なのはStrikerS THE COMICS After Days:「戦技披露会」 A-2


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






〜この対談はメガミマガジン9月号のネタバレを含んでいます〜







セレナ「地形条件は『海上・浮遊岩礁』。開始位置は有視界範囲200m。この200mという距離は、八神司令?」

はやて「魔導師も騎士も一撃必勝がやりづらい距離ですねぇ。初手の攻防注目です」

セレナ「そしてカートリッジは『使用制限無し』となっております。派手な撃ち合いになりそうです。
さあ試合準備も完了しました! 制限時間は25分一本勝負!」















なのは"じゃあシグナムさん、よろしくお願いします"

シグナム"ああ、20分間は互いの戦技を披露するとしよう。
それよりなのは、お前のセコンド側についてなのだが――"

なのは"応援に来てくれたんです。わたしの勝利の為に!"

シグナム"あの男との付き合いは長いが、他人の為に貢献するような人間ではないぞ。
何か思惑があるに違いない。耳を貸さない方がいい"

なのは"ふっふっふ、シグナムさん。負け惜しみですか?"

シグナム"何を言っている! 経験から基づく事実だ"

なのは"駄目ですよ、そんな事を言っても。兄さんは私の勝利のヒーローなんですから"

シグナム"……仕方がない。まずはその逆上せた頭を叩きのめそう"

なのは"頭を冷やすのは貴方の方です、シグナムさん!"





セレナ「おおっと、両者。試合開始前から既に、激しく睨み合っております!」

はやて「念話聞かんでも、何を言い争っているのか手に取るように分かるわ」


セレナ「流石は八神司令、タヌキ耳です!」

はやて「聞いた事ないわ、そんな単語!?」


セレナ「それでは1ラウンドマッチ。時間いっぱい……! 試合開始ですっ!!」

はやて「……解説役やのに無視された、くぅぅ!」














レイジングハート『CrossFire!』

シグナム「紫電、一閃!」

なのは「アクセル……シュートッ!!」

レヴァンティン『Explosion』

シグナム「陣風――烈火!!」















セレナ「いッ……一瞬! 閃光! 今の攻防ご覧いただけたでしょうかッ!?

片や、先天資質に大きく依存するがゆえに時代の波に消えていった古代ベルカ式魔法。

片や、傷付けることなく制圧する力」の代名詞ともなったものの、
一対一の決戦能力においては同格の真正騎士に敵わぬとされてきたミッドチルダ式魔法。

このお2人の戦いは真正騎士と正統派魔導師、それぞれの威信を賭けた戦いともいえます!」














なのは「あ――も――大げさだなあセレナは」

シャーリー『ですねー』

良介『まったくだ、ただの乳臭い小娘なのに』

なのは「兄さん、なのははもう成人を迎えたんですよ!?」

良介『おー、ごめんごめん。子持ちでしたね、なのはさんは」

シグナム「まあ、間違ってはいないだろう。そういうものもあるといえばある」

なのは「兄さんのせいで、シグナムさんの言葉が別の意味に聞こえる!?」

アギト『おうよ!』

なのは「どうして、アギトはそこで頷くの!?」















セレナ「さあ、オープニングアタックを終え、戦いは第2幕へ! ここで――CM!!」

はやて「メディア、関係ないやん!? 管理局の戦技披露会にスポンサーとかおるん!?」





アリサ「……ウフフ」
















〜CM中〜



































<続く>







小説を読んでいただいてありがとうございました。
感想やご意見などを頂けるととても嬉しいです。
メールアドレスをお書き下されば、必ずお返事したいと思います。


<*のみ必須項目です>

名前(HN)

メールアドレス

HomePage

*読んで頂いた作品

*総合評価

A(とてもよかった)B(よかった) C(ふつう)D(あまりよくなかった) E(よくなかった)F(わからない)

よろしければ感想をお願いします













戻る



Powered by FormMailer.