせ行動不能か。ならば…………!」
何を思ったか、ツェブは一切の抵抗を止めた。無防備なアームストロングがカインの前に差し出される。
『……何を考えているか、知らんが。これで終わらせて貰う!』
カインは考えた。敢えて無防備になることにより、攻撃を真正面からに限定する。おそらくカウンターか、或いは避けてからの攻撃を狙っている。「攻撃のタイミング」と「方向」さえ分かれば、ツェブの腕ならカウンターも、避けることも可能だろう。
普通ならそれには乗らない。だがカインは違った。
『うおぉぉぉぉ!』
エンジンフルスロットルで突っ込む。コンマ2秒で既にヴィッカースはアームストロングの懐に入っていた。そして、短刀がアームストロングの脇腹に突き刺さった。ツェブが血を吐き出す。
『馬鹿な! 何故避けん!?』
「………もうあの時のように………逃げるわけにはいかん」
ままならない口調のツェブ。ダメージが大きすぎる。だが。
「……そして………捕まえた」
ほんの一瞬、ヴィッカースの動きが止まった。それで充分だ。アームストロングの左腕が、ヴィッカースの右腕を掴む。直後、銃口をヴィッカースの腹部に押しつけたマシンガンが悲鳴を上げる。零距離で弾丸がヴィッカースに叩き付けられた。衝撃が機体を揺らし、カインの口元から、血が流れ出る。
『く………ツェブゥ………!』
「…………俺の勝ちだ」
意識が朦朧とする中、絞り出した声は確信に満ちていた。今の攻撃でヴィッカースは確実に戦闘不能になったはずだ。ツェブにとっては、ブリューナクを守る事が、勝利なのだ。
『ツェブ………どうせまた会うことになるだろう。……アリサノスが焦臭い。留意しておけ』
「何………だと………?」
懸命に意識をつなぎ止めるツェブ。カインの告げた言葉は彼にとって、重い意味を持った。
『もしかすると三年前のあの事件と関わっているかもしれん』
「カイン…………。どうして………」
『ふん。旧友のよしみだ』
最後に言い捨てると、ヴィッカースは重い足取りで母艦へと、帰還していった。
「……こちらツェブ。敵機………の…撃退…………に成功…………。負傷した………すまんが………救………」
『ツェブ? ツェブ! しっかり――――――――』
通信機の奥からのアリオスの声を聞きながら、ツェブは意識を失った。
「おい! どうなんだよ! ツェブの容態は!?」
ブリューナク医務室前。ヒビキは白衣を着た長身の男にくってかかった。白衣が乱れる。
「手術は一応成功した。しかし思ったよりも傷が深い。戦艦に乗せておくのは危険だ」
そう言うのはブリューナクのチーフドクター、クレイプ。ツェブは機体と呼応するように、左脇腹に深い刺し傷があった。急所こそ外れていたものの、傷そのものが深い。
手術は成功したが、一刻の予断を許さない状況だった。
「どうするんだよ!?」
「どこか安全な病院で入院させるしかないな。……キャプテン」
クレイプがブリッジに呼びかける。元々手術が終わったら連絡する約束だった。
『ドクターか。どうだ?』
「手術は成功したが、予断を許さない。どこかで入院させるしかない」
『ふむ………そうだな。補給も兼ねてコスモスに行くか』
「そうしてもらえると助かる」
「おい、何だよ、そのコスモスって?」
通信を切ったクレイプにヒビキが尋ねる。
「ん、ああ……星の名だよ。凄く栄えてるな」
「へぇ……コスモス……か」
呆けるヒビキとは対照的に、窓の外の景色を虚ろな瞳で見つめるクレイプ。彼の心の想いは果たして……。
つづく
シズク(以下水色)「どーん」
ミタール(以下赤色)「なになに?」
「座談会の始まりでーす」
アリオス(以下青色)「リョウさんに誉められて調子に乗ってるわね。というより、今回私たちだけ?」
