この事を知った管理局で働く各エース達は直ぐに事件の調査に乗り出した。
鳴滝市でもあの有名な事務所が消えた事でそれの人脈で有名な人物も動き出した。
そして事務所ごと飛ばされた４人は【ある市街地】に事務所ごと出現した。
それこそがスターズの分隊長である白い悪魔が上に掛け合った結果、訓練地として使わせてもらっている地だった。
訓練中に突如見たことの無い魔方陣があらわれたと思うとそれと同時に謎の黒い球体が現れた。
その黒い球体が徐々に消えていくと中には一つの事務所と呼べるほどの大きなのビルが現れていた。
これを確認したスターズの分隊長の白い悪魔こと高町なのははその現場に急行すべく自らの部屋から
その現場に向けて転送した。
ヴィータ一人相手に訓練中の新人のスバルとティアナの２人はいきなり訓練中に現れた
謎の建物について考えていた。
自ら持つデバイス達は２人にその建物内から大小あわせた魔力反応があると忠告してきたのだ。
たしかにいきなり建物ごと転送させるにはそれ相応の準備と莫大な資金が必要だがそれを可能とする
組織があるのは新人の２人には管理局ぐらいしか思いつかなかった。
そう２人が思っていると副官のヴィータが２人の前に現れて注意を促がした。
「スバルにティアナ、２人とも緊張感が足りない、いきなり現れたあの建物を調べるに任務が切り替わった
新人のお前たちに早い任務だが、あの白い悪魔が来ることだし、それまではお前たち２人は建物の外で待機していろ
私が建物の中に入って調べるからな」
２人はこれに当然反論した。
「ヴィータ副隊長待ってください、なぜ待機なんです、一緒に調査に行きます」
「そうです･･････副隊長が危険な目にあった時に誰がカバーに入るんですか?」
確かにスバルとティアナの言う事も最もだが、２人ともＢランクの昇格試験を受けて合格した後で
この２人のデバイスは現在はやてが２人の成績やデバイス関係を見て作らせている物ではなく
元々訓練校から自作で造ってきた旧型デバイスであり、もし調査の対象物から戦闘用の何かが現れた時には
確実に実戦経験が皆無近い２人が居てもかえってヴィータの足手まといしかならない
その為にヴィータは２人に残酷な真実を話すことになってしまった。
「いいかげんにしろ･･････ティアナにスバル貴様らのお守りをしながら謎の調査物を調査できるほど今回の任務は楽じゃないんだ、
それにお前たち２人はもし他の場所から逃げ出そうとする物影が何かを見た時はあせらず
まずは後から来るなのはか私に念話で連絡しろいいな」
そう言うとヴィータは２人に外の警備を任せて謎の建物の調査の為に慎重に調査対象に入って行った。
この様をティアナとスバルは黙って見ているしかなく、２人とも自らの力不足を今回の事で明らかになった。
その様な最中、建物の中にいたシグナム・アリサの２人はようやく目を覚まして今の状態を調べるべく周りの状態を必死に調べていた。
３０分後にアリサは全ての情報ネットワークが遮断されている原因を調べるので必死だった。
シグナムはその間自らが持ってきた機材を調べていたが。背後から来る気配に気づかないで居た。
「･･･なんだ･･･シグナムかよ･･･一体なんでこんなトコに居るんだ
お前もライトニングの副隊長として調査しているのか?」
ヴィータとして最もな事だったがいきなり変な事をいうヴィータに少々
戸惑いを隠せないシグナムだった。
「ヴィータそれは一体なんのことだそれに副隊長とは私はヴォルケンリッター将だそのような名前と
副隊長になった覚えは無いぞ」
そのように言い切ったシグナムを見てヴィータは驚きを隠せなかった。
「一体何の冗談だよ･･････シグナムそれに主はやてがやっと作った部隊すら解らなくなんて」
この言葉を聞いたシグナムも正直驚きを隠せなかったいくら主はやての能力が極めてレアな能力だとしても
シグナムが知っている、はやてはいまだ小学生だそのような子供が部隊を率いることは無理だとシグナムの
経験からくる感が教えてくれている。
「まてヴィータ･･･主はやては今はまだ小学生のはずだそれなのに
部隊を任せるとは一体どういうことだ?」
この言葉にヴィータは逆に混乱してしまった。
「ふざけるなーーーー!!! 今のはやては既に大人だシグナムこそ記憶を失っているんじゃないぞ!!」
この声は二つ離れた部屋で作業しているアリサと寝ているミヤと良介を起こすほどの大きな声を出した為に
ヴィータの声が聞こえてしまった。
この聞こえた声により自体は想わぬ方向へ進んでいく
だれも知らない方向へ。
それよりも時は少しだけ戻り
本来のライトニングの副官のシグナムの居た場所ごと光の幕が覆いかぶさりシグナムの行動を封じてしまった。
「なんだこの幕は･･････体が動かないだと」
シグナムは直ぐに何かのバインド系と思い直ぐに自らのバリアジャケットを着たが時既におそし
何とか封じていた何かを振り払ったが、光の幕がどんどん濃くなっていき遂には光がまぶしくてシグナムも目を開けられないほどだった
「不覚･･････す････み･･･ま･･･せ･･･ん･･･あ･･･る･･･じ･･･は･･･や･･･て･･･････････」
こうしてライトニング分隊副隊長シグナムがこの世界から消えてしまった。
２，００８年 海鳴市藤見町
その頃一週間前に【謎の光の幕で消失した】事務所のポイントに再び光の幕が現れた。
現場の衛星軌道上で待機していた、アースラチームに緊張が走った。
「･･･エイミィ、解析は進んでいるだろうな」
「エイミィさん･･････また例の幕が現れたんですね」
