前回はない。





          ケイスケの機動六課の日々 バレンタイン番外編







フェイト視点

バレンタイン、地球のイベントだけど最近はミッドにも広まっている。

というより、はやてが広めた。

「三倍返しやでー」

と言いながら女の子中心に広めて、今では地球の日本と変わらない雰囲気がする。

私も普段お世話になるお兄ちゃんや六課男性陣に用意をしている。

だけど一番楽しみなのは、

なのはやキャロ、そしてヴィヴィオ。

四人で手作りを作る事。

主な目的はキャロとヴィヴィオに作り方を教える事だけど、

正に家族と言っていいイベント……ああ、生きていてよかった……

母さん、こんな私でも受け入れてくれる所があるんだ。

こんなに嬉しい事はない。

あ、通信。

エリオからだ。

エリオ達男陣には秘密と決まってる、もし何かあってもケイスケがフォローするだろう。

この件は、なのはも同意見だった。

「あ、フェイトさん」

いちいち隊舎内で通信を使うのは珍しい。

モニターに映るエリオは緊張してるみたい。

うんうん、初々しいなー

「えっと、今日から明日何ですけど、僕休みじゃないですか」

そう、珍しい事にキャロと合わない休日だ。

多分自主訓練でもしているだろう。疲れた時に甘い物っていいよね、へへへ。

「それでケイスケの所に泊まりますから」

え?

カレンダーを見る。

本日二月十三日……

「それでは失礼しました」



「ケイスケーーー!!」


















ケイスケ視点

別にこの習慣は嫌いでは無い。だが三倍返しだけは納得いかん。

「でもいいの?明日休んで」

コタツに足を突っ込みミカン頬張るエリオ。

何だかんだ言いながら順応している。

「ケイスケなら明日沢山貰えると思うけど」

そう言ってくれるのは嬉しいがな

「その全員に三倍返しとかしたら俺破産だよ」

とにかく六課の男女比率は男が少ない。

特に年始やらJS事件やらで金が飛んでいるのだ。

「しかしエリオ、どうして年下の俺が隊長達の成人祝いってやつを贈らないといけなかったんだ?」

「ケイスケ、それ多分騙されてる」

やはりか!!

おのれ部隊長!!

ダラダラ、コタツでみかんを食いながらテレビを見る。

マシンで動画みたり、ゲームしたりでいい時間。

「エリオー、寝袋とベッドどっちがいい?」

「あ、僕寝袋で眠ってみたい」

んじゃ俺はベッドか、

「おやすみー」

「おやすみなさい」

明日はどうか平穏な一日でありますように。





























ルキノ視点

……え?私ですか?

嘘!! だって本編だってアースラを動かしただけで終わったのに!!

かっこよく一人で操船してはい、お終いだったのに!!

うう、これでアルトと区別がつかないなんて言われる事も……

さて当日です。

いきなりですがカオスです。

「はいはーいみーんな手作りやから喜んでな〜」

部隊長が朝から大荷物を持ってきたと思ったら中身は男性陣全員分のチョコレートでした。

まさか手作り量産とは……恐れいりました。

私はとりあえず本命であるグリフィス補佐官、後は事務室仲間に配れば終わりです。

何処かのお騒がせ男のように他の部署に顔を出す方がおかしいんです。

あ、部隊長が急にキョロキョロし始めました。

「なあなあ、ケイスケ君は?」

まあ一番親しそうな男というと彼ですよね。

「ケイスケ君は本日有休を使っています、ご存じでない?」

「へ、知らん、知らんで!!」

そんな馬鹿な、有休申請にサインしたんですよね。

ちゃんと処理落ちてますよ。

「まさか、先週忙しかった時に追加された……」

つまり、却下される可能性を察していたんですね。

「おのれー、お返しにたっかいアクセ頼んだろ思ってたのにー」

ケイスケさんが賢いのか部隊長が浅ましいのか……

あれ? シグナム副隊がすっごく安堵してる。
どうかしたのだろうか?

