「行きません」
冷たい男の声がアジトに響き。
「なんで、今からいかねぇんだよ!」
男の怒声が続いて響く。
ここは海鳴愚連隊のアジト。
先ほど戻ってきた男達はすぐにリーダーである男に峻の事を話した。
今すぐにでも峻に仕返ししたいと思う男の意見に、リーダーの男はすぐさま反対した。
「ふふっ、今からだと人目に付く。襲うなら情報を調べた方からの方が良いですからねぇ……」
「だからって!!」
「勝手な行動をしたあなたが言えるのですか? 今ここでその坊やの前にあなたを斬っても良いのですよ?」
一瞬にして、男の目の前に移動し、男の眼を刺す寸前でナイフを止める。
スキンヘッドの男はあまりの恐怖に倒れてしまった。
「ふふっ、最近退屈してから楽しみですねぇ……私を満足させてくれる人ならいいのですが……」
その言葉と共に目を細める男。
男達は男の表情に恐怖し、仕方なく男の言葉に従った。
第4話「高町家」
PM5:45
海鳴愚連隊騒動から一段落し、落ち着いた翠屋。
あのあとはなぜか俺は質問をされまくった。
年齢やら何かを習ってるのやらバイトはいつやってるのやら彼女はいるのやら
年齢とかはわかるけど、なんで彼女まで聞いてくるのかよくわからん。
とりあえず全部ちゃんと答えたら、俺がバイトに居る日だけ来るとか言って喜んでた。
……暇人なんだろうか、あの人達は。
まぁ、暇だから俺をからかってるんだろうけど。
「それにしても海鳴愚連隊っていつもあんな悪さしてるのか?」
「は、はい……私の友達もこの前、無理矢理ナンパされたって……」
「そうなのか……」
香澄さん――俺が助けたバイトの子――に話を聞き、俺は考える。
海鳴愚連隊。
あいつらは一体なんなのだろうか?
本来とらいあんぐるハート3には居ない連中だ。
そんな連中の名前が原作では一度も出てないはずだ。
なのに、なんでいるのだろうか?
……もしかして俺がやってきたことが原因か?
本来登場しない俺が登場したことにより、ゲームの世界が変わった。
ありえないことではない。
過去を変えるために、未来から過去にやってきた。
そんな話をゲームやアニメでみたことがある。
信じられない話ではあるが、現に俺は現実から異世界に来ている。
ならば海鳴愚連隊はイレギュラーの俺が生んだイレギュラーだと見て間違いない。
そしてあと二つだが気になる……。
「あ、あの……」
「ん?」
その気になることの一つ、香澄さんの存在。
彼女もイレギュラーの一人だ。
「ごめん、どうしたの?」
「いえ……何か考えていたみたいでしたから……」
「うん、ちょっとね。でももう大丈夫だから」
と言っても香澄さんは海鳴愚連隊と違って害はないので大丈夫だろ。
もう一つの方が問題だけど……そっちは時間の問題かな。
って、今はそれより香澄さんとの話しに集中するかな。
「そうですか……。あの……峻さん」
「ん? 何?」
「本当にさっきはありがとうございました」
そう言って頭を下げる香澄さん。
2度目のお礼を言う香澄さんには俺は言う。
「あー……さっきも言ったけど、女の子を助けるのは当然だから気にしなくていいよ」
「でも……あの、なにかお礼をさせてください」
「お礼って言われてもなぁ……別に俺はそんなのいらないよ?」
「わ、私がお礼をしたいんです……だから……」
「えっとな、香澄さん、俺は別に……」
「さ、させてください!」
顔を真っ赤にして叫ぶ香澄さん。
……あなた、大人しい子だと思ったけど、頑固ですね、意外と。
「……とりあえずもう少し声を小さくして、店内だから」
「はぅ!? す、すみません……あの……でも……」
「はぁ……わかったよ。お礼を受けさせていただきます」
「あ、ありがとうございます!」
「いや、礼を言うのはこっちだと思うけど……」
健気と言うか頑固な子だな。
現実世界には絶対に居ない子だよな。
とりあえずお礼の方は楽しみにしてくとしておきますか。
「桃子さん。言いこと聞いちゃった♪」
「「え?」」
声が聞こえた方を振り向くと、いつのまにか厨房から出てきてたのだろうか桃子さんがカウンター席に座りながら俺達を見ていた。
「マ、マスター!?」
「……マスター、なんですか、そのニコニコ顔は?」
「うふふ、ただ香澄ちゃんがめずらしく男の子に積極的だなーって思って♪」
「……そうなんですか?」
「そうよー、香澄ちゃん、いつも男の子と話すときは全然話さないんだから」
「はわわ!? マ、マスター言わないでくださいぃ〜」
手をバタバタを振って言葉を遮ろうとする香澄さん。
だけど桃子さんはそんな香澄さんを見てさらに言葉を続ける。
「なのに、峻くんのときは積極的。もう、峻くんも隅に置けないんだから♪」
「はぁ……?」
「うぅぅ……マスター、ひどいですよぅ……」
なぜか落ち込んでる香澄さん。
他の男には消極的で、俺には積極的?
