ヴィータの言葉で危険度は逆に減ってはいたが、逆にフェイトとヴィータにある種の疑問を心に抱かせる結果になっていた。
そのもっもとの理由は【ミッドチルダ製の純正品と改造品】と物とそれを扱っていたであろう、第六課が保護した人物二人
の顔が直ぐにでも数多の中に浮かんでくる。
現にフェイトもヴィータも危険物がないのがわかっていただからこそ、
キャロとエリオにもその情報処理を手伝わせている。
部屋の中の探索の許可をだしていた。現に今は調査が詰まっているほどだ
「やはりか・・・・・・このロッカーは色々細工がしているようだぜ」
ヴィータはキャロより少し上の手持ちの捜索系魔法で調べて結果が出ていた。
「そう・・・やはり・・・・・それでどのような材質なの?」
フェイトは現場保存と同時に捜索である程度の破壊を許可されてはいた。
がそれはあくまでも最終手段であって今はその時ではない、
その事を踏まえてうえでのヴィータへの質問の言葉は見事だろう
実際にヴィータもその事を長年管理局側で仕事をしているお陰でいやというほど理解している。
「防弾ガラスと対魔法処理をしているガラスもあると思うし、壊せることは壊せるけど中にある紙で出来た物とかは確実に
なくなるし、それにこれは地球の式の施錠タイプの鍵であくからな、むやみにこわすよりかは鍵を捜した方がはやいぜ」
ヴィータの言う事ももっともで有るし、そして何より
重要物がしまわれていると思われるロッカーには対魔法用防弾ガラスと対物理用防弾ガラスの二枚がせね以上強度を持つ
ガラスに覆われていると判ったお陰で中の物にも被害が及ぶ壊して取り出す手段が使えなくなった。
確かにヴィータかエリオのデバイスを使えば問題なく開けることは出来るただしその選択を選んでしまうと
高確率の割合で中の物も同時に紛失してしまう可能性も出てくるのだ。
「それにしてもかなり散らかっているな、どうせこの机の引き出しにも鍵がかかっているんだ」
ヴィータは半分やけくそになりながら実際情報処理をおこなっていたと思われる机が複数あり
その中で鍵が掛かっていると思われる3段ある引き戸の一番下を力任せに開けてみると
ガッコン
最初は鉄が何かにすれる音がしてが次第にその音もしなくなりヴィータも驚いた。
いまその引き出しは全開近い形ではあるが開いているのだ。
その音でヴィータの隣に居たフェイトも気づき側までやって来た。
「すごいね・・・ヴィータは鍵が掛かっている引き出しをあけちゃうんだから」
フェイトはその事を喜びはしたがその為に現場保存の観点からすれば、ヴィータのやったことは完全破壊行動を取ったのだ
だから少し言葉に刺がある言葉でヴィータに釘をさしたのだ、次にそのような行動を控えるようにと。
「ちがうんだ・・・どうせ鍵が掛かっていると思って調べようとして引き出しを確認したら急に開いたんだ」
まるで何かにおびえるように、その場を後ずさりするヴィータに少しずつユックリとその存在感と威圧感で圧倒している
フェイトはそのヴィータが言葉道理に調べようとしたのかを調べる為に、その引き出しとその中身をフェイトは見た。
其処には大抵のものが機密性の重要度を高くしたのか。紙の記録装置はっきり言って燃やせばそれで機密がたもてるために
管理局でも多くの機密文のファイルはこれを多く使っている。改善の可能性もあるがそれは難しい。
特に真似が出来ないようにすればいいので特別な紙を使った予防や判子など何かしらの第三者の印などをそえる事で保てるだから
電子データより余程信頼度がある。それを一度2人は仕事中でよく犯罪者のアジトを押さえるときに見ているために
どうしても手が出しにくい紙で造られたファイルが多く閲覧できるように綺麗に並べられていた。
それを見たフェイトはその一つを手に取り、もう一つをヴィータに渡して、ユックリとそのファイル中身を一枚一枚何かを確認しながら
作業をおこなっていた。
その最中ヴィータはキャロとエリオにある種の命令を出していた。
「キャロにエリオの2人はこの部屋の中にあると思われるこの【ロッカーの鍵】を捜してくる事だ」
「了解です・・・行こうキャロ」
「うん・・・エリオル君もね」
こうして2人はヴィータ副隊長の命令で鍵を探し始める。
その最中フェイトが見た資料の一つのうちに保護した民間人の名前が記入されていたというより大抵その名前が
出てくるのだ。そうわれらが主人公の【宮本良介】の名前があり。その一部ではフェイトは目を丸くしたというより