副隊長とかはケイスケさんにはあんまり関わって無いはずなのに。

聞いてみよう。

























シグナム回想

あれは昨日、主がチョコレートを作っている時だった。

「はやてちゃん、ケイスケ君の分ちゃんと作りました?」

シャマルが今あげた男。

ケイスケ・マツダ

我が六課の事務員であり、何故かフォワードや主との接点の多い男。

おそらく去年、主が最も話した男であるのは間違いない。

「んーちゃんと数合わせたけど?」

どうやら数ある中の一つらしい

「駄目ですよ、ここで個別にしておけば」

「しておけば?」

「今後も色々頼みやすいじゃないですか」

ズルっと読んでいた新聞を落した。

あまりと言えばあまりな理由……

「おお!! なるほど!!」

主……本当にいい性格になられて。

いや、初めてお会いした時から大きい胸好きな方だったが……

















そして主が包装紙を取りにいった時

「待てシャマル!!」

シャマルのやつが何やらチョコレートに入れようとした。

シャマルは料理が、その、微妙だ。

主の作った物に余計な事をされては困る。

「これはね、ちょっと素直になるお薬よ……」

「いや待て、本当に待て!!」

薬? 薬と言ったか?

「お前……何故そのような」

「ふふふ、この状況、このチョコの量なら間違い無く今鍋にあるのはケイスケ君の分になるわ」

つまりマツダのやつに一服盛ると。

奴め何かシャマルを怒らせたか?

「ケイスケ君のはやてちゃんへホワイトデーは自分自身かしら」

「待たんか!!」

「シグナム、邪魔をするなら、男の人だらけの時に血中に……」


































「ということがあって」

……うわー、ケイスケさん、休んで正解。

流石に止められなかったと副隊長。

「あれ? 副隊長は部隊長がケイスケさんとくっつくの反対なんですか?」

「いや、実際主のコネクションや名声目当ての人間よりは遥かにいい、別に反対はしない」

じゃあ

「……流石に……憐れすぎて……」

変な所は律義ですからね、そうなると結婚まで行きそう……

そうなると他のメンバーが気になるんですが

六課内トトカルチョにおいてド本命のスバルあたりは?

ちなみに対抗が部隊長で大穴がフェイト隊長です。

最初は部隊長が胴本でした。

「え? 明日でもいいならくれ、って言ってたから明日あげるよ」

はいありがとうございます、終わりました。

ティアナは面白みがない。

ほいって渡して終わりだろうし、となると

「ずるいよヒドいよずるいよヒドいよ……」

いきなりダークオーラをまとったフェイト隊長。

何でもケイスケさんがエリオも連れてったらしい。

部隊長が喜びそうだ。

なのは隊長はサクッと配っている。慣れてるなー

「あはは、夜になったらエリオ君送りに一度寄るらしいから」

ヴィヴィオちゃんは行きたがって困るそうです。

「はやくわたすー」って

そういえば本人何してるのかな?

























ケイスケ視点

勝負は一瞬だ。

やつを限り無く騙しきり、勝負の場に乗せる。

それが第一段階。

そして力勝負の第二段階に

呼吸を合わせ奴を動かして疲れさせる。

そしてチャンスを逃さず。







「フィーシュ!!」

えー現在海岸で釣り中です。

「つれたー、ケイスケつれたよ!!」

「うむ、中々のオコゼだ。グロいが美味いぞ」

釣り初体験のエリオは魚のヌルヌルにおっかなびっくりだったがもう慣れたらしい。

キャロはナイフで牛を捌けるのだが……

都市系ボーイが接近戦で野生ガールが支援。

なんか聞いてて変……

「お前は自然保護行くんだから、多少はサバイバルに慣れないとな」

自然の中だと獲物の内臓処理とか必須スキルだ。

少なくとも魚やモツに触れませんじゃ話にならん。

「う、うん、頑張る」

もちろん六課で一番サバイバルに慣れているのはキャロ、次点に何故か俺。

料理ができる人は多いが獲物の解体となると部隊長でさえ魚が限界。

ザフィーラさんなんか町の生活に慣れすぎて野生を忘れていた。

生肉で腹を壊す狼ってどうよ?

