「強装型の捕獲結界・・・ヴィータ達は閉じこめられたか」

 

  眼下には管理局の者達が張った結界がある。そしてその中から感じる守護騎士二人の気配―――

 

 『行動の選択を』

 

  語りかけてくるのは我が愛剣。

  決まっている。あそこに仲間がいるのであれば選択肢は一つ。

 

 「レヴァンティン。お前の主は、ここで退くような騎士だったか」

 『否』

 

  そう。私は守護騎士ヴォルケンリッターが将、シグナム。

  ここで退くなどという選択肢は、ありはしない!

 

 「そうだ、レヴァンティン。今までも、ずっとそうしてきた!」

 

  カートリッジがロードされ刀身に炎が宿る。

  レヴァンティンを構える。

  目標は眼下の結界。

 

  さあ、行こう。戦いの幕開けだ

 

 

  魔法少女リリカルなのはA’s 〜もう一つの魔導書〜

                        第六章「混迷の序章」

 

 

  星が煌めく夜。

  淀んだ空の下で、俺達は先日出会った奴らと対峙している。

 

 「私たちは、戦いに来た訳じゃない」

 「話を聞かせて! あなた達が、闇の書の完成を目指す理由を!」

 

  なのはとフェイトはまず戦おうとはしない。自分達から歩み寄って理解を得ようとしている。

  出来ることなら、戦いたくはないから。

 

  なのは達は、本当の意味での“痛さ”を知っているのだろう。

  必死に生を歩んで、その途中で味わった本当の痛さを知っている。

  少なくともどちらかは、その痛みを味わった昔の自分と重ねているように見える。

 

  だが、いくら歩み寄ろうとしても肝心の相手は気にした素振りもない。

 

 「・・・あのな、ベルカの諺にこんなのがあるんだよ」

 「・・・?」

 「“和平の使者なら槍は持たない”ってな」

 

  ・・・ああ、そういうことか。

  武器構えながら“戦う意志はありません”って言っても説得力皆無だもんな。

  語りかけた二人ははてな顔しているが・・・

 

 「話し合いすんのに武器持って来る奴が居るかって意味だよ! ばーか」

 「なっ! いきなり襲ってきた子がそれを言う!?」

 「それにヴィータ。それは諺ではなく小話のオチだ」

 

  ・・・そういえば、高町って襲われたんだよな。この場合警戒してむしろ当然じゃない?

  そしてそこの人、素晴らしいツッコミをありがとう。見事に話の腰が折れたね。

 

 「うっせーな! いいんだよ、細かいことは」

 

  いいのか、それで。

その理論をあまり乱用しすぎると後で酷い目に遭うぞ?

 

  まあ、悪ふざけも終わったらしく、緊迫した空気が張りつめる。

  その瞬間だった―――

 

 「!? 上からか!」

 

  遙か上空、結界の外から力業で侵入する人物がいた。

  それは炎を纏い、近くのビルに舞い降りる。

 

  その人物は、先日フェイトと戦り合っていた女性だった。

 

 「・・・シグナム」

 

  桃色の髪をポニーテールにしている、凜とした顔つきの女性。

  手に持つ剣は間違いなくベルカ式のアームドデバイス。

 

  間違いない。あれも――――の一人。

 

 「?」

 

  ちょっと待て、今何考えていた?

  くそ、こんな時に記憶が途切れるなんてごめんだぞ。

 

 「ユーノ君、クロノ君! 手を出さないでね! 私、あの子と一対一だから!!」

 《マジか・・・》

 《マジ、なんだろうね》

 

  前回コテンパンにされているからな、その懸念ももっともだ。

  だが、当の高町はやる気が満ちあふれている。

  止めても聞かないだろうな、これは。

 

 《アルフ、私も・・・ 彼女と》

 《ああ。アタシも野郎にちょいと話がある》

 

  そう念話で軽いやりとりをしてそれぞれの標的を定める。

  余った俺は先日の女性あたりを探すのが妥当かな。

 

 《クロノ》

 《ああ、僕たちは闇の書の主、ないし闇の書を探そう。ユーノは結界の中を》

 《分かった》

 《陣耶は・・・》

 《勘で探す。何故か最近直感が恐ろしいほど的中していてな》

 