ああ、なるほど。
「それはただ香澄さんはお礼をしたいからじゃないんですか?」
「お礼をしたいからだけだと思う?」
「はい、思います」
俺がそう言うとなぜか桃子さんの顔が引きつった。
「……えーと、峻くん。鈍感ってよく言われない?」
「いえ、さすがに鈍感じゃないので言われてません……ってなんで苦笑いするんですか桃子さん」
と言うか、ゲームの主人公じゃあるまいし……
「香澄ちゃん、彼が振り向くのは遠いと思うけど、頑張ってね。桃子さん、応援してるから」
「が、頑張ります!」
桃子さんの言葉に両手で小さくガッツポーズする香澄さん。
……何を頑張るんだ?
俺にも説明してと言ったら、自分で分からないとダメって言われた。
「……と言うか、桃子さん。それだけのために厨房から出てきたんですか?」
「あ、そうだったわ。本当の用事は……はい、これ」
そう言って俺に何かが入った袋を見せる。
「なんですか、これ?」
「これ、お給料。少し多めにしておいたから♪」
「え……いや、でも……給料って日払いじゃないはずじゃ……」
「今回は特別。お店を守ってくれたお礼も含めて、ね? もらってくれると桃子さん嬉しいな」
桃子さんは、ウインク一つ、袋を笑顔で差し出す。
その袋を俺は、受け取り
「あ、ありがとうございます!」
大きく頭を下げて礼を言う。
「それで今後のことだけど、峻くん。……住む場所はどうするのかしら?」
「あ……」
そうだった!!
俺、住む場所無いんだったーー!!
バイトの楽しさと忙しさ、そして海鳴愚連隊とかのことですっかり忘れていた。
どうする?
桃子さんからもらったバイト代でどこかに泊まるか?
漫画喫茶があれば良いんだけど……この世界に漫画喫茶ってあるのか?
となると野宿しかないよな……。
「……峻くん?」
「あ、はい。泊まるところは自分でなんとかしてみようかと思います」
警察に捕まらなければ公園のベンチとかで寝れば良いだろう。
「そのことなんだけどね、提案があるの」
「……提案、ですか?」
なぜだろう、とんでもないことを提案されそうな予感。
「私達の家に来ない?」
「は?」
「桃子、GOOD♪」
……近くで見ていた、フィアッセさんもなぜか賛成している。
「い、いや、でも迷惑ですし」
「迷惑なんて、思ってないわよ」
「うん、思ってない思ってない」
え、笑顔で即答ですか……。
正直な気持ちで言うと泊まりたい。
新聞紙と布団なら間違いなく布団を取る。
だが、お金を貰った上に泊めてもらうのは、さすがに気が引ける。
それに、美由希さん、晶やレンみたいな年頃の女の子がいるし……。
ん、年頃? そうだ!