まー、今使ってる釣り道具は文明の利器タックルとロッド、ルアーですが。

ある程度釣れたな。

「んなもんか、エリオ、近くの食堂で調理してもらおうぜー」

うん、と元気な返事、だがエリオよ。

保護隊に行ってからは腹一杯食うなよ。

保護動物食い尽くす保護官なんか聞いた事ねえ。

釣った魚の内大物を持って行く為氷を貰う。

「フェイトさん、ビックリするかな?」

「それはするだろうよ」

腰抜かしたら笑ってやる。

エリオは見せる時が楽しみなのか終止ニコニコしていた。




























夕方になり、六課前まで着いて行く。

久し振りにゆっくりできた。

本当に何時もこうならいいのに……

夕日でオレンジに染まる海

海鳥の声

そいて目の前に生える手……、

「手ぇ!?」

「シャマル先生!?」

他にこんなドッキリ人間はいないぞエリオ。

腰を逸らし、回避。

再び伸びる腕、半歩後ろに!!

出る、避ける、出る避ける出る避ける出る避ける出る避ける出る避ける出る避ける出る避ける出る避ける

「何やってんの? アンタ……」

「あ、ティアナさん」

た、たしけて……
























はー、はー、はー

ぢ、ぢがれ゛だ。

「お、俺には休日は無いのか……」

「今日休んだじゃない」

「多分そういう意味じゃないと思う……」

俺の気持ちを分ってくれるのはお前だけだよエリオ。

「あ、エリオにーに、ぱ……じゃなくてにーだー」

ん?

ああ、ヴィヴィオかよ特長的な左右違いな目をおっきく開いた金髪の子供。

六課に来たばかりの頃のよそよそしい感じはもう何処にも無い。

ちょっと待ってて、と言って隊舎にヨロヨロ走る。

「あいっかわらず好かれてるわね」

多分取りに言ったのよとランスター。

「ケイスケは兄ちゃんですから」

とエリオ、いやはや出来の悪い兄貴で申し訳ない。

ついでだから今やるとランスターも行った。

さて、貰ったら帰るか








……何か忘れてね?

「ケイスケ、足!!」

ん? 言われて下をみる。

しっかりとブーツを握る手

ノー!!

「シ、シャマル先生!! つか何? 何の用!!」

「うわー今更だー」

ええい、冷静なツッコミなどいらんわ!!

「お、ケイスケ君発見」

わー部隊長だー!! 落ち着け落ち着くんだケイスケ!!

今は夕方、この時間まで持ち歩くはずは!!

「じゃーん、持ってましたー」

おのれー!!

「ふふ、さーて何ねだったろかなー、服かなーバックかなー、あ指環でも考えたるよ〜」

「ぐおおお、この人はーこの人はー!!」

「……何でこの二人って近付くだけで漫才始めるんだろう?」

「はやてちゃん、後なんて言わずに今食べさせちゃいましょう」

いかん!! 何か知らないがそれはいけないと脳内警鐘がビンビンに!!

「ほーれ、手作りやでー、しかもオンリーワンの一品や、あエリオの分もちゃんとあるで」

「あああ、そうやって拒否できないように包囲網を作りやがってー!!」

シャマル先生がノリノリの時点でヤバイ匂いを感じないんか!?

「んー多分ケイスケ君が面白い事になるなーとは」

「確信犯かよーー!!」

アンタ俺の事をなんだと!?

「もちろん、私専用雑用マシーン」

「最低だー!!」

くそう、何か、何か無いかこのピンチを乗り切る策は、

エリオ、は距離をとった。

お兄さんは嬉しいよ…空気読めるようになって……

他には、他にはいないか!?

