魔法少女リリカルなのはStrikerS 第23話「Stars Strike」(1)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







〜なのはVSディエチ〜



ディエチ『……あの小さな子の、お母さん――なんだっけ。あんたに恨みはないけど』

なのは『ブラスターシステム、リミット1――リリース!』

レイジングハート『ブラスター、セット』

なのは『ブラスター、シューーーート!』


ディエチ『うわっ!?

……あ、ぐっ……抜き打ちで、この威力――こいつ、本当に人間か!?』


なのは『……じっとしてなさい。
突入隊があなたを確保して、安全な場所まで護送してくれる。

この船は、私たちが停止させる!』















ドゥーエ「参りました

良介「もう降伏した!? まずはこちらの一勝ですな」

ドゥーエ「何なのですか、あの人間は。実は聖王だと言われても納得出来ますわよ」

オーリス「案外事件は簡単に解決するかもしれませんね」

良介「現実思考なアンタまで楽観的空気が漂っているぞ!? まあ、瞬殺だったけど

ドゥーエ「何とも、白けてしまいますわね……ドラマ性がないというか。
仮にも主人公ならば、もう少し物語を盛り上げていただきたいものですわ」

良介「一撃必殺、余裕だったからな。こうされると、感想もしづらいというか」

オーリス「せめて、彼女の罪は軽くするように手続きします。ヘリを撃ち落そうとした事も不問で

良介「むしろあいつを撃ち落せばよかったのにな、後世のために


ドゥーエ「貴方達、本当に彼女の味方ですか!?」















レイジングハート『master!』

なのは『――えっ!?』


『I.S発動、ヘヴィバレル――バレットイメージ"エアゾルシェル"!!』















良介「何っ! バインドをかけられた状態から発射した!?」

オーリス「大気と反応して、ガスが急激に拡散しています!
弾そのものは防御したしたようですが――その反射的な判断が裏目に出ています。

ガスをまともに吸ってしまい、行動不能に!?」

ドゥーエ「さあ、ルーレットを回しましょうか!」

良介「待った、待った!? 棚からぼた餅で切り刻まれたらたまらん!」

ドゥーエ「見苦しいですわよ、ゼロ。勝負はついたと油断した、彼女の敗北です。

ディエチの持つ先天固有技能は、自身のエネルギーを射出エネルギーに変換する技能全般。

撃ち出されるエネルギー弾の性質はディエチの意思で決定されるのです。
バインドにかかっていようと、彼女の意思があれば撃ち出せる」


良介「それ、明らかに今思い出したよね?」

ドゥーエ「な、何のことだかわかりませんわ!」


オーリス「それより……空のエースの必殺を受けて、どうして彼女に意識があるんですか!」

ドゥーエ「……たしかに、これはわたくしも予想外。
あの子の意思がこれほど強いとは思いませんでしたわ」

良介「……あいつ」















ディエチ『……あんたがあの子を大切に思うように、私にだって譲れないものがある。
絶対に、此処から先には行かせない!』

なのは『くっ、動けないのに無理して……そうまでして、何をしたいの!』

ディエチ『あいつはきっと、此処に帰ってくる』

なのは『あいつ……? 誰の事を言ってるの』

ディエチ『……誰の、事だろう……わたし、あいつの事何も知らない……

変だね、名前しか知らない人の帰る場所を守るなんて――でも、それが私の役目』

レイジングハート『master!』

なのは『もう平気、この子の思いも私が全て受け止める。


私は、高町なのは――貴女の名前を、教えてくれる?』

ディエチ『ディエチ』


なのは『ディエチ、貴方の気持ちはよく分かった。
話せるのならもっと話したいけど……それでは駄目なんだよね』

ディエチ『……私は、撃つしか出来ない。ぶつけることでしか、分かり合えない』

なのは『私も同じ。自分の気持ちを、想いをこめて全力で撃つ』

ディエチ『……もっと怖い人だと思ってた……でも、やっぱり怖い』

なのは『ふふふ、けなされてるのか、褒められてるのか、分からないよ』

ディエチ『――行くよ、なのは』

なのは『……うん、ディエチ』



『ヘヴィバレル――バレットイメージ・フルショット!!』

『ブラスター、リミット2! ブレイク、シュート!!』



































<魔法少女リリカルなのはStrikerS第23話『Stars Strike』、開幕>







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