「あー、ほら、でも美由希さんとか年齢が近い女の子が居ますし……」
「美由希たちなら気にしないわよ?」
いや、そこは気にしてほしいです。
……仕方ない最終手段。
「じゃ、じゃあ、家の人が全員OKを出したら泊まりますよ」
こう言えば、大丈夫だ。
桃子さんは俺の言葉を聞くとすぐに家に電話をかけたようだ。
ふっふっふ、甘いぞ、桃子さん。
美由希さんはOKと桃子さん談。
晶とレン、なのはの三人は、桃子さんが良いと言うなら……みたいなことを言ってOKしそう。
フィアッセさんは俺が泊まるのを勧めてるので当然OK
ここまで見ると全員OK。
だが、この勝負、俺の勝ちは確定している。
高町恭也。
彼はきっとNOと言ってくれる人物だ!
常識人な彼ならきっと……。
『うん、だから晶、一人分追加しておいてね。お願いねー♪』
…………一人分?
ま、まさか……。
「え、と……その、桃子さん? 結果は……」
「さすがは孝行息子、娘達だわー♪ 全員、峻くんが泊まることに異議なしだって♪」
……なぜだぁぁぁぁぁ!
俺、俺がおかしいの?
ねぇ、俺がおかしいの!?
男だぞ、OTOKO!
ウーマンじゃなくて、マンだよ!?
「あ、あの……恭也はなんて言ってたんですか?」
その理由が納得いけるなら、諦めようじゃないか。
「恭也? 恭也なら『……かーさんが良いなら、かまわない』って言ってくれたわよ?」
「…………」
きょ、恭也ー!
そこは空気をよんでほしかった。
……いや、空気をよんだからOKしたのか?
「さぁー、峻くん、覚悟は良いかしら?」
「……わかりました。泊めさせていただきます」
どうやら神様は俺に考える時間を与えてくれそうにありません。
俺は仕方なく頷くしかなかった。
いや、嬉しいんだけどね……。
「あのー、店長、チーフ……」
……ん?
「まだ仕事終わってないんですが……」
「あ……」
「ごめーん、忘れてた」
店員の声に気付いて、周りを見ると、お客さんがさっきよりも何組か増えていた。
……そう言えば、18時だから、桃子さんたちは仕事してる時間だったな。
店長が言っちゃいけないことを言ったのは空耳と信じておこう。
「それじゃ、峻くん。私達が終わるまで待っててちょうだい」
桃子さん達は立ち上がり、働き始めようとする。
……よし。
「俺も手伝います」
俺もゆっくりと立ち上がり、近くにあったエプロンを手に取り、付け直す。
「峻はもう終わったんだし、座ってても大丈夫だよ?」
「いえ、ちょっと働き足りないだけですから、気にしないでください。
……あ、いらっしゃいませー」
「あ、もう……」
「ふふっ、良いじゃない。ここは一つ、新しい家族に頑張ってもらいましょう♪」
「うん、そうだね♪」
……変な言葉が途中あったが聞かなかったことにする。
と言うか、桃子さん冗談ですよね?
「峻、帰るから、仕事終わっていいよ」
「あ、はい、わかりました」
しばらく働いているとフィアッセさんからバイト終了のお知らせを受けた。
さて、帰りますか!
……じゃなくて、行きますか。
危ない、すっかり馴染むところだった。
まだ晶、レン、なのはに会ってないのに、家族にされるのはどうかと思う。
と言うか、フィアッセさんも冗談ですよね?