ランスターはまだ戻って無いし

他にはヴィヴオくらいしか……

ってヴィヴィオ?

「にーとはやてねー何してるの?」

「じゅ純真無垢な瞳が痛いで……」

「同感……」

おふざけタイム終了……



























「まー実は念の為もう一個作ってましたー」

と部隊長から

「まー指環でも本当に考えていいでー」

むう、恐らく顔が赤い。

シャマル先生は謎ホールから大層悔しそうに呪詛を投げ掛け、

部隊長はご機嫌に帰って行った。

「むーむー、にー私の!!」

「はいはい」

そこまでムキにならなくてもいいのに。

「はい、これ。エリオにーもね」

そういって取り出されたるはハート型のチョコレート。

たしか一番ベタな形だとかなんとか。

「ありがとな、ヴィヴィオ」

「ありがと、ヴィヴィオ」

エヘヘとはにかみながら笑顔を向けて、まだ何か物足りなさそう。

エリオと顔を合わせ互いに頷く。

「食べてもいいか?」

「うん!!」

全く、分かりやすくて可愛いもんだ。

包みを破って出てきたのは少し濃いめのチョコレート。

多分固い。

ヴィヴィオ用に作り易さを優先しただろうから、クリームは少なめだろう。

囓るとやはり固い、が食えない程じゃない。

甘さは強め、多分ヴィヴィオの味見の為か。

全く、良い母し過ぎだぜ、なのは隊長。

「美味いぜ」

「うん、美味しいよ」

エリオ、噛むのに苦労したな、少し辛そう。

でもまあ、このお姫様のご機嫌の為ならいいか。























で、入れ違いに来たのがスバルとランスター。

「あの子に睨まれちゃ堪んないわよ」

とはランスター。

ほいっと渡された。

まーなんてらしい渡し方。

「はい、ケイスケ」

と両手に持って渡してくるスバル。

包装紙が独特なのは手作りだからか。

「……」

無言のエリオ。

「エリオ、意外かもしれんがスバルは料理出来るぞ」

「えー!!」

「ひどいよー」

ええい、涙目になるな!!

「あんたの場合普段が原因でしょうが……」

こめかみに指を当て頭痛のポーズのランスター。

おばさんがこれで厳しかったからなー

地味に俺まで仕込まれたし。








「んじゃ、有り難く」

「食べないの?」

はい?

「ヴィヴィオちゃんのは食べたよね?」

「えと、スバル?」

「食べたよね」

あ、あかん目が笑って無い。

エリオー、ってランスターと一緒に離れやがって。

本当に順応したなー。

「あ、ああ食べる」

形は極めて普通な四角だ。

味は……

「あ、ビター」

「甘いのばっかりだと飽きると思って」

あーうん、まあ、ありがたいんたが……

それってある程度食ってからの場合だよね……

「ああ、ありがと」

「どういたしまして」

うん、そだね。一時期みたいによそよそしくされるより百倍マシなんだが……

うう、コイツ相手だと何処まで幼馴染みノリなのかが判別できない。

「普通ならあそこ迄反応したら脈あるわよね……」

「うん」

でもスバルだからなー

「でも多分私でも似た様な反応よね……」

「うん」

はー、とランスターとため息が重なるのであった。














とりあえず家に帰る。

うーん、計四つ。

とりあえず部隊長が

「これはうちの家族みんなでやから3×5で15倍なー」

とか言い出さなければ何とかなる。かな〜?

つーか、俺達ミッドの感覚からすれば

とりあえず風習らしいからやる程度の認識にすぎん。

地球の漫画だと好いた腫れたで大変らしいが……

むー、本気に出来るノリで渡されれば分かりやすいんだが

ま、それこそマンガか。







ピンポーン、とチャイムがなる。

へいへいと、誰さ?

ドアノブに手を掛けたところでフッと気が付く。

まてよ? 男ダチ連中が今日の事を知っていたら……







(ほほう、女の子からチョコを貰う日)

(つまり、お前はかの六課の面々から貰った訳だ)

(許せますか?)

