映像が切れて、シャーリーも驚いていた。元々頑丈に作っていた、装置が記憶装置再生の負荷に耐えられず、壊れてしまったからだ。

最もそれでもある程度の情報が手に入ったことは、間違いない。特に【高町なのは】と知り合いである。
と同時に一つの事件を映像で見る限りは見事に解決したと思える無いように近い状態ではあった。

「それにしてもなのはちゃんにも可愛い時期があったんやね」

「そうだね・・・あのなのはが・・・まともに説得しているし」

「そうだな・・・・・ありえねぜ」

「みんな〜〜酷いよ〜」

「「「「だって本当のことだし」」」やろ」

なのはを知っている者達にとっては当たり前の事であり。当然の疑問でもあった。
フェイトも八神家の連中もなのはと会ったのはどれも事件としては一級品の中であり。
説得が戦闘と読んで戦うなのはの姿しか思い浮かばない
だからこそ、知らない真実が出てきたときには直ぐに動揺してしまう。

また新人のスバルとティアナの2人も。エース・オブ・エースの幼少期が見られた事が喜ばしい反面。
※【あの噂】が本当だと思ってしまう。

そして第六課のメンバーが殆ど思っていた事を良介やアリサに質問した。

「それじゃあわたしからいくで、良介はあの後どうなったん?」

はやての質問は最もである、元々映像も切れてしまった上に、今のままでは映像は見れないことは明白である。

「爺に勝って・・・・・・病院に運ばれた」

愛想も何も無い口調で良介がまともに話した。

「そうわかったわ、それで犯人は捕まったやろ」


「捕まったわ・・・最もそのせいでかなり世間が騒いだけどね」

アリサはさらりと答えてしまった。


「それにしもてや・・・なのはちゃん以外にも良介はんは、高町家と接点があったんやね」

はやてのいうとりだが、実際にはなのは自身も覚えてはいないし、
そもそもなのはが良介と初めて会ったのは良介とアリサとミヤを保護した時で
自己紹介をした時に、向こうが驚いた事もなのはとティアナは知っている、
その為にこの映像はおかしいと思うティアナとなのはである。

なのはもその事で良介に聞いてみることにした。

「良介さん・・・・・・に私は会った事が無い、それにお兄ちゃんと忍さんがあの時に自己紹介なんておかしいです。
私が知っている忍さんはこの前からお兄ちゃんと付き合っていました」

「「「うそだうろ!!!!」」」

これには良介とアリサ・ミヤは驚いた、あの忍さんと付き合っていた事にだ、

「そう・・・・・・それじゃあなのはに聞くけど・・・家族の構成はどうなっているの?」

「家族の構成・・・・・・? お父さんにお母さんにお兄ちゃんにお姉ちゃんにわたしだけど」

アリサはこれを聞いてある種の確信が確証に代わっていた。

「本当にそれだけなの?」

「それだけだけよ」

なのはは疑問も持たずにアリサに素直に答えた。

アリサもなのはが疑問も持たずに素直に家族構成を答えたために

『どうやら本当に並行世界に来たようね。しかもなのはのお父さんが生きているなんて』

良介もなのはの父は既に死亡しているのは知っている、その為になぜなのはがあのようなことをいったか

『・・・なのはも俺をからかうつもりだな』

元々あの悪魔にからかわれていた事もある、良介だその為にどうしてもそのような方向に持っていく。

「それにしてもや犯人に間違えられた後も真犯人を捕まえようとするなんて中々できるこじゃあらへんよ」

確かにはやての言う通りだが、実際にはただ単に良介が真犯人を見つけて疑いをかけた人物をボコル為に動いただけだ。

また既に時間もかなり経っていた。為に今日の所は解散することになった。


次の日の朝のまだほとんど 職員が寝ている時に時に第六課の宿舎の周りを走る二人の物陰があった。

元々良介もシグナムも日課として海鳴市にいた頃はよく朝の4時半〜二時間かけて街を一周していた。その後はよく
シグナムまたは恭也・美由希と稽古が日課で剣の腕を上げる為にしている。

その為に久しぶりあったシグナムと良介の2人が共に既に一時間は経過しているがランニングを止めずに走り続けていた。
第六課の周り自体はかなりの広さと面積を有しているたが、それでも2人が走り込む距離としてはまだ短い方だ。

だが次に努力家でもあるティアナは何時もの道理の時間に起きて自分だけの訓練の場所に行く最中に何かの足音がする為に
とっさに身を隠してしまった。

暫くするとその足音が近づいてくる。

『いったいだれなの』

ティアナの疑問も最もである。 
だれも起きていないこの時間帯を使って魔法の修行をしていたのだが、だれかが起きているとなれば話は別だ
もしなのは教官にでも見つかれば確実に今日の訓練からは外されるのは明白である。
元々なのは教官の教育プログラムはかなりの良い出来なのはティアナ自身も認めてはいる。
だがそれだけでは何時までも凡人であるティアナがここエリート集団の中でやっていいくのはムリがある。
その為に早く起きて少しでも訓練している状態なのだ、

そして遂に足音の正体がわかった、一人はあの良介であり、もう一人はシグナム副隊長である。

良介とシグナムの2人はまったく息を乱さず、走り去っていく、その様子を見ていたティアナにはその行動をとっている
才能あるシグナムや良介が自分と同じく努力をしているのを見て余計に自らもより一層努力をすることを決意して。
何時もの場所でシュートの練習を始めていた。