  念話の向こうでため息が聞こえる。

  まあ、直感で捜そうなんて楽観的にも程があるしな。

  それにしても、あの一件以降勘が外れたことが無いのが恐ろしい。

 

 《まあいい。僕は結界の外を捜す。各自、何か見つけたら報告してくれ》

 《うん》

 《了解》

 

  申し合わせたように全員が飛び立つ。

  なのははヴィータと、フェイトはシグナムと、アルフはあの獣人と戦いに行った。

 

  さあ、俺もあいつらに負けないよう気合い入れて捜すとしますかね。

 

◇ ◇ ◇

 

 「なんだよ、結局戦るんじゃねえか」

 

  だって話を聞いてくれないのはそっちでしょ。

  本当は戦いたくなんて無いけど、話し合いをするためにも今は!

 

 「私が勝ったら、話を聞かせて貰うからね!」

 「へっ、やれるもんなら―――」

 

  ヴィータちゃんが急停止して鉄球を構える。

  あれは確か、デバイスで鉄球を飛ばす―――

 

 「やってみやがれ!」

 

  たくさんの鉄球が私目掛けて飛んでくる。

  けどそれは―――

 

 『Axel fin

 

  レイジングハートのお陰で無事にかわせた。

  けど、ヴィータちゃんはその間に次の行動に移っていた。

 

 「アイゼン!!」

 『Explosion

 

  カートリッジがロードされてデバイスが変形する。

  あれは――― レイジングハートをボロボロにしたあの形態!!

 

 「でやあああ!!」

 『Protection Powered

 

  ぶつかり合うハンマーと障壁。

  それは鈍い音を立てながら火花を散らしている。

 

  とっさに障壁で防御したけどいつまで・・・って、あれ?

 

 「くっ、堅え・・・」

 「あっ、ホントだ・・・」

 

  ビックリした。まさかここまで頑丈になるなんて。

  けど、これなら!

 

 『Barrier Beast

 「うわ!」

 「きゃあ!」

 

  と、突然障壁が爆発して吹き飛ばされた。

  ヴィータちゃんと距離がとれたのは良いけどもうちょっと改良した方がよさそう。

  自爆しちゃったら元も子も無いしね。

 

 『マスター。“アクセルシューター”を撃ってください』

 「う、うん。アクセルシューター!」

 『Accel Shooter

 

  足下に魔法陣が展開されてレイジングハートに光が灯る。

  そして、灯った光を一気に―――解き放つ!!

 

 「シュート!!」

 

  掛け声と共にレイジングハートからスフィアが射出される。

  されたのはいいんだけど―――

 

 「ええ!?」

 

  十を超える数のスフィアが射出されるなんて予想外だよ!?

  イヤイヤ、これはいくら何でも多すぎやしませんか!? ヴィータちゃんもビックリしてるよ!?

  ・・・はっ!? いけないいけない。あまりもの多さにちょっと混乱してしまった。

 

  うう、コントロールできるかな・・・

 

 『マスター。コントロールをお願いします』

 「う、うん」

 

  じ、自信ないけど・・・

  とにかく、成せば成る! 当たって砕けないとどうにもならない!!

  レイジングハートも信じてくれているんだから、その信頼に応えなきゃ!!

 

 「アホか! こんなたくさんの魔力弾、コントロールできる訳が―――!」

 

  うう、そんなこと言わないで・・・ どんどん不安になっていくから・・・

 

  さっきの鉄球がまた飛んでくる。とにかくこれを迎撃しないと。

  集中して――― 心を落ち着けて―――

 

 『出来ます。私のマスターなら』

 

  四方から飛んでくる鉄球を――― 狙い撃つ!!

 

 「んな!?」

 

  で、出来た―――! あれだけたくさんの弾をコントロールするのは初めてだけどなんとか出来た・・・

  よーし!

 

 「いくよ、ヴィータちゃん!」

 「ちい!!」

 

  ヴィータちゃんを魔力の壁―――おそらくベルカ式の障壁のような物で覆われる。

  こっちの攻撃を耐えきる気かな・・・

 

  手をかざす。

  それと同時に、弾が一斉に動を見せる。

 

 「アクセル―――」

 

  そっちがその気なら―――

 

 「シュート!!」

 

  こっちだって、手加減なしの全力全開だよ!!