(赦せませんね)






(きる・ざ・ゆー)






……まず確かめるべきだ。うんうん。

ドア越に客を確認、もしも奴らなら窓を破って逃走。

うむこれで行こう。

さて誰かな〜

ガチャ

ガチャ?

唐突に開く鍵、避ける余裕の無い俺の運命は語るまでもない。







「ぐおおお、痛すぎる!!」

「大袈裟ね、ちょっといい所に入っただけじゃない」

「いや姉さんの力で殺られると誤字にならない」

俺の部屋の合鍵を持ってる人間なんざ限られる。

姉さんもその一人、ちなみに自分から誰かに鍵を渡したことは無い!!

「で、姉さん何?」

「はー、ご挨拶ね、本当に……」

そー思うなら頼むからノーアポで来ないでくれ、男の子の事情というものがある。

姉さんは何か紙袋を抱えている。

……あのー

「はい、これ更生施設のみんなから」

うわーい、期待を裏切らねーぜ。

「姉さん嬉しいわ、あなたがこんな大勢に貰えるなんて」

ひーふーみーよー、ぜ、全部で十個、計十四。

あ、姉さんも?

「勿論、父さんにあげてケイスケに無しな訳無いでしょう」

うん、嬉しい、嬉しいよ。

だから……









「姉さん、何も言わずに来月金貸して」





















なのは視点

あー終わったー

喫茶店の娘としては今日は気合がはいりました。

六課男性陣全員に配るのは流石に骨でした。

そうそう男性陣といえばケイスケ君はどうなったのか?

はやてちゃんが広めた噂を鵜呑みにして、来月を回避するって休んだけど……

ちょっと電話してみようか

繋がった先は……

ボロボロでした。










「あはは、姉さんに来月金貸してって言ったら甲斐性についての講義をコブシと共に」

「……さすがに駄目だよ」

デリカシーなさすぎ。

画面の向こうで百パーセント反省してないケイスケ君。

まあ、六課関係は女の人多いから義理でも凄い数よね……

大体みんな来月ヒーヒーいうことでしょう。

お兄ちゃんがそうでした……

「まあ、私とフェイトちゃんはヴィヴィオとセットにしてあげるよ」

「すんません、恩にきます」

全く、しょうがないなー









「……あのね、無理しなくていいよ」

「それこそ無理、ヴィヴィオが拗ねますよ、隊長の誕生日スルーは」

そう、私の誕生日。

いえ、正直十代が終わるのが淋しいやらとありますが

忙しさで祝うのも久し振りだったりしますが

ヴィヴィオからすると初めての私の誕生日。

「ママを喜ばせる」 って陰ながら張り切って、

で、ヴィヴィオが頼ったのがケイスケ君。

サプライズにしない所が彼らしく

曰く

「一生懸命用意して、できませんでしたーの方がヴィヴィオのショックデカいですって」

とまあ、休みの調整やらなにやらしてくれています。

「で、金欠と」

「ああ、それは言わないでー」

詰めが甘いというか何というか……

無理しないように、と電話を切る。

「ただいまー」

丁度ヴィヴィオが帰ってきた。

誕生日の件、知っているのは秘密だ。

その方がヴィヴィオが喜ぶ。とのこと

いいお兄さんなんだかパパなんだか。

本人パパと呼ばれると

「誰が10歳でガキ作るんじゃー!!」

って怒るけど……それでも面倒を見るところがツンデレだ。

「あれ、ママこれ余ったの?」

ヴィヴィオが目にしたのはテーブルに置きっぱなしのチョコレート。

誰にあげるのかは秘密です。







後書き

チャットにてヴァレンタイン書かないのか? と聞かれ

構想はあったので大急ぎで書いてみました。

あんまり甘くない&くっついていないのは仕様です。

……粗が目立つかも……






作者さんへの感想、指摘等ありましたらメ−ル投稿小説感想板
に下さると嬉しいです。