フェイトと宮本良介(StrikerS対談)
※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。
※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。
主人公「今回はお前が来たのか、フェイト」
フェイト「ごめんね、リョウスケ。仕事が忙しくて、なかなか会えなくて……」
主人公「いや、別に仕事優先でいいぞ。俺は俺で気軽にやってるから」
フェイト「いいの。なのはやはやてと同じで、私も会いたくて来てるから」
主人公「ちょ、直球で言うなよ……照れるだろ。まあ、ゆっくりしていけよ。久しぶりに思い出話でも――」
フェイト「え……? 私の近況に関して、何も聞いてくれないの?」
主人公「き、近況って別に――」
フェイト「なのはやはやてが言ってたよ。訓練の事や、初任務の事で色々指摘されたって。
私にも言って、リョウスケ」
主人公「うぐ……で、でも、あれは結構俺個人の主観で――」
フェイト「……なのはやはやてには言えても……私には言えないんだ……」
主人公「わ、分かった! ちゃんと言うなら、その落ち込んだ顔はやめろ!
――今回はお前も訓練に参加したんだな」
フェイト「キャロやエリオは私のチームだから、少しでも時間があれば見てあげたいの」
主人公「最後の回避の時、足でも引き摺ったのかアレ?
基礎動作の高速ステップでも、あれほど地面に豪快な跡はつかないと思うんだが」
フェイト「エ、エリオとキャロに私がどう動いたのか見せたかったから……」
主人公「コンマ送りの映像見せれば済む話だと思うぞ。実像見えてなかっただろ、あいつら」
フェイト「そ、それは駄目。訓練なんだから、自分の目で確認して身に付けないと!」
主人公「ふーん……魔法使いも身体を動かす時代なんだな。
ファンタジックな物語だと、剣士は前衛で戦って、魔法使いは後衛で呪文唱える役割なんだけど」
フェイト「ふふ、昔からリョウスケは文句を言ってたよね。
アースラに乗船した時も、魔法使いが宇宙船造るなって怒ってた」
主人公「世界観を統一しろと言いたいの!
個人的にお前の乗っている車にも文句を言いたい!!」
フェイト「ま、まさか魔導師なら空を飛べって言いたいの……?
駄目だよ、法律違反なんだから!」
主人公「その意味不明な法律にも文句を言いたいが、前回はやてに責任押し付けたのでそれはいいんだ!」
フェイト「はやて、困り果ててたよ……」
主人公「問題は――十九歳で高級車を買っているお前だ!
畜生、俺も乗りたい!」
フェイト「リョウスケが乗りたいなら……いつでも、助手席は空いてるよ……」
主人公「いや、運転席。最高速度で」
フェイト「お願い、やめて。高かったの、あの車」
主人公「泣きながら縋るな!?」
<END>
|
小説を読んでいただいてありがとうございました。
感想やご意見などを頂けるととても嬉しいです。
メールアドレスをお書き下されば、必ずお返事したいと思います。
|