 

◇ ◇ ◇

 

 「おおお!!」

 

  迫る斬撃。

  烈火の如き勢いで迫るそれを―――

 

 「はあ!!」

 

  迅雷の如き速度で撃ち返す。

  交錯は一瞬。次の瞬間には壁を蹴り、また斬撃を繰り返す。

 

  不意に、一際強い斬撃が放たれる。

  突如放たれたそれを撃ち返すことは出来ず、鍔競り合いになる。

  その拮抗している力を利用して跳び、一端距離を取る。

 

 『Plasma Lancer, Get set

 

  次々に現れる雷の槍。その数は実に八つ。

  相手も迂闊な攻撃で迎撃できないと見たのか、剣に炎を纏わせた。

 

 「プラズマランサー、―――ファイア!!」

 

  一斉に撃ち出される弾丸。

  それは標的を貫かんと一直線に飛んでいく。

 

  だが―――

 

 「はあ!!」

 

  一閃。

  それだけで打ち出した槍は容易く弾かれた。

 

  けど―――

 

 「ターン!!」

 「!」

 

  キーワードを口にすることで弾かれたはずの槍は言葉通りターンする。

  弾かれたために四方八方に飛び散った弾丸は、再び標的を貫かんと四方八方から襲いかかる。

 

 「くっ!!」

 

  上へ避けられ、槍は互いに激突する。

  それでもまだ弾丸は消えはしない。

  この槍は消滅するまで標的を狙い続ける猟犬。威力もあるので先ほどのような生半な攻撃で消えないのは相手も分かっているはず。

 

 「ターン!!」

 

  再び号令をかけ、槍は標的に牙を剥く。

  それだけでは終わらない。

 

 『Blitz Rush

 

  加速の魔法を発動させる。

  それにより槍は加速して三度、標的に牙を剥く。

 

  だが―――

 

 「レヴァンティン!!」

 『Sturmwinde

 

  剣に炎が纏わり付く。

  いや、その炎は先ほどの比ではなく業火とも言うべき物。

 

 「はあ!!」

 

  振るわれた業火に飲まれ、槍は消滅する。

  けど、大技を放ったことで隙が出来る。

  その隙を使って、一気に肉薄する。

 

 『Haken form

 

  鎌の形をした魔力刃が形成される。

  相手も、カートリッジをロードして迎撃態勢を取る。

 

 『Schlange form

 

  うねる蛇のように刀身が伸びる。

  渾身の魔力と共に振り抜かれたそれと正面から立ち向かい―――

 

◇ ◇ ◇

 

 「―――強いな、テスタロッサ。それに、バルディッシュ」

 「あなたも――― シグナムとレヴァンティンも、強い」

 

  戦い始めてから初めて、まともに口を開いた。

 

  あの一瞬で互いに受けたダメージはごく僅か。

問題は、ダメージを受けたことではなくダメージを与えられないことだ。

 

  彼女は、以前会った時より遙かに強くなっている。

  いや、実際彼女はこれほど強かったのだろう。

  あの時はデバイスの差があったお陰で圧倒することが出来た。

  それが同等の物を持つことによってその差が埋まり、今初めて同じ舞台に立っているにすぎない。

 

  気持ちが昂ぶる。

 

  主の為、そのために私たちは戦っている。

  だがそれでも、強者とこうして刃を交えることに喜びを覚えずにはいられない。

 

 『Schwert form

 

  剣を元に戻し、構えを取る。

  久しく出会うことの無かった強者との戦いに、心が躍る。

 

 「悪いが手加減することは出来ない、殺してしまうかもしれん。―――我が身の未熟を許してくれるか」

 「構いません。勝つのは―――私ですから」

 

  ならば遠慮は無しだ。

 

  いくぞ―――ついてこれるか、フェイト・テスタロッサ!!