「おつかれさまでした!」
「おつかれー、またよろしくね」
「はい、よろしくお願いします、松尾さん」
みんなに挨拶が終わり、外で待っている桃子さんたちと共に高町家に向かう。
「それにしても峻くん、今日は手伝ってくれてありがとう。すっごく助かったわー」
「え……別にお礼なんていわれるほどじゃないですよ。逆に俺が雇ってくれたことに関してお礼を言わないといけないです」
「それはそれ、これはこれよ。手伝ってくれたことには凄く感謝しているのよ、本当にありがとう」
笑顔で言い切る桃子さん。
こう言う人って、俺の世界じゃ居なかったな。
現実なら、雇ってくれるだけでもめずらしいのに。
それを抜きに感謝してくれる雇い主なんて見たことが無い。
純粋に優しい人なんだな、って今日一日だけでわかった。
「あ、そろそろ見えてきたよ、峻」
フィアッセさんが指をさした方に目を向ける。
そこには住宅街から少し離れた場所にある、高町家が見えた。
いよいよ、残りの高町家に会うのか……。
今でも信じられないのが本音。
この世界に来たこともそうだけど……。
桃子さんやフィアッセさんと話したこと。
翠屋で働いたこと。
そして今、高町家に入ること。
今でも夢だと思っている。
あと、一分もすれば夢から覚めてしまうんじゃないかと……。
そうしたら俺は――
ガラガラ、扉の開く音が聞こえた。
――その音が俺の考えを否定しているように聞こえ、顔を上げた。
「高町家に、ようこそ♪」
「さ、峻、入ろう♪」
「…………」
笑顔で俺を受け入れる二人。
そんな二人に俺も笑顔を送り、考えを断ち切るように、こう言った。
「おじゃまします!」
海鳴市藤見町64−5。
住宅街から少し離れたところにある、日本家屋。
庭には仕合場を一面取ったら、ほとんどスペースの残らない道場がある。
とゲームで言ってたな。
だが、実物を見ると外からだけど、それなりの道場だと思う。
中は今度見せてもらうとしよう。
家の方は普通の一軒家よりかなり大きい。
そして、一人暮らしの俺にとっては普段わからない、温かな雰囲気がわかる。
「ただいまー」
「ただいまー。みんなー、峻くん連れてきたわよー」
「お邪魔します」
リビングに入ると、恭也、美由希、レン、晶、なのはがいた。
全員そろったな、高町家。
「二人共、おかえり」
「母さん、フィアッセおかえりー」
「おかえりなさい、桃子さん、フィアッセさん」
「その人がさっきゆーてたお人ですかー?」
「そ、陸奥峻くん。仲良くしてあげてね」
「はーい、あ、うちは鳳蓮飛ゆいます。レンと呼んでください〜」
「レンの母親は桃子と友達で、その関係で、高町家で預かってるの」
「ちゅうわけなので、よろしくお願いしますー。ほら、次はあんたやで晶!」
「言われなくてもわかってるよ! ……城島晶です。えと、一応、俺は半居候みたいなものです。
ほい、なのちゃん」
「あの、えとえと、た、高町なのはです。おにーちゃんとおねーちゃんの妹で、えとおかーさんの……」
いきなりで挨拶の用意が出来てなかったのか、慌てているなのは。
そんな俺は、笑いながら、なのはの頭を優しくなでる。
「そっか、よろしくね、なのはちゃん」
「は、はい……よ、よろしくお願いします!」
まぁ、自己紹介しなくても知ってるから別にいいんだけどね。
と言えない。
「二人はどうすれば良いかな? 晶ちゃんとレンちゃんで良い?」
「うちのことは呼び捨てでかまいません〜」
「あ、俺も呼び捨てで良いですよ……って、峻さん、俺が女ってわかりましたね」
「あ……」
しまった……つい、知ってたから何気なく言ってしまった。
「初対面で晶が女って見抜けるなんて驚きですわー。まぁ、このオサルが女とは今でも到底、思えんけど」
「うるせぇ! お前こそ女じゃなくてカメだろうが!」
「オサルに言われとーないわ!」
「…………」
早くもデットヒートの二人。
まるで、炎のごとき衝突の早さだ。
その衝突に今は感謝しないとな……。
「レンちゃん、晶ちゃん、お客さんの前で、喧嘩しちゃダメ!」