ティアナが練習を始めて30分が経過した頃、数多くの空きのカートリッジがティアナの足元に存在していた。

ガッシャ、 パッシュー

空きのカードリッジがアンカーガンが吐き出される、これで訓練に使った数は合計で10個になっていた。

そしてそれと同時にティアナの疲労もかなり聞いていた、元々ベルカ式は魔法の威力を一時的に高めるが半面にそれを扱う
術者の力量が問われるものでもある。 

自らの力量より多くのカードリッジを使えば自滅以外の何者でもない
たとえ成功しても何かしらの後遺症を残す可能性もあるシステムなのだ。
それを訓練でしかもより実力が必要とされるバリアブルショートの訓練を立て続けに行っているのだからムリも無い話だ。

その最中、何かの音が聞こえてくる。

カン・カン・カン・カン

その音は金属の同士ぶつかりあう音ではない、まるて゛軽い何がぶつかる音である。
ティアナも当然この後に知っている、昨日映像を見せられた時に木刀とよばれる武器がぶつかる音と酷似していたからだ。

『まさか・・・良介とだれが訓練を行っている?』

ティアナの考えはもっともである、剣術を使えるのは管理局でも限られているシグナムかフェイト位なものである。
最も他にもいることはいるのだが有名なのはこの二人だろう。

だからこそティアナの興味心が訴えてくる。だれが訓練をしているかみたくはないのかと。

頭を横に何度も振りそのような考えを吹き飛ばす為に別の事に考える。

『駄目よティアナ・・・今は自分の修行の時間・・・他の事に気をとられていては・・・・先へとすすめないは』

と思いながらもあの音が聞こえてくる。しかも先程より激しくとどまることをしらないほどだ。

「だっーーーーもうだめうるさくて・・・訓練に集中できない」


ティアナがそのうるさい音の方を見てみるとそこには既に人だかりが出来ており、周りの方からは

「シグナム副隊長・・・・・・そんなやつやつけちゃえ」

「シグナム副隊長に勝てよ・・・ボーズ」

「おめいがシグナム副隊長に勝つほうに賭けているんだからまけるなーーー!!!」

それはある意味お約束である、最初は誰もが音の正体を知る為に近づいてみると
そこではシグナムと良介がいつの間にか2人とも木刀を持ち勝負をしていたのだから、
それを知るとやはりトップがあのはやてのだからなのか、それともお祭り資質が第六課にもあるのかはわからないが、
いつの間にか次々と人が集まりいつの間にか試合と同じぐらい人数がシグナムと良介の剣術の訓練に目を奪われていた。

ティアナもただこの試合を

『凄い』としか思えなかった。

他のメンバーも徐々にだが集まってはいた特にスバルは同じ格闘家の血が騒ぐのか、
それともただあそこまで凄い戦いを見たのかどちらかはわからないが

【あとで良介さんと戦いたい】と元気一杯の顔に書いてあったのを長年パートナーのティアナにわかってしまった。

またリィンUに似ているミヤも自ら飛んで特等席でその戦いを見ていたが

「またあんなに傷だらけです」

といって良介が傷を造るたんびになにか文句を行っている。


『あそこまでシグナムと互角に渡り合えるなんて・・・・・・一度手合わせしてみたい』

フェイトもシグナムと魔法なしで互角とは行かないがある程度戦える良介を見て、シグナムと同じバトルマニアの血が騒ぐのか
うれしそうな顔をしていた。

だが次第に試合はシグナムが有利となって行く、良介もシグナムが放つ斬撃を時には受け流し斬撃その物を回避していたが
それでも避けきれない斬撃は良介の一部をかすって確実にダメージを蓄積する。

『やはりシグナムは・・・強い・・・だが』

『良介も手合わせした頃よりさらに強くなっている・・・・・・』


元々シグナムも良介も2人共仕事に時間を取られるために一ヶ月に一度会うか、会わないか程度である。
今度の任務が無ければ三ヶ月ほどシグナムとは手合わせをしていない、その為にシグナムも良介の腕が常に上がっていることに
気付かないでいた。

だが経験でいえばシグナムの方が圧倒的に上である。闇の書の守護騎士と生まれてから戦ってきた経験は百年は優に超えている
たが良介の進化シグナムの予想を上回るほどである。

「だいぶ・・・ 腕を上げたな良介・・・だがこれで終わりにする!!!」


「こちっだでシグナムに勝って・・・終わりにする」

2人の剣気は高まっていく。

お互いが走り出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

丁度中央のところでシグナムと良介の木刀は交差する。

ガキっー

まるで金属にで当たったような音が聞こえてくる。

その音の中央では2人の木刀が見るも無残な形で存在はしてたがこれ以上勝負が出来ないほどになくなっていた。

「これでは試合ができそうにないな、ひきわけだ良介」

「また引き分けか・・・シグナム・・・今度こそ勝つ」

「そうだな私もうかうか出来ないなこのような有様ではな」

シグナムが言葉をした先には木刀の唾から上が綺麗になくなっている、これは良介の木刀も一緒だが
良介にはここからさらに攻撃するだけの余力があるが元々勝負の方法は一刀流での勝負であった。

二刀流を使っている良介にはこの折れた木刀でも十分勝機があるがそれをしてはシグナムも魔法ナシで戦った意味がなくなるからだ。


こうして朝の五時前後に行われたシグナムと良介の勝負の幾重は引き分けとなった。

また引き分けた良介の腕を見てティアナはさらにあの時は手加減されていたと勘違いをしてさらに自らの修行にのめり込むようになる。


その頃良介達がいた元の世界てば既に出番が失われているはずのユーノに再び出番の機会が巡り初めていた。

後書き〜

今回はシグナムと良介の戦いを入れて見ました。

マジバトルです。それとティアナの修行風景と心境を少しだけ取り入れてみました。


次はユーノで番です。 次の話は再び良介のいた世界の話に成ります。





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