 

◇ ◇ ◇

 

 「―――」

 

  俺は現在、ビルの上で精神を集中させている。

  理由としてはあの時、あの女性を見つけたときも同じようなことをしていたからだ。

  成果はちゃんとでて大体の方向に当たりは付けたが細かい位置までは分からない。

  なので、少し移動したらまた精神を集中させる、という行動を繰り返している。

 

 「―――ん?」

 

  周囲に充満している魔力の中から一際強い魔力を発している場所を感知する。

  ここからそう離れていない場所だ。

  おそらく、当たりだろう。

 

 《クロノ、こちら陣耶。それらしき魔力反応を感知した。今から現場に向かう》

 《了解。こちらも今感知した。距離的には僕の方が近いので先に行っている》

 《了解。気をつけろよ》

 《ああ》

 

  そうか。クロノの方が近かったか。

  見つけたのは闇の書か、はたまた先日の女性か。

  どちらにせよ、油断できる相手ではないのは確かだろう。

  特に女性の方は変な四次元殺法を使ってくるから注意しないとな。

 

  お、目標発見。

  視線の先にいたのは先日の女性とクロノ。女性の脇には闇の書らしき物が抱えられている。

  クロノは自身のデバイス、S2Uを女性に突きつけて降伏勧告をしているようだ。

  さて、あの至近距離で捉えられている以上は迂闊に動けないだろう。

  どう―――!?

 

 「!? クラウソラス!!」

 『Quick move

 

  突然クロノの死角に男が転位してきた。

  クロノはまだ気づいていない。く、間に合え!!

 

 「クロノ!!」

 『!?』

 

  驚愕はその場にいた全員から。

  クロノと女性は謎の男の突然の介入に、謎の男は突如飛び出してきた俺に驚愕していた。

  いや、どちらかというと不意をつかれた、と言った方が正しいだろう。

 

 「ちい!」

 「させるか!!」

 

  謎の男はすぐさまクロノに攻撃を仕掛けようとするが、動揺した一瞬を使ってその場に到着した俺がその攻撃を阻む。

  見ると、男は仮面を被っており顔が見えない。

  一撃を阻まれた男が一跳びして距離を離す。

 

  構えで分かる――― あの男、強い!

 

 「陣耶!」

 「こっちは何とかする。クロノはそっちを頼む」

 「・・・分かった」

 

  あの男、かなりの実力者だろう。接近戦ではおそらく分が悪い。

  かといってまだ未熟な俺の魔法なら容易く見切られてしまう可能性の方が高い。

  ここは―――

 

 「当たって砕けろだ!!」

 「!」

 

  魔力で強化した身体能力を使って一気に間合いを詰め、斬撃を浴びせる。

  だが、相手も魔力で強化しているのか、拳で容易く止められた。

 

 「く、まだまだぁ!!」

 「ぬ!」

 

  剣を引き、また再び斬撃を繰り出す。が、幾らやっても付け焼き刃の斬撃など熟練者に通るはずも無い。

  しかし、こちらは止められようが関係ない。

  要は時間稼ぎが出来ればいいのだ。幸い、クロノとの距離はどんどん離れていっている。

その間にクロノがあちらを押さえればこの勝負―――!

 

 「何!?」

 「クロノ!?」

 

  クロノがバインドされた!?

  こいつ、まさかこの状況、この距離からロングレンジバインドを!?

  とか思っている内に俺もあっさりバインドにかかった。

  無防備になった俺を男は容赦なく蹴り飛ばす。

 

 「がああ!」

 「陣耶!」

 

  ちく、しょ。結局元の場所に戻ってきてしまったじゃないか。

  しかも、状況は悪化している。

  このままだと―――!

 

  と、危機感を感じている俺たちを無視して男は女性に話しかける。

 

 「使え」

 「え!?」

 

  使え?

  何かあるのか? 言われた女性の方は何か驚愕しているけど―――

 

 「け、けど。あれは―――」

 「減ったページはまた増やせばいい。仲間がやられてからでは、遅かろう」

 「!!」

 

  何する気だ、あの野郎。

  くそ、このバインド、堅え。

 

 《クロノ、クラウソラス》

 《中々解けない。少なくとももう30秒ほどだ》

 《申し訳ありません。こちらも同様にかかりそうです》

 

  くそ、八方塞がりか。

 

  女性の足下にベルカ式の魔法陣が展開される。

  そして、手に持つ闇の書から膨大な魔力が放たれる。

 

 「マズイ・・・」

 「あの魔力量―――!」

 

  あんな結界じゃあ簡単に打ち破られるぞ!?

