本策はTo a you sideの三次元物です。

西暦2005年クリスマスイブ・第一級・ロスト・ロギア夜天の魔道書の事件から約三年後・・・・・・


この日もユーノスクライアは無限書庫で多くの部下と共に未だ書庫の整理に徹していた。

そんな最中無限書庫である一人の研究局員が歴史に埋もれた転送魔法の別の運用方法を記した
本を時空管理局無限書庫司書長のユーノ・スクライアからに断りを得て借りて

その本の情報を調べているうちに男性は興味をそそられる一行の欄を見つけた。
その名も【パラレル・ワールドへの行き方と帰り方】と題名にそそられた男性はその解読を始める事となる。

そして一週間後・・・・・・

遂に男は解読に成功する。

「なるほど・・・・・・行き方は代々わかりましたが・・・・・・まずいですね・・・その方法がAAAクラスを一人居るのが条件ですし
それにこの手の実験が上にばれるとこの管理局の若手エース達が科学の申し子たる私を捕まえに来る可能性がある、
流石に避けたい所であるが・・・そうだ良い手がある、あの探偵に実験台になっていただこう」

そう言うと男性がパソコンから出した。管理局に属している嘱託系のパーソナルデータの名前に

【宮本良介】の名前が入っていた。



「それにこの男性は各エース達の随分慕われているようですからね、白い悪魔も同様して混乱する、
そうと決まれば今から制作を始めますか、待ってください【宮本良介】この私の実験台になれる事へ誇れ」



それから一ヵ月後
ついに男性が念願に実験する器具開発に成功した、表向きは【新たな転送用ポッド】となっているが
実際のところは別の者だった、そしてそれを隠す為に表向きの依頼で本来おこなわれはずのロスト・ロギアの回収を
その探偵に依頼するために探偵の所に依頼メールを送りつけた。



2,008年 春 3月一日 午後三時頃

この日も"アリス・バニングス"の名は各業界で有名だが逆にその名をと名声に嫉む者が当然の如く雪達磨式に増えているの明白だった

その日【時空管理局から未開地にあるロスト・ロギアの探索並びに見つけ次第封印して持ってくること】
いう普段なら管理局預かりの任務が急に舞い込んできた。

この依頼を見たアリサは確実に何かしらの陰謀があると踏んでいた。

「どうしてからし・・・・・・今の管理局には・・・・・・なのはやフェイトにはやてだって居るのにそれなのにこの様な依頼が来るなんて
まだ諦めきれない人達もかかわっているのかしら」


アリサは不思議にそう思いながらこの依頼主の名義【ジェイル・スカリエッティ】
とその行く星の情報を入念に調べていた、それが出来るのはやはりアリサが持つ人脈の多さ由縁だろう。



二時間後・・・・・・。


このように調べていると、向こうにはこちらのハワイ島のように休暇と身を休めるほどの島がある事が判明した。

アリサはこの得点に引かれてこの依頼を管理局に任務を受ける事を承諾して直ぐに依頼主の電話で報告した。

「こちらはバニングス探偵会社です、例の依頼の件でお伝えしたい事が在りまして、こうして通信を入れました。
はい・・・・・そうです、依頼主は【ジェイル・スカリエッティ研究主任】です、はいわかりましたそれでは少し待ちます」


管理局に通信を入れて五分後・・・・・・依頼主の【ジェイル・スカリエッティ】が通信にようやく出てくれた。

「どうした、アリサさん・・・例の依頼の件と聞いてきたんだが」


「はいその件ですが・・・依頼を受ける事を承諾しました、それでつきましては、情報と少しばかりの前金をいただきます」


『そうでもしないと・・・・・・前の依頼は殆どただ働きだったからね、少しでも埋め合わせしなと』

アリサの本音と建前を可能とする、会話を既に依頼主が来た時から開始されていた。


「いいですよ・・・・・・自分は今でも忙しいのに危険度が低い物の回収に手間取る時間は一秒でも惜しいのですよ、
それに依頼料が出るところは管理局の懐です、それに危険度が低いとはいえロスト・ロギアの回収ですそれ相応の褒賞を約束しましょう」


