kanon「..いとこから恋人..そして..」




......何で俺が走らないといけないんだ......





                                                  ......あっそうそう、待ち合わせだ......











そんなことを考えているうちに俺は目的の場所に着いた、、、、、が、、、

すでにただならぬ、雰囲気になっていた、、、

その原因は、、、、、、ベンチに座っているこいつ、、、、(って俺が遅れたせいかも、、、)

とりあえずふつうに声かけてみるか、、、、、(ちょっと怖いが、、、)

意を決して俺は、ベンチに座っている人物に声をかけた。

「雪、、積もってるよ。」(こんな洒落が聞くかはわからんが)

「うー、、遅いよー!」

、、、俺のギャグは無視か、、、、まあ状況が状況だからな、、

やはり怒っていた、、、確かに初めての待ち合わせに遅れたのはまずかったな、、、、(しかも1時間、、)
しかし何で待ち合わせなんだ、、、、
一緒に住んでるんだから必要なんだろうに、、、、これだから女ってのはよくわからん、、

「わかってないのは祐一だよっ!」

、、、ぐはっ! いきなりつっこんできやがった、、、、、、、、ん?待てよ、

「、、、、読心術か、、、秋子さんにでも習ったのか?」

まあ、あの人は何でもできそうだし、、考えられんこともないが、、、、

「、、祐一、声にでてたよ。」

、、、まじか!?、、この癖は早く直さないと、、、、、まあ、、どうでもいいとして

「どうでもよくないよっ!」

「.............」

、、早く治さないとマジでやばい、、、いずれ自分の首を自分で絞めそうだ、、、
そういえば、、舞や佐祐理さんにも言われたような、、(というより、俺と関わっている人すべてから言われてるような、、)

「誰のこと?」

、、、いきなり墓穴を掘ってしまった、、、、

名雪は顔は怒っていないが、目がかなりきています、、あのーマジで怖いんですが、、、、、

よし!ここは、、、ごまかすしかない、、、(どうせ説明しても、この状況じゃ信じちゃくれんだろう)

「まあ、遅れたのには理由があってだな、、、」

「そんなこと聞いてないよっ!」

うっ、、今日はなかなか鋭いな、、って感心してる場合じゃないぞ!

「まっまあ、いいじゃないか、、家に帰ったら教えてやるから、せっかくのデートだしな、、」

ふむ、、我ながらなかなかうまい具合にまとめたもんだ、、、ふっ、勝ったな、、、

「うーー、もう知らない!」

.....相沢祐一、、、敗北...って違うだろ!

しかし名雪はそっぽを向いたままだし、、しょうがない、、今わたすか、、

「名雪、、遅れた理由なんだけど、、」

「、、、、、、」

顔だけこちらに向けて無視か、、にしてもまだ怖いぞ、、、

、、俺はなにも言わず、名雪の手を取り、ポケットに入っていたものを名雪の指にはめ込んだ、、(というより声かけずらかったし)...本音です...

名雪は最初なにが起こったか理解できずにいるようだったが、ようやく理解したのか、、顔を真っ赤にしながら、、おろおろしだした。

まあ、こういうところもかわいくていいんだけど、、ってなにいってんだか(笑)

「えっ、、あっあのっ、、祐一、これって、、、、」

声がどもってるぞ名雪、、、

「どうした、これ前おまえが欲しいっていってたやつだろ。」

、、しかし、安いといってもそれなりに値段のはるものだぞ、、おかげで俺の貯金残高はほぼゼロになったが、、
それで名雪が喜ぶならやすいもんだ、、

で名雪はと言うと、、うれしいのと申し訳ないのが一緒になったような顔をしている、、

「、、あの、、祐一、、ありがと、、それとごめんね、、、」

「いや、言わなかった俺も悪いんだ、気にするな、」  (言ったらプレゼントにならない気がするが、、、)

「でも、、祐一にばっかりプレゼントしてもらってごめんね、、、、いっつもそうだよね、、祐一に頼ってばかりで、、」
と、名雪は涙目でそういってきた、、

「何いってんだ、プレゼントならあるだろ、、」

「えっ?でも今日私何も持って、、っん、、」

名雪がすべて言い終わらないうちに、俺は名雪の唇をふさいだ、、、、

..................7年の時を超え、、運命の歯車が動き出す..........................







......ほんとに暖かかった............雪はずっと降り続けているのに......

......この町にきて一番暖かいと思ったのかもしれない......

......あのときの雪は、まるで俺たちを祝福してくれるかのように......

......雪は降り続ける......

......いつまでも、いつまでも............そして.......

......新たな奇跡が始まる........










<終>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ..あとがきー..

いやーなかなかSSってむずかしいものですなー

でももう受験も終わったし(ちなみに浪人はないよ!)授業中はSs書こうかな(笑)

にしても今回は会話が多いぞ!マジで

まあ最後は自分なりにうまくできたと思うんですが、、さて、読んだ人は必ず感想送ってください!(なんでもいいよー)

やっぱり人から、おもしろかったよーとか言われるとまた書きたくなっちゃいますからねー!!

あっそうそう、あのラストの1行は AIR のことなんですが、、気がついた人はなかなか!

では、お返事待ってまーす!(リクエストでもいいよ!)



カメラさんのSSのご意見、ご感想はまで!



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