  くそ、まだか―――!

 

 『Master!』

 「! よし!」

 

  相棒からの合図が来る。

  解析が終了したバインドに無理矢理魔力を流し込んで―――!

 

 「おおおおおお!!」

 「!!」

 

  不意を突いて、渾身の力を込めて放った一撃もあの男に阻まれてしまう。

  くそ! このままじゃああいつらが―――!!

 

 「今は動くな」

 

  不意に、男が口を開いた。

 

 「何を!」

 「時を待て。これが正しいとすぐに分かる」

 

  話は終わりだと言わんばかりに弾き飛ばされる。

  これが正しいってどういう―――

 

 「それに、お前を失う訳にはいかんのでな」

 「何―――?」

 

  それはどういう―――

  そう口にしようとした言葉は、あらゆる物を砕かんとする雷鳴に飲まれて消えた。

 

◇ ◇ ◇

 

  ―――雷鳴の後には、全てが終わっていた。

 

  結界は破壊され、なのは達が交戦していた者達は皆逃走。

  こちらの女性もあらかじめ用意していたであろう転位魔法ですぐに姿を眩ました。

  仮面の男は、現れた時と同じように掻き消えた。

 

 「さてクロノ、大丈夫か?」

 「ああ。エイミィ、そっちはどうだ」

 『だめだよ。ジャミングが掛かっていて追跡できない』

 「そうか」

 「なのは達は?」

 『大丈夫。みんな無事だよ』

 

  ふむ、とりあえずはみんな無事か。

  とは言っても、状況はあまり喜ばしくない事に変わりはない。

 

 「とにかく、なのは達と合流しよう。話はそれからだ」

 「ああ、そうだな」

 

  クロノにつられて空を駆ける。

 

  あの男―――突如介入してきた仮面の男。

  奴の言っていた“この行動が正しいこと”と“俺を失う訳にはいかない”という言葉。

  それは―――やはり俺の中のナニかと関係あるのだろう。

  おそらくは、この事件で重要な鍵を握るほどのナニかが。

 

 (俺は、いったい何なんだろうな)

 

  疑問は積もるばかりで答えは一向に出てこない。

  が、それでも俺は戦い続ける。

 

  その先に、きっと求める答えがあると信じて。

 

  この底の知れない未知という名の恐怖。

  それはまだ一角を覗かせるのみで全貌を見せようとはしない。

 

そして、この混迷はまだ序章にすぎないことを―――俺たちはまだ知らない。




   Next「それぞれの想い」

   己が信念を貫くために―――ドライブ・イグニッション!




   後書き

   こんにちは、ツルギです。

   第六章が案外速くできました。この調子で書けたらなーと思っています。

   最近は00が最終回目前だったりGXも最終回目前だったり4月から新しいアニメが色々始まったりと録画予約も火の車です。

   ちなみに全開のちょっとした補足。

   陣耶君のバリアジャケットは上がなのはのエクシードモード時の物。下はFateに出てくる赤い家政夫の物といったイメージです。色は白。

   最近番外編でも書こうかなーと考えている今日この頃。皆さんリクエストでもあればメールで送って下さい。

   暇さえあれば気合いMAXで書くと思います。自分の性格上。

   それでは今回の解説をちょこちょこっと。

   陣耶君の戦闘能力ですが、それほど訓練を積んでいるわけでわ無いので戦闘経験があるなのは達よりは下です。

   それでも潜在能力は知っての通り結構な物なので徐々にレベルアップしていく予定です。

   それとグレアム勢のバレフラグ。どういう風に絡むかはお楽しみということで。

   しかし――― バトルが上手く書けない・・・orz

   他作品と比べると盛り上がりにいまいち欠けるというか・・・ おごかましいにも程があるのは承知していますが。

   愚痴ってすいません。それと長々と失礼しました。

   それではまた次回―――








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