シグナムがアースラで目がさめて、ヴィータとはやてに会う少し前の事。

良介達が消えた二週間の間に海鳴市では、多くの事が一斉に動き出していた、
特に高町家ではあるシスコンの兄の「これでなのはも目がさめるだろう」
との発言を聞いた某悪魔が、その兄に戦闘訓練を頼みこんだ結果・・・・・・。




「兄ちゃん・・・それじゃあ逝くよ・・・アクセルシュート」

なのはの得意魔法【アクセルシュート】が数に数えて100を優位に超えて、その兄向かってくる。

兄も自らの流派の奥儀である、【神速】を使いある程度はかわすが、なのはも伊達に武装隊に席を
置いているわけではない、兄専用の戦略を立てて、攻撃を仕掛けていた。

事実兄は設置型のバインドの地帯に入り込み見事に動きを封じられていた。

その兄は・・・のちにこのようなことを言い残している。

「あの笑顔は・・・・・見たくない」


「それじゃ逝くよ・・・スターライト・・・ブレイカー!!!」

なのはの最大の砲撃魔法【スターライトブレイカー】を食らったその兄は一週間は
病院のベットの上で、強制的に寝かされる事となる。

またある妖魔や妖怪・悪霊などを払う一族では、消えた良介を久遠と那美が代々一族に伝わる
【占い】をする事で明確ではないが久遠の存在も大きいのか、また相性がいいのかは判らないが

その占いででた明確なイメージはただ一つ【良介が生きている】という事だけであった
あとのイメージは何か強い力に拒まれるようにして、殆どが見えない状態だった。

「久遠・・・・・良介は生きているね」

「くおん・・・りょうすけ・・・ぶじでよかった。」


だがどこで生きているかもわからずに那美と久遠は一族のコネを使い情報を集めると同時に【裏の本業の仕事】も行っていた。







そして現在にいたる。

シグナムとしては当たり前のことなのだが・・・・・・主はやてにしてもヴィータにしてもシグナムがおかしくなったとしか思えなかった。


「シグナム・・・・・・本当に大丈夫か・・・・・・わたしは19歳なんかじゃないよ」

「そうだぞ・・・シグナム・・・本当に大丈夫か・・・これじゃあ・・・何かを聞く事は諦めたほうがいいかもな」

「そうやね・・・・・・シグナムはもう少しアースラの医務室でゆっくり休んどき・・・」

「それじゃあ・・・シグナムは休むということで・・・主はやていきましょう」

「そうやなって・・・・・・違うでヴィータも休み・・・今無茶して、本当に大事の時に動かれへんかったら、元も子もないで」

「・・・・・・でも・・・・・・良介は・・・子分は・・・・・・私が捜すんだ・・・」

ヴィータは既に暴走手前であった、だかそれは仕方が無い事、
シグナムが目覚めて良介の事を聞きだそうとしたときにも、その肝心の良介に会った事がないと言うシグナムであり、
また主はやてのことは今より歳を重ねた事をいう始末、その為に位置から再び調査が振り出しに戻ったことでヴィータは
完全に焦っていた、それに最後の引き金が主はやてから休めの発言であった。


このような事態でシグナムは混乱してた、確か自らの記憶ではアースラは既に現役艦としては老朽化が進んでいるおかげて 
退役艦かまたはその後は練習艦と新たな訓練生を従えて運行されるはずの艦だったはず、

《それが未だに現役とは・・・・・・動考えてもおかしい》

確かにそうであった、元々内装も確りしており、旧型艦かまたは退役艦とは思えないほどの手入れが行き届いた
病室をみればこのような考えを持ってもおかしくはない。

その為にシグナムはヴィータと主はやてに聞いてみた。

「アースラ内部ですが・・・ですが・・・それでは、私の記憶では既に退役予定艦として記憶していますが、
それにクロノ提督やリンディ総務統括官はどうしたのです」


「「はい!?」」

ヴィータにはやては奇妙な声を同時に上げた。

「なにいうてんの?」

「そうだぜ、リンディはまだ提督だろうそれにアースラが退役予定艦」

「そうやでシグナム・・・ふざけたボケはいらんよ・・・」


「ですが・・・いまは新暦75年4月四日ですよ」

「ほんまにシグナム大丈夫か?」

「そうだぞ・・・いまはまだ新暦67年だろうが・・・ほんとに頭大丈夫か」


「そんなふざけた事はいい加減にしてください。」

シグナムは各自に混乱していた。
実際誰だってそうだろう【自分が知っている真実』と【その真実が】まったく違う物だったら
誰だってこのように思うだろう、特にそれが自分の知っている知人であればあるほどに。

