魔法少女リリカルなのはStrikerS 第22話「Pain to Pain」(2)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







〜フェイトVSトーレ〜



トーレ『フェイトお嬢様』

フェイト「――」

トーレ『こちらにいらしたのは帰還ですか? それとも、反逆ですか?』


フェイト『どっちも違う。犯罪者の逮捕――それだけだ』















ドゥーエ(……? ドクターより内々に伝えられていた当初の予定と異なる。
ドクターの護衛としてトーレの他に、新しく姉妹となったセッテも加わっているはず。

戦場である以上、予定の変更は致し方ないけれど――)

良介「ふふ、何か疑問でも?」

ドゥーエ「!……何でもありませんわ……

(彼の介入がこの変化を生み出しているのならば、事態は予想外の方向へ進んでいく――
――ああ、ゾクゾクしますわ……それでこそ、勝負というもの。

申し訳ありません、ドクター。ローゼンは、私が美味しくいただきますわ)」















〜なのはとヴィータ〜



管理局員『駆動炉と玉座の間、詳細ルートが判明しました』

なのは『真逆方向?』

ヴィータ『仕方ねえ……スターズ01とスターズ02、別行動で行く』

なのは『ヴィータちゃん!?』

ヴィータ『駆動炉と玉座のヴィヴィオ。かたっぽとめただけで止まるかもしれねぇし、
かたっぽとめただけじゃ止まらねぇかもしれねぇんだ。

こうしてる間にも、外は危なくなってる』

なのは『でもヴィータちゃん、ここまでの消耗が――!』

ヴィータ『だからあたしが駆動炉に回る。おまえはさっさとヴィヴィオを助けて来い』

なのは『でも!?』

ヴィータ『あたしとアイゼンの一番の得意分野、知ってんだろ?

破壊と粉砕――鉄槌の騎士ヴィータと、鉄の伯爵グラーフアイゼン。

砕けねぇものなぞ、この世にねえ。一瞬でぶっ壊しておまえの援護に行ってやる。
さっさと上昇を止めて、表のはやてに合流だ』















レジアス「……おい、ここへきて主戦力の分断は――」

良介「マズイ結果となりかねないな。下手すると、両方共に撃墜される」

オーリス「ど、どういう事ですか!?
御二人の戦力と人質を取られている状況を考慮すれば、この判断はむしろ賢明だと思われるのですが」

良介「駆動炉と玉座のヴィヴィオは、ゆりかごの要――それはジェイルが一番よく知っているだろ?」

レジアス「戦闘機人だけではない。奴らはガジェットシリーズを保有している。
この二つの戦力を防衛に回されれば、苦戦は免れない」

ドゥーエ「そういう事ですわ、お嬢さん」

オーリス「……考えてみれば玉座のあの娘はゆりかごの鍵であると同時に、救出対象でもあります。
ギンガ捜査官のように洗脳を受けていると、空尉も攻撃出来ない」

レジアス「くっ、どこまでも卑劣な手を……!」


良介「あー、その心配はないと思うよ」

ドゥーエ「――聖王だから手出しはしないとでも? 甘いですわね、ローゼン。
ゆりかごの機動は、ドクターの夢。夢を実現するためならば、どのような事でもいたしますわ」


良介「なのはという人間を、あんた達は何も分かっていない。
あいつはな、たとえ実の娘でも余裕で砲撃をかますぞ全力全開で


ドゥーエ「そ、それでも管理局員ですか!?」

良介「文句は管理局の幹部であるその男に言え!」

レジアス「わ、儂が言って聞くような女か! 三提督でもひれ伏すわ!!」


オーリス「……どういう存在なのでしょう、彼女は……」














〜続く〜



































<続く>







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