「それでは依頼お受けいたします、ジェイル・スカリエッティ研究主任様」

「それではいい結果を期待しているよ、アリサさんそれに機材もそちらに送る手はずを整えているから今からそちらに送る分メールで
転送するよ」


「ありがとうございます それでは良い結果をお楽しみください」


「・・・楽しみだよ・・・・・・その結果が出るのはね」


こうしてアリサとジェイル・スカリエッティの会話は終わり



そして三日後

必要機材を持って現れたはやてが絶大な信頼と信用を置いている騎士の一人、シグナムがこの依頼のオフサーバーとして
管理局から派遣去れてきた。

そして管理局の機材を使い。その未開地に転送する人物は以下の通り。

主人公宮本良介

元夜天の書の切れたTページで生まれたミヤ

元幽霊の美人幼女アリサ件バニングス社長

管理局からの派遣員シグナムの4人が機材から普通は転送するはずだったが。


【ジェイル・スカリエッティ研究主任が造った新たな転送装置】

その機材こそが主人公達の事を良く思わない勢力からの秘密工作品だった。

某場所ではジェイル・スカリエッティ研究主任が自らの研究塔の一室でその結果が届くのを
待ちわびていた。

ミッドチルダ時間朝の八時頃。

「そろそろですね・・・・・・特にあの宮本良介とアリサの存在はこれからの研究にとっては邪魔ですからね
それに古代ベルカの騎士の将も一緒に消す事が出来るのです、これほど良い実験は無いでしょう」


それをいいながらジェイル・スカリエッティ研究主任は一人で大いに高笑いをしていた。


そうとは知らずにアリサは自らのパソコンと機械を接続して何時でも転送が可能する事が出来た後に

機材の主電源を入れた瞬間に同時に詐欺居に眠っていた別のプログラムが作動して。

ダミーの転送魔法陣とは別の本命の魔方陣が発動してしまった。

その瞬間、機材を置いてある事務所ごと完全に巨大な光の幕が覆い隠して。

直ぐにその異変に気が付いたアースラが現場に向かい、その現場で見た現象は

宮本良介がアリサと共に探偵行をしている建物が【謎の光の幕】に覆われていた。


「はやく・・・・・・リョウスケを助けないと」

フェイトの急ぐ感情と行動を抑える為にリンディは冷酷な命令を下す同時にクロノに念話である命令くだす。

『クロノ聞こえる・・・・・・』

『聞こえるよ、リンディ提督、用件は何」

『理解が早くて助かるわ・・・今から在る命令を下すから、暴走するフェイトさんを止めて』

『・・・・・・なぜ暴走するのか大体わかった、ディレイドバインドで耐用するよ」

『嫌なお願いだけど・・・クロノ・・・頼みましたよ」


「フェイトさん・・・・・・出撃は許可できません、未だあの光の幕の正体すらつかめていない現状では救出の人材を出すわけには
行かないのわかってフェイトさん」


クロノは万が一に備えて、バインドの準備を始めていた。


フェイトはリンディの言葉を無視して、直ぐに転送魔法の準備に入った瞬間に
フェイトの居た場所にディレイドバインドが展開されて、フェイトの動きを封じてしまった。

「フェイト!!!!」

アルフは直ぐにフェイトの所へ行きたかったが、それと同時刻に光の幕が消えてしまった。


「皆・・・・・・争いはなしで直ぐにモニターを見て、例の幕が消えている」


エイミィの言葉で、アースラの乗組員のほとんどがその映像を黙って見ているしかなかった。


次の瞬間・・・・・・誰もが驚く結果になって異様とは誰もこのことは知らなかった。
一人の科学者【ジェイル・スカリエッティ研究主任】を除き、驚きを隠せなかった。


クロノ執務官とフェイト候補生も己の目を疑うしかなかった、
在るはずの建物が丸ごと消えていたから。

「うそだ・・・・・・・事務所が・・・・・・そのものが消えているだと!!!」

「そうだよね・・・・・・またリョウスケの悪ふざけだよね・・・」

クロノは直ぐに何かが在ったのかエイミィに今までの情報を貰うように頼んでいた。

「クロノくん・・・・・・これ見た限りでは【例の光の幕】が一番怪しいよ、」


エイミィの言う事も最もで現にエイミィが短い間に纏めてくれた先ほどのデータを見る限りでも
何かの魔法の一種であることはわかっていたから。


「だか・・・・・・これは良介の法術ではないな、過去のデータを見ても彼の前のデータとはまるで違うだが唯一わかっている事は
この方式はミッド式が一部だが含まれている、だからこれを調べれば少なくても建物が飛ばされた場所の位置がわかるはずだ」


クロノの冷静で残酷な言い分を黙って聞くしかないフェイトの中にある感情で良介に救われた時の前までに落ち込むほど
精神的に弱りきっていた。

「フェイト・・・・・・今の君にこの件は頼めない少し休むんだ」

クロノが言葉を言い切ると、フェイトにかけていたバインドを解いて、使い魔のアルフにフェイトの事を頼み

クロノは現地に探索チームを送り、対策を練っていた。


一週間後


この事を知った管理局で働く各エース達は直ぐに事件の調査に乗り出した。

鳴滝市でもあの有名な事務所が消えた事でそれの人脈で有名な人物も動き出した。

またこの実験が成功したと知ったジェイル・スカリエッティは
次の準備に入るために局を静に去った。



そして事務所ごと飛ばされた4人は【ある市街地】に事務所ごと出現した。
この飛ばされた出来事が後に大きな道筋を作ることになる。







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