その日、機動六課―後編―(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。









〜ミッドチルダ上空〜



ヴィータ『ゼストっつったか。何企んでるのか目的を言えよ! 納得できる内容なら管理局はちゃんと話を聞く!』

ゼスト『若いな……だが、いい騎士だ!』

アギト『旦那! 褒めてる場合かよ!?』


ヴィータ(……ミヤ、気付いたか?)

ミヤ(はい! 向こうのユニゾンアタック、微妙にですがタイミングがずれてます。
融合の相性が、あまり良くないと思います!

リョウスケとのユニゾンなんて、100年早いです!)

ヴィータ(思いっきり私怨を混ぜてるだろ、お前!?)


アギト(くっそー、あいつら……融合相性も良いんだろうが、練度も高ぇ!
しっかり合わせてくる……!

ローゼンを……あいつを、長年支え続けただけの事はあるってのかよ!)

ゼスト(アギト。融合を解除しろ。俺がフルドライブで、一撃で落とす!)

アギト(冗談ッ!? フルドライブなんか使ったら、旦那の身体が……!)

ゼスト(奴も己の危機を省みず、お前を俺に託してくれた)

アギト(――ローゼン……でも、あいつ……あの高さから堕ちたら――)

ゼスト(終わらんさ……成すべきことを、終えるまではな!
俺も――そして、奴も!)

アギト(……うん! ローゼンに託された以上、誇りに誓って旦那のことは、あたしが守る!
  命だって削らせねえ!あたしが必ず、旦那の敵を倒してやる!!

――炎熱ッ! 烈火刃!!)

ミヤ「ほ、炎の刃!? むぅぅ……リョウスケが剣士だからって、意識してますね!」

アギト「えっ!? あ、あいつ――剣士、なのか……?」

ミヤ「うっ――余計な事を言った気がするです」

アギト「……へっ。へへ、ふふ……あはははは!!
そぉか! アイツ、剣士だったんだ!!

何だよ、最初から教えてくれれば……ははは、やっぱりアイツが運命の――

絶対に、お前にはアイツは渡さねえ!」

ミヤ「ミヤも、絶対貴方には渡さないです!」














〜機動六課〜



オットー「……驚いた。たった二人で――よく守った」

シャマル「はぁっ……はぁっ……話しなさい! リョウスケさんと貴方達の関係を!」

ディード「そんな人間は知らない」

ザフィーラ「ぐっ……悪い事は言わん、あの男から手を引け。
お前達の為に言っている!」

オットー(……男? まさか……ディード)

ディード(彼の事を言っている可能性は高い。私達との接触も彼らは気付いている。
つまり、彼がこの部隊に私達の情報を漏らしている――)


オットー(――可能性は、ないね

ディード(彼は、私達を裏切らない。安心していい)


オットー(あのケモノは、彼を余程憎んでいるようだ)

ディード(彼女の、彼に対する執着は異常。結論は一つ――)


二人(彼は――機動六課の敵)


オットー「これでもう終わり。
僕のIS――レイストームの前では、抵抗は無意味だ」

シャマル「それはどうかしら……? 
良介さんの愛がある限り、私は無敵なのよ!

クラールヴィント!!」

オットー「なっ――僕の腕を!? ぐあああああああああああああ!!」

シャマル「良介さんの愛の直伝、雑巾絞り

――旅の鏡は時空を越えて、貴方を愛で締め上げる――」


ザフィーラ「見ろ! 貴様の相棒が危機に陥っているぞ!」

ディード「オットー!?」

ザフィーラ「隙あり! テオオオオオオオオオオオオーーーッ!!!」

ディード「うっ――あああ!? (鋼の軛で縛られる)」

ザフィーラ「愛しき者を囮に、相手の油断を誘う――伝統技
我が生涯で初の敗北を刻んだこの技に、隙などない」


シャマル「大規模騒乱罪及び機動六課襲撃、何より良介さんを誑かした罪で――貴方達を処刑します」

ザフィーラ「……逮捕だ」



オットー(このままじゃ――まずい!)

ディード(……御姉様……ドクター……ローゼン!)















〜地上本部へ向かう道〜



主人公「……揉め事に関わるのは御免蒙るけど、トランスポートがないと海鳴に帰れん。
ヴィータやミヤが絡んで来たとなると、六課に避難するのは危険だからな……
火事場泥棒のようで気は引けるけど、こっそり使わせてもらおう。

なーに、地上本部転覆の大騒ぎだ。

俺を知っている連中で、こんな時俺の相手出来る暇な奴なんて居な――い!?」


シグナム(上空)「ん……あれは!? 宮本!」


主人公「(慌てて上を見上げる)げげっ、シグナム!? 
何でライトニング副隊長のあいつが、今頃になってボンヤリ空を飛んでるんだよ!
ばれたらまずい、ダッシュ!」

シグナム「!? 何故、逃げる! 待て!!」





〜続く〜
































<続く>







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