驚愕した。
『なんでこの事件に・・・・・・保護した人の名前が出ているの それに他にもはやてやヴィータ達・なのはが処理した事件の一部の
資料の名前が替わっている?』
フェイトの疑問も最もである。現に確かに自分がこなした密輸団の壊滅や捕縛の多くはフェイトがこの六課に入る前に終わらせたり
まだ続けている調査中の物も管理局が嘱託に対して【依頼完了判子】がその自分が持っている資料全て埋まっていたと事で少しばかり
周辺に気を回すのを忘れていた。
その頃キャロとエリオはデェスクや鍵が掛かっていない小物入れをがさ入れ中であった。
またロッカーの鍵が必要なのは二人とも判っていたが
エリオは都会育ちはっきり言えば自らの証明書や指紋認識システム・網膜認識システムで家の鍵を開けていたために
マスターキーを探すのはなれていなかったというよりキーはカード式と頭にインプットされている為にそれを捜すのに夢中だった
またキャロの方はまったく違う、元々自然保護区出身だ、鍵のシステムもはっきりいえば地球式。または過去の遺物と呼べるほど
古いタイプでありそれが当然だった。現に窃盗がある場所があるが、管理局が常駐している地区が近いこともありそれほど頻繁に
被害が無い為に。大抵の家は鍵があるのにもかかわらずあけたまんま家を仕事に行くケースが多い。
その為に2人の認識がおおいに違う。元々この家の主はミッドでは完全に廃れた古いタイプの鍵を使っている為に
エリオでは鍵をさがせないのは当たり前だった。
こうして鍵をさがして 一時間がたった。またフェイトとヴィータも今見つかっている資料の確認で時間を完全に潰していた。
既に時間にして三時を過ぎている。 この時【第六課の本部】では全ての物事が終わりを告げてまた新たな謎が浮かんでいた。
たが現場で調査中のフェイト達ライトニングの部隊はその事を知るすべはなくはないがその事を完全に怠っていた。
キャロは小物入れの内の一つを手に取り、ゆっくりと丁寧に空けてみる
その途端、その【小物】から綺麗な音が流れ出す。
君の〜瞳に〜映る〜♪ 私は〜何色〜ですか♪〜〜〜
赤深き〜望む〜なら♪〜〜 渡そう〜陽の光を〜♪〜
悲しみが〜溢れ〜♪〜 瞼〜閉じました〜♪
こぼれた〜滴は〜♪ 心に〜〜沁みゆく〜♪
まるで澄み切ったメロディーが部屋中に広がり始める。
それはあけたキャロもそうだが部屋を探しているエリオやフェイト・ヴィータ果ては中庭で指揮をしている
シャーリーまでもが聞き及んでしまった。それほど良い歌だった
だが同時にそれは周囲へと聞こえるほどの音量が出ていることも現われであった。
そしてそれは作業しているフェイトが一時作業を中断してまで、来てしまったがキャロは
ある物を持ったままはたから見れば時が止まったようにその物を見ていた。
「キャロ・・・一体どうしたの?」
フェイトは心配になってキャロに声をかけて見たがいっこうに返事がない。
それほどにこの曲を気に入り、聞いている証拠だが、実際今は仕事中、何時までも
上官であり、保護者である、フェイトも譲れる部分と、譲れない部分がある今は
【譲れない時】それが判る為に、フェイトはキャロに念話を送った。
『どうしたのキャロ・・・その曲を聞き入っているようだけど、ちゃんと仕事は出来ているかな?』
フェイトの突然の念話でキャロは持っていたその小物を手放してしまった。
「えっ」
ゴットン
鈍い音と同時にその曲が不幸中なかは偶然なのか判らないが、蓋が閉まり曲が流れなくなって閉まった。
キャロは直ぐにその音が出る箱を取ろうとして前を向いたときに、念話を放った長本人が目の前にいた。
「ごめんなさい、私が悪いんです、仕事中なのに・・・そのあの箱からでる曲に聞き入ってしまって」
フェイトの姿をみるや直ぐにキャロは必死に謝った。
元々フェイトも怒るつもりもないし、ただ余りにも意識を他に向けていたから注意を促がす為に話した
事でこのように必死に謝れても逆にフェイトはただ困惑していた。
その頃一人その場で残り書類関係に目を通していたヴィータが次のファイルを手に取り
調べようとして瞬間・・・・・・何かがそのファイルから零れ落ちた。
「ん・・・なんだなにかが落ちたような気がしたんだ」
ヴィータも元々は感がいいほうだ、その為に何かが落ちたのは意識Lvでは判っていたが
実際に目でみたわけではない、それに先ほどから聞こえていた音が聞こえなくなったのも気になる。
