なのはStrikerS THE COMICS After Days:「戦技披露会」 A-3
※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。
〜この対談はメガミマガジン9月号のネタバレを含んでいます〜
セレナ「さあCM30分間を終えて、戦いは第2幕へ!」
はやて「長いから! CM、長すぎるから!?」
セレナ「スポンサーあっての我々です。お分かりでしょう?」
はやて「公で言うてええ事とちゃうやんか!?」
セレナ「さて第二幕、飛行技術の粋を尽くした追跡戦が繰り広げられています!」
はやて「この手の空戦では管制能力も問われますよ」
セレナ「なるほど、素晴らしい見解ですね。皆さん、八神司令に盛大な拍手を!」
『パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!』
はやて「何でやねん!?」
シャーリー『好調ですよ、なのはさん。そのまま間合いに入れず回していっちゃいましょう』
なのは『オーライ! 兄さんは何かありますか!?』
良介「zzzz……」
なのは『ちゃんと観ていて下さいよー!?』
ミヤ「どっこいこっちは真正ベルカ!」
アギト「ガチンコ騎士の突破力。いくらなのはさんだってさばき切れるもんか!」
シグナム『そうとも』
ミヤ「リョウスケが味方でも、絶対に負けませんよー!」
アギト「今のところあいつ、何もしていないけどな」
ミヤ「リョウスケはやれば出来る子なんですぅ! 馬鹿にしないで下さい!」
アギト「お前はどっちの味方だよ!?」
セレナ『激戦! まさに激戦です!』
スバル「なのはさんもシグナム副隊長も改めてすごいねぇ」
ティアナ「……ほんと……これで先輩が妙な口出しさえしなければいいんだけど」
スバル「あれれ?」
ティアナ「何よ、私の顔をジッと見て?」
スバル「止めに行かないのだな、と思って。六課にいた頃は追い掛け回していたのに」
ティアナ「まだ何もしていないでしょう、先輩は」
スバル「ふ〜ん、ちょっと期待してる?
良介さんが指示すれば、この戦いがどう変化するのか――」
ティアナ「べ、別に。余計な指示を出さない事を祈っているわ」
スバル「うふふー、ティア可愛い」
ティアナ「アンタね!?」
ノーヴェ「ディエチは・・・・・・あのモードのなのはさんと戦ったんだよな?」
ディエチ「まあ、10秒ともたなかったけど」
チンク「戦いはほぼ互角、残り時間も限られている。
この戦局をあの男がどう変えるのか、そこに注目だな」
ウェンディ「う〜、リョウスケに会いに行きたいっすけど・・・・・・
今行けば邪魔扱いされるし――乙女は辛いっす」
ノーヴェ「やべえ・・・・・・ウェンディが空気を読んでいるぞ」
ディエチ「この勝負――荒れるね」
チンク「我が妹ながら恥ずかしい・・・・・・帰ったら、鞭を打たねば」
ウェンディ「ええ、どうしてっすか!?」
セレナ「さあ、カウント20分を越えました! 残り時間わずかです!」
なのは『……ラスト4分……じゃあ、そろそろですかね』
シグナム『ああ、隠し球も遠慮もなしといこう』
セレナ「おおっと、2人とも何か会話を――八神司令、これは?」
はやて「えー、手元の資料によりますと――
2人の相談で20分は時間いっぱい基本に沿った戦技の披露を、
ラスト3分程度は双方の『全力戦闘』をお見せいしたいと」
セレナ「なるほど、我々を殺すつもりですね」
はやて「うわ、ツッコミたいのにつっこまれへん!?」
シャマル「今日のコレはちゃんと聞いてたんだ?」
フェイト「これを聞かされてなかったら、いくら私でも怒ります」
ユーノ「さて、そろそろ僕達の出番だね。
――彼の事、くれぐれもよろしく御願いします。この三分、必ず動きます」
アリサ「任せて。あいつの事は、あたしが一番よく分かっている。
――条件は全て、クリアされたわ。そうでしょう?」
???『はい。いつでも動けます』
<続く>
|
小説を読んでいただいてありがとうございました。
感想やご意見などを頂けるととても嬉しいです。
メールアドレスをお書き下されば、必ずお返事したいと思います。
戻る
Powered by FormMailer.
|