【からかわれているのだと】

シグナムがこのように思ってしまっても仕方が無かった。
元々主はやてとリンディ総務統括官の2人は特に正確が似ているせいか、時々悪ふざけを2人で
考えて実行してくる時もある、現にシグナムはこれで風呂を上がった後に、メイド服と俗に呼ばれる
服等しか置いてはいなかった事が上げられる。

またある別の日でも風呂から上がったシグナム待っていたのは
シグナムが着ているジャケットに似ているがおかしな程までに胸を強調した服が其処にはあった
後にそれは【※某キャラクターの服】と判った時には恥ずかしかった。




「どうしたんシグナム・・・・・・わたしの話信じてないって思ってるの?」

はやてはシグナムが何かを考えているといる時に出る癖を見抜いているために
簡単にこのような話が出てしまった。

またそれをみやぶられたのかシグナムは

「なにをいっているのですが、主はやて・・・・・そのようなことは」


はやてのなんとない質問で・・・簡単にシグナムを手玉に取るとはさすがとしかいいようがない。

またその時だった・・・シグナムが起きた事を知った月村家からアースラを経由して直接シグナム達がいる場所に
繋いできた。


「ようやくめざめたのね・・・シグナムさん・・・・・はやてちゃん達もそこにいたんだ」

「お久しぶりです・・・忍さん・・・・・・流石に情報を掴むのは早いですね」


「だって・・・アリサちゃんと共同で作った情報網があるんだから・・・甘く見てもらってはこまるなーーー」


忍は何故か嬉しそうだった。

そのことに気付いたはやては直ぐにある事を錯綜した。

「そうやね・・・でも今すぐはむりやで・・・・・・いちおこちらにも面子があるからな・・・ある程度の事が判ったら一度
皆で集まって情報交換といこか」

はやてにはこれが背一杯だった・・・実際何処まで忍さんを信じこませるのか一番重要なことで在った。

それから暫くして・・・・・・

体感で五分程度だろうか・・・シグナムも含めた病棟にいる人間はそのぐらい時間は経てっているとおもうほど長い
沈黙が破られたのは正確に時間に測ってジャスト二分たった時だった。


「そうだね・・・・確かに少し時間を置くことも必要だね・・・・目覚めてまもないシグナムさんに話を聞くのは駄目だろうし」



『良かった・・・・・・・・なんとか信じてくれたようやね』

『だが・・・もしシグナムが何も知らないとしればどうなるか・・・』

『忍さんか・・・だが私が知っている忍さんは今はロンドンで高町恭也共に仕事をしているはずた』


上からはやて・ヴィータ最後はシグナムといったように考え方は様々だった。


「それじゃあ【】の子やシャマルにザフィーラの予定もあるから二日後に海鳴市の忍さんの屋敷で会いましょう」

【なに!!!】

「シグナムちっと待っててな、後で話もしよか」

「了解です・・・・主はやて」

「ごめんな・・・話の腰折ってもうて・・・・でももうへいきやで」


「そのようだね・・・・・・・そのほうがいいかも・・・それじゃあ二日後に他の人達も集めるから」


「了解や・・・それじゃあ二日後にまた会いましょう」

こうして忍と会話をなんとか終わらせたはやてだったが・・・ここに来てもう一度問題が浮上してきた。

シグナムが驚いたのには仕方がない、なんせ会話の中に【】の子の名前が出てきたのだ驚くなっと言う方がどうかしている。
特にあの事件を実際に体験したものにとっても禁忌に近い名前であるのは言うまでもない。

実際にあの事件日から一ヶ月程度はシグナムが知っている限りでは主はやては落ち込んでいたのだ。
最もその間に真に友達と呼べる関係を気付けた事とその思い出や想いが、今の主を支えているといっても過言でない

だからこそなぜ今になってその事がアノ子の名前が出てくるのかおかしいと想う。実際には既に
リインフォースIIとなって既にこの世に性を受けて誕生していし実際に自分が知っている中では新型デバイスが
開発されているのは知っているが・・・・それはあくまでも新人の為であり、主はやてが新しくデバイスを造ったとは
何一つ聞いてはいなかったのだ・・・


そこでシグナムは意を決してその事を主はやてに聞いて見ることにした。







後書き〜

※某キャラクターの服
もちろん言わずと知れた。スーパーロボットOG2に出てきた
ラミア・ラブレスのコスプレ服です。

体型が似ているし。なにより声が似ていた事で着せられた。
最も中の人【声優】は一緒なので当たり前だが。



【占い】 もともと那美は退魔一族では半人前の腕前であったが。
この資質だけは超が着くほどの一流である。


※またこのことはとらはの設定を一部変更しています



















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