その為に一度その手に取ったファイルを近くにあった机に置きに行く時に
クッシャ
何かを踏んだ時に出る、音がヴィータの足元から聞こえてきた。
「何の音だ、これか」
自ら踏んだその何かをヴィータは自らの手に取り調べた。
すると持っているほうにはこう書かれていた
<2006年 3月3日 海鳴市 忍邸の庭にて花見の時の皆との写真と>
ヴィータはその字を見た瞬間に直ぐに裏の方を確かめたすると
其処にはあの助けたはずの民間人2人と何故か自らの記憶に無いのにそこには一人の恋後がれる女性として映っている
ヴィータや高町家の面々だがそれは少しおかしかった、
なぜならばあの新婚ほやほやのと思える士郎と桃子が一緒に映っているはずだがその写真には【桃子一人しか写っていない】
他にもリインフォースUが居るのにも関わらず。
あの子が【 】が映っているし、忍の妹すすががまるで初めから存在していないようにその場には居ない
アリサはいたとしても、その隣で一緒に映っている巫女の少女や女性は自分は知らないそれどころか。
ヴィータが知っているメンバーは写真に映っている半分しか判らなかったが判っている事はその助けた民間人もその場に
いたことだろうか、これは十分に今の捜索の手ががりになる。
『一体なんなんだよ〜・・・この写真は・・・はやては写っているけどはやてをお姫様抱っこしているのはあの助けた民間人
わけわかられねえ』
ヴィータは既に混乱していた、確かに自分の記憶ではこのような写真は取っていない、それどころか、
その時期は管理局に入って、奉仕活動をしていた時期だ、実際それど頃ではないのは覚えていた。
だが証拠は存在しているこの矛盾がヴィータを苦しめていた。
そしてヴィータはその問いの答えを知る為に、その写真が落ちてきたファイルの中身をゆっくりと空ける
それは人がいや人類がパンドラと呼ぶ箱を開けた時と同じ心境であっただろう。
今はまだヴィータはその事を知らないままそのファイル【パンドラ】を開けた
果たして其れの其処には人類と同じで希望と呼べる物は残っているのか判らないが
ただ言えることは、確実にその事で第六課に居る2人に確実に災難が及ぶことは事実であった。
説明文
パンドラの箱
パンドラの箱(パンドラのはこ)とは、ギリシア神話に登場する、
神々によって作られ人類の災いとして地上に送り込まれた女性パンドラが開けた箱である。
壺とする説もある。この神話から、「開けてはいけないもの」、
「禍いをもたらすために触れてはいけないもの」を意味する慣用句が生まれた。
本編での箱の意味は、アルバムの事を指しているが。実際の所は
第六課にとっても、この世界にとっても色々な意味での災厄な物として違い無い為に
このような意味として書いています。 またその説明にパンドラの箱の有名な一文を載せています。
オルゴールの曲
Suara の「夢路」に挿入されている。
キミガタメの歌詞の一部を使わしてもらっています。
本来ならメロディーのみが流れる予定でしたが。
このような文なのでその流れているメロディーに歌詞をつけています。
花見の写真。
ヴィータが偶然発見した。疑問の写真
写っているいる人物の多くはヴィータも知っているが逆に知らない人物も多い。
例に上げるなら主人公・アリサ・サクラ・久遠・さざなみ寮の住人達。
この中には本来ならば主人公とアリサも入るはずだが、実際には救助した時に合っているために除外されているが
確実に火種に成り得る。
写真の年号については、本編またはコミックスを持っている方はわかると思いますが
Asでこの時期では闇の書事件が終わりを告げてある程度の猶予期間としてはやて達は拘置されている時期です。
コミックスでの方でもなのはとフェイト・すすか・アリサ一家との旅行にはそれを理由に動向していません。
また優秀な人材でもあるヴォルケン達を管理局のあのレティ提督が裁判中にもかかわらず
有効に使うはずと独自に判断して書いているもので、原作本編とはまったく関わりがないです。
ロッカーの鍵
地球式の施錠タイプを使って居ますが。あのアリサです
当然最新式の施錠タイプで鍵の中にはICチップを埋め込んでいるタイプの鍵で
それぞれ鍵が合わないと開かない仕組みになっています。
また誰もが思うマスターキーの存在ですがアリサが常に持っています
主人公だと確実に別の無くすので^^;
【】間に入る人物ですが。あの人です
これは伏字になっています。三次元ものなので諦めてください。