『〜リセット&NEWスタート〜 プロローグ』
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あれから4年と言う長い年月がたった・・・
主人公ことヒビキ・トカイは16歳の少年から心も身体も20歳の大人へと姿をかえていた・・・・・
当時147cmしかなかった身長も今では、ドゥエロ(188cm)より少し低い183cmとなり、
身体も無駄な肉のない、ガッチリとした体格になっていた
今の所、メジェールとも国交を回復して、
地球の刈り取り部隊も全滅したがやはり長い間敵対関係にあった溝はとても深く
メジェール、タラ―クともに和平反対派がいる。
そして今ヒビキは、そういった反対派の起こす反乱を押さえ込む特別部隊に所属していた。
部隊は、第1部隊から第4部隊まであり、
第1部隊隊長ヒビキ・アキラ 少将
第2部隊隊長メイア・ギズボーン 大佐
第3部隊隊長ジュラ・ベーシル・エルデン 少佐
第4部隊隊長ディ―タ・リーベライ 少尉
と、なっていた。
これを見て気付いた方もいるとおもうが、ディ―タだけ少尉と階級が低い・・・
これは、ディ―タのドジと操縦技術の未熟なため一人だけこのような階級になってしまった。
(だって、もともと見習いパイロットだもんな・・・・・)
この特別部隊の大半は元ニル・ヴァーナクルーで構成されている
しかし、ヒビキ達の合体は禁止されてしまった・・・・・・
この力があれば全世界を手に入れられる・・・
しかし、ヒビキ達は自分達の言う事を聞かない。
だとすれば、この力は自分達の地位を脅かす物でしかない・・・・・
このような結論に達したメジェール、タラ―ク両方の上層部は、
蛮型(ヴァンガード)とドレッドを永久凍結した。
ヒビキは軍に入ってから、アタッカー(パイロット)だけでなく、
エンジニア、医療、白兵戦など様々な分野に手を伸ばしていた。
中でも、「俺の相棒を自分の力で造ってやるぜ!!」っと言い。
エンジニアにはかなり力を注いでいた。
(しかし、結局上層部から許可がおりなかった。)
ま、今はいたって平和だが、ある日突然事件が起こった。
雄大な宇宙をバックに1体の蛮型(ヴァンガード)と1隻の船がチェイスを繰り返していた・・・
「ったく、新型のテスト中にとんだものを見つけちまったぜ。」
そう言いながら周りを見渡すとメジェール、タラ―ク両軍とも全滅している。
「チイッ!まるで船の墓場だぜ・・・・・・」
そう呟くとヒビキは相手戦艦めがけて急加速した。
相手戦艦は必死に抵抗するが、ヒビキにとっては、
なんの脅威でもない・・・・
「クッ!・・・・・一体どうなっているんだ!」
ヒビキがそう呟くのも無理はない。
相手戦艦は、ニル・ヴァーナと瓜二つだった。
そう・・・・・まるで刈り取りの船のように・・・・・
ヒビキは軽い動揺を見せながらも相手の前方に
回り込み相手に渾身の1撃を加えた。
「これでトドメだァーーーーーッ!!」
拳の部分にエネルギーを集約され、ヒビキは相手戦艦へと突撃した。
しかしヒビキの拳は戦艦を突き破れなかった。
「チイッ!ミスったか!」
俺がそう言った途端、急に戦艦が光りだした。
「な!?、なんだ!ペイクシスが暴走している!」
だんだん光が増していく
その刹那、まばゆい光が生まれた。
これは?
空間転移した時の光?
俺は目を覚ました時、まさかこんなことが起きたとは
とても信じれなかった・・・・・・
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