魔法少女リリカルなのはStrikerS第24話「雷光」(7)(StrikerS対談)
※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。
※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。
〜ルーテシア・ガリューVSキャロ・エリオ〜
ルーテシア『ガリュー、白天王――わたしのジャマをする奴、殺して……全員殺して!:
キャロ『……召喚士の我儘で、大事な召喚獣を悲しませてはだめだよ‥…』
ルーテシア『……っ』
キャロ『ガリューも、白天王も……泣いてるよ……』
ルーテシア『うっ……うああああぁぁぁぁぁ!』
キャロ『エリオ君』
エリオ『うん!』
ドゥーエ「ゼロ。貴方はこの勝負、術者の器が試されると仰いましたわね?」
良介「それが何か……?」
ドゥーエ「やはり、クアットロの介入は勝負に水を差しただけですわね」
オーリス「綺麗事を並べても、力で押し潰されれば同じだと言ったのは貴女ですよ。
どういう心境の変化なのですか?」
ドゥーエ「ドクターの計画が遂行されるのであれば、どんな手段であれ用いるべき。
ただ、これは私個人の真剣勝負。満足のいく結果を望んでいるだけですわ」
良介「言葉が通じないのであれば、力を持って示すのみ。見届けるしかないでしょう」
オーリス「……戦うのなら、本人同士でやっていただきたいのですが」
良介「あの召喚獣が揃って大暴れしたら、クラナガンが壊滅するな」
ドゥーエ「……この本部も、危ないのでは?」
オーリス「――定時です。お先に失礼します」
良介「お疲れ様です。よーし、仕事も終わったし、帰りに一杯飲むか!」
ドゥーエ「逃がしませんよ、二人共。ウフフフフフフ」
良介「おウチに帰してくれー!」
〜ルーテシア・ガリューVSキャロ・エリオ2〜
ルーテシア『地雷王!!』
キャロ『フリード、ブラスト・レイ!!』
エリオ『紫電、一閃!!』
ガリュー『――!?』
キャロ『ハァ、ハァ……何とか、なっ――!?』
地雷王『ゴアアアアアアアアア!!』
キャロ『召喚獣が混乱している! ルーちゃんが、戦おうとしているから!?』
ルーテシア『一人は……一人は、嫌ぁぁぁぁぁ!!!』
『――もういい、ルーテシア』
ルーテシア『!? ゼ、ゼスト……?』
ゼスト『遅くなってすまない。自分の都合ばかりを優先し、お前を一人にしてしまった』
キャロ『貴方は……?』
ゼスト『若き召喚士、君にも礼を言う。此処は私に任せて、君は自分の成すべき事を成せ』
キャロ『――分かりました。お願いします!』
ルーテシア『……ゼスト、どうして……?』
ゼスト『もういいんだ、ルーテシア。私が、お前の側にいる。共に、やり直そう』
ルーテシア『ぅ……うう、うああぁぁぁぁぁーーーー!!』
ドゥーエ「……何ですか、その顔は。何か仰りたい事でも?」
良介「いいえ、文句の一つでも言うのかと思っていました」
ドゥーエ「私が任務を果たさなかった以上、彼が助けに向かう事は分かりきっていました。
勝負の行方も見えていた事、コメントなど不要ですわ。馬鹿馬鹿しい」
オーリス「ゼストさんがいれば、召喚獣も沈められるでしょう。ホッとしました」
良介「救援のタイミングが的確だったのは貴方の采配ですか、中将殿」
レジアス「ふん、貴様の指示待ちなど御免だ。儂は儂で勝手に動くまでだ、奴と共にな」
オーリス「父さん! よかった、本当に……」
ドゥーエ「逃げればよろしいものを、何故わざわざ此処に?」
レジアス「儂を見くびるでないわ、小娘!
その男がでしゃばっている以上、儂も逃げるつもりはない。
オーリス、現場へ向かえ。地上への指示は適時出す」
オーリス「了解です!」
良介「さて、残るは隊長・副隊長陣と戦闘機人の主力メンバー、そしてジェイル・スカリエッティ」
ドゥーエ「私もいますわよ、ゼロ。貴方の臓器を刈り取るために」
レジアス「地上もまだ荒れておる。お前たちの好き勝手にはさせんぞ!」
良介「では、勝負の再開といきましょう」
<続く>
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