「そうです。ツェブは本編で死んじゃったし。親分はあんなんだし」
「うわぁ。こわーい」
「やったのあんたでしょ」
ツェブ(以下緑色)「………誰も俺が死んだってことにはツッコまないのか……?」
「あ。生きてたの」
「死ぬか。あんな状況で。色々伏線張って死んでしまったら馬鹿じゃないか」
「ロボットアニメ初! 医療ミスでメインキャラ死亡! これで行こう」
「行くな」
「ていうかアニメじゃないし」
「むう。ではではキャラ紹介〜」
シズク・カスイ
19歳 O型 152p 45s
出身 ライクレイル
本作のヒロイン。ブリューナク設立時からのメンバーの1人で、整備チーフを担っている。当初は先輩であり整備チーフであった、コズエ・エスカの助手として働いていたが、海賊間での抗争時にコズエが死亡してしまい、その後釜でチーフに抜擢された。チーフに選ばれるだけあって、整備の腕は抜群で、それは彼女の生まれ持ったセンスと、先輩であり師匠であるコズエの教えが良かったからに他ならない。
天真爛漫という言葉がよく似合うように、人見知りをしない優しい性格をしており、ブリューナクに来たばかりのヒビキの事が気になるようである(ただしそれが恋心かどうかは今のところ不明)。そんな彼女にヒビキはセラン(1st #11参照)に似た雰囲気を感じた。
だがそんな彼女の心身の奥底には…………?
「またこんな曖昧な」
「ネタバレだからね」
「だからあたし知ってますって。五年前の事件は………」
「黙らっしゃい!」
「うーわー。バットが飛んできたよ」
「しかし本当に作者ってセラン好きだな」
「うん。ヴァンドレッドでキュンメル大将の次に好きって言ってたよ」
「マイナー嗜好もここまでくると立派ね」
「ガンパレード○ーチでも森さんだって言ってたし。まぁ好きなアーティストがブ○フマンとアシッ○マンだからねえ。ラ○クは有名だけど」
「ていうか、只でさえ知名度低いのに、伏せ字したら余計わかんないんじゃ」
「気のせいよ。あ、今度デビューするモル○ットが良いかもって言ってた」
「うーん。そこら辺はほっとこう。下手するとわたしたち、『遠く届く衝動〜♪』とか歌いさせられそうよ」
「『飛光』? あたし、『赤橙』の方がいいんだけど。『左利きの犬がまさに〜♪』」
「JAS○ACが五月蠅いわよ」
「む。じゃあ『造花が笑う』で」
「いや、そう言う問題じゃないし」
「其処に立つ〜」
「寂れた声をかき消す〜」
「HEAD WAY!」
「五月蠅い! そこ! ○ラフマンばっかり歌うな!」
「真っ白い地平の向こうから〜」
「キ〜○グゲイナ〜」
「キング○イナー!? いくら作者が最終話で燃え尽きたからって唐突な!」
「……話を元に戻しましょう。シズクがヒロインってことは、ディータはもう出ないの?」
「んにゃ、出るよ。じゃなきゃヴァンドレッド・ド」
「ネ・タ・バ・レ・反対!」
グワァラキーン
「グワァが足りないづら」
「あ、ホントだ。フェンス手前に落ちた」
「……………………………」
「で、ならどうしてシズクがヒロインなんだ?」
「みんな勘違いしてるけど、主人公とヒロインが絶対にくっつくってことは無いんだから。あくまでこの話はわたしとヒビキがメインになってるってだけ」
「ふむ。なるほどな。じゃあお前の方に気はないんだな?」
「さあね。ではではまた次回で。おそらく作者が第2次スパ○ボαをやりまくるので、結構空くと思われますが。では次回に!」
「オーバーヒート!」
「いや、第二次αに出てないし」
(どうして座談会で怪我人ばかりでるんだろう……?)
(言うな………………)
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