クロノとフェイトが慌ててきたように、アースラのブリッチに入ってきた、
「ん･･････そうだよただ今回の前の幕とは違い規模が小さいから･･････直ぐに消えると思うよ」
エイミィの言葉と同じくして光の幕は現れて三分足らずで再び消えてしまったが
その代わりに消えた付近に妙な反応が出た。
「クロノくんにフェイトちゃん･･････何かが出てくるよ、準備よろしく」
エイミィの解析はアースラの中では１番ということは既にだれもが承知ずみ。
フェイトもクロノも万が一に備えて、海鳴市藤見町の事務所跡地に転送魔法で現場に向かった。
数分後･･････
未だ妙な反応が消えないポイントにたどりつく事が出来たフェイトとクロノはそこでありえない現象を目の当たりにする。
「なんだこれは･･････いったいなぜ･･････彼女が現れるんだ」
「確かに行方不明者の中ファイルの中に名前があったけど、･･･一体どうして･･････」
２人が目にしたのはヴォルケンのバリアジャットを着て倒れていた【シグナム】だった。
「だが状況がわからない以上は、ここに置き去りには出来ない、フェイトすまないが、はやてとレティ提督に連絡を入れておいてくれ
僕はシグナムをアースラに運ぶよ、再びあの幕が現れるとも限らないから」
クロノの現場判断は確かな者で、フェイトもそれに従う以外に選択肢が無かった。
フェイトは先にアースラに戻り今はレティ提督とその保護下で活動しているはやてに連絡を取る為に
自らの執務室で通信を始めていた。
その頃、クロノは未だ外部的にはまったく傷を受けていないシグナムが気絶している事に不思議に思い
『･･････おかしい外部的にはなんら外傷はないのに･････意識がないとは･･･アースラの医療チームで問題が解決できるかどうか
心配だがまずはシグナムを回収して後から来るはやて達に少しでも安心させる事が先決か』
こうしてシグナムを現場から回収したクロノは直ぐに、アースラの医療スタッフに未だ意識を取り戻さないシグナムを引き渡した後
直ぐに今回の光の幕のデータの情報をエイミィから貰い、前回の分とも合わせて調べていた。
それから三時間後
「ふっ･･････やはりこの手の調べ者はあいつに頼むか･･････やれやれあんまり好かないやつだが今回は仕方ない」
クロノは徐に自らの部屋からある男へ通信を入れた。
「元気にしているか･･････ユーノ･･････君に調べて欲しい事がある･･････今回の光の幕についてだ」
「ちっと待ってくれ･･･いきなり通信をよこして調べて欲しい事があるって･･････こちだってようやく半分無限書庫の整理が進んだところなんだぞ」
「･･･現在では二回既に確認されている、初回のデータと二回目のデータに何か共通点がないか調べるように」
「だからまってよ･･････さっきも話しただろう、書庫の整理が膨大に残っているんだクロノ」
「だからそれは君がスクライア一族に依頼として頼めばいいだろう依頼料も出ることだし、その点も含めて君には少しだけだ期待している」
クロノはそう言うと一方的にユーノに当てた通信を切った。
作者の後書き〜
遂に飛ばされた世界が判明しました。
そして何故か【シグナム】だけが【To a you side世界】に飛ばされたようです。
第三話では色々と主人公とアリサが活躍できる話を書きたいと思っていますが
未だ手付かず状態。構成のままで止まっています。
そして一話で出てきましたが【管理局の嘱託免許】はムーン的には必要だと思っています
流石に色々な世界で活躍するのに、幾ら管理局【こちらで言えば警察から強力要請】があったとしても
最低限の許可証が必要と思い。設定に銜えています。
宮本良介
CV:保志総一郎
シリーズ初登場：１期第１話
初登場：To a you side
出身：第９７管理外世界「地球」極東地区日本・海鳴市
所属：探偵業
階級：無し【嘱託免許あり】
役職：無し【二刀流使いの剣士】
弱点：メロン【これさえあれば大抵の事で良介を使う事ができる】
魔法術式：ベルカ式・空戦＋ランク未確認
融合デバイスを仕様するが、その詳細は特別許可指定に設定されているために閲覧不可能
数多くの困難な依頼を無事に達成するために高性能デバイスを複数持つとも言われている
またジュエルシード事件・闇の書事件の重要参考人と同時に二つとも関わった事件を解決するほどの
腕前である。 本人のリンカーコアの数値は１００と最低ランクだがそれでも難事件を解決した功績は
民間協力者でありいまは管理局のエースである【高町なのは】以上であることはいうまでもない。
アクセス・ヴィータ
ほぼ全て能力的互角な【鉄の伯爵】を出し、バリアジャケットも基本の黒から真紅へと色がチャンジする
魔力も一時的だかヴィータの魔力を真似できるが１０分までしか使えない それを過ぎると本体に付加がかかり
全身疲労で二日は休み続ける。
アクセス・シグナム
これもヴィータの時と同じでデバイスから全てがシグナムが来ていたバリアジャケットの色に変わってしまう
良介本人もこちらの方が使いやすく。使いなれているが制限時間は１５分しか使えない
アクセス･シャマル
殆ど使う事が無い 本人いわく一度使った事が在るらしいが
その時 シャマルも近くに居て その後が大変だった為に 封印中
仕様期間は ３０分
他にも未確認だが 多くのアクセスが存在するが
それは良介本来の力を元にこう合ってほしいと願った形が出ているが
本人に自覚が無い為に 未だこの能力について未開発の部分が多い能力である。
作者さんへの感想、指摘等ありましたらメ−ル、投稿小説感想板、