そして早くも消火作業。
「でも、なのちゃん、このバカが……」
「そうそう、晶のボケが……」
「ダメったら、ダメ!」
「「はい……」」
一瞬のうちに衝突の炎が消えた。
……手馴れてるなぁ。
そんな二人を見つつ、一言。
「にぎやかですね」
「あ、あはは……ご迷惑をおかけします」
「……まぁ、にぎやかではある」
何度もこれを見ている恭也と美由希さんは苦笑いしかできないみたいだ。
こうして高町家とにぎやかな夕食が始まった。
「ふぅ〜ん、小太刀二刀・御神流ねぇ……」
「……ああ、正式名称は『永全不動八門一派・御神真刀流、小太刀二刀術』と言う」
うむ、知っています。
とは言えないので、黙って御神流の説明を受ける。
神速使ってみたいので、練習したこともあるけど、動きに関しては縮地法が限界だ。
「えぇ!? 峻さん、愚連隊の奴をやっつけたんですか!?」
「あー、うん。たまたまだけどね」
「……なかなか良い動きだった」
「ほえ〜、お師匠が褒めるなんて」
「いやいや、恭也に比べれば俺なんてまだまだだけど」
「峻さん! あとで俺と勝負してください!」
…………女の子と勝負か。
「うーん、気が向いたらね」
「どうせおサルがやってもすぐに負けるからやめときやめとき〜」
「うるせぇ! カメのくせに、ひっくり返すぞ!」
「そのセリフはうちに一度でも勝ってからほざくんやな〜」
「だったら今からやってやる!」
「ほぉ〜、なんやまた負けたいんか?」
「晶ちゃん、レンちゃん、食事中に喧嘩しちゃダメ!!」
「「は、はい!」」
こんな感じで楽しい夕食が終わった。
それにしても……忘れてたな。
強さを求め、強さを急ぐ子の事を……。
「……ここが、お前の部屋だ」
夕食が終わり、皆と楽しく会話してからしばらくして俺は恭也に今夜の寝床に案内されていた。
客間だろうか。
「……急だったので、空き部屋が無いんだ。明日まで少しここで我慢してくれ」
「いや、ここでも充分広いし、気にしてないぞ?」
「……そうか。布団はそこにあるから、あとは自由にしてくれてもかまわない」
「ああ、ありがとう」
「……大事な客人だからな」
フッと少し笑い、去っていく恭也。
……本当に10代かお前?
さて、布団は敷き終わって寝る準備完了。
今日一日、色んなことがあったが、まだ眠くない。
異世界に来て、初日は慣れずに、倒れるように眠る……。
と思ってたが、さすがにそれはなかったようだ。
……まぁ、異世界に来ても現実とやってること変わらなかったしな。
それにしてもまさか明日バイトが休みになるなんてなぁ……。
本来は、明日もバイト……のはずだったんだが休みになった。
桃子さんに海鳴はどう? と聞かれたとき、実は今日来たばかりなので、あんまり知りません。
と応えたら、ならもっと海鳴を知ってもらいましょうー。との一言で休みにされた。
ようするに明日一日中海鳴を散歩してこいと言うことである。
断る理由もないし、むしろ色々と行きたい
特に八束神社は是非一度は訪れておきたい。
桃子さんから貰った『これであなたも海鳴名人!』なる海鳴MAPを見つつ、明日の行く場所を決めておく。
…………。
…………。
気がついたら、もうそろそろ良い時間だ。
今日はそろそろ寝るか……。
鍛錬、できなかったけど……着替えがないから仕方がないよな。
そう言って俺は瞼を閉じた。
…………。
………Zzzz。
あとがき。
騒動後〜一日目終了まで。
逞しくなってきたのか慣れてきたのかまるで旅行気分な主人公。
次の話から2日目に入ります。
さて、次回をお楽しみに。
コメント返信。
※続きがかなり気になりますね。ですが、もうちょっと長い方がいいかなぁなんて思ってたり。
>ありがとうございます。……長さの方は徐々に長くしていきます、すみません(汗
※翠屋で働くことになりましたね。次回も楽しみにしています
>働くどころか泊まることになってしまいました。ありがとうございます。
作者さんへの感想、指摘等ありましたらメ−ル、投稿小説感想板、