『ジョジョの奇妙な冒険外伝 SNOW MEMORYS
第12話 フォックス&フォックスA』
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真琴の前に現れた一匹の狐……そして、その狐は炎に包まれていた。
その炎はかなり熱そうで、如何なるものも燃やし尽くすかのような炎だった。
「あ、あうー!これなんなの!?」
真琴が叫ぶのも無理ありません。ハッキリ言ってかなり強そうです。
「真琴。これがあなたのスタンドです。私の蜂や目の前のぬいぐるみと同じ様な物です」
「あ、あうー。わ、わかった……」
簡単な説明でしたが真琴は少しですが、冷静になってくれました。
まだ納得してないと思いますが、これ以上の説明は今の状況では難しいでしょう。
「オッ!さすがに強そうだぞ。これなら大丈夫だろ。じゃ、頼む!」
「待ってください。能力をしっかりさせないと、危険です」
「おれさまに攻撃すれば分かるさ。」
私はしばし考えましたが、真琴の能力を知るにはちょっと時間が足りません。
しかし、あまり時間もありません。そこで……
結局のところ、すぐに攻撃をしてもらう事にしました。
「真琴……危険ですが、あのぬいぐるみに攻撃してください。」
「ど、どうやって?」
「あのきつねに相沢さんにイタズラをしたように思いきり攻撃してください」
真琴は少しの間躊躇しましたが、意を決して、攻撃するために集中しました。
そして、真琴の横にいる狐が大きな炎の固まりを作りました。
大きさにして、直系20cmほどの火球を作りました。
失敗しました。まさかここまでスゴイ攻撃とは予想もしていませんでした。
私は真琴に攻撃を中止させようとしましたが、それよりも速く攻撃が発動しました。
私は慌てて……
「サイレントトリック!」
自分のスタンドを使い、あの火球を防御しようと針で防御しようとしましたが、
真琴の火球を防御できませんでした。防御するというより突き抜けました。
その火球は私になんのダメージも与えずに、ぬいぐるみに直撃しました。
「す、スゲエぞ!これなら5秒間を突き破れる!」
「い、いけません!華穂ちゃんにも火が……!?」
見ると華穂ちゃんに火傷の跡が一つもありません。
不思議です。
華穂ちゃんの上にいるぬいぐるみは炎に包まれているのに、
華穂ちゃんには一つも火傷がないのですから……
真琴が自分のスタンドを撫でながら……
「へへへ。この子が教えてくれたよ。真琴の能力は炎だって。
それで、その炎は真琴が望んだ相手にしか炎がいかないって。
それがどんなものであろうと真琴が望めば燃えて、望まなければ燃えないんだって!」
真琴が能力を説明してくれました。
今回の場合、真琴が望んだのは、狐のぬいぐるみにしか攻撃を望まなかったのでしょう。
だから、華穂ちゃんには火が回らなかった。それが真相でしょう。
そして、その5秒後。炎は消えました。
それにしても……
「いつ、真琴は能力の事を聞いたのですか?」
「頭の中に入ってきたの……この子は喋れないけど、真琴に直接教えてくれたの」
真琴のスタンドは真琴と以心伝心のようです。だから、説明が無くても分かったのでしょう。
スゴイスタンドです。
「へへへ。おまえのスタンドスゴイな!ほれ、5秒立った。これで攻撃できるぜ!」
今まで、真琴の炎が消えるまで待っていたのでしょう。
そして、
「真琴。あのぬいぐるみにトドメの炎を」
「え、えー。なにも悪いことしてないのに……」
「おい、小娘!とっととやれ!でないとこいつが死ぬんだ。おれさまは別に死んでもいいからやれ!!」
「わ、わかったわよ!てい!」
真琴のスタンドから放たれた、小さな火球が飛んでいきました。
これで終わりかと思いました。
しかし……
「か、解除されていないだと!?どういうことだ!!?」
ぬいぐるみが驚愕の声をあげました。そう、真琴の火球で消えると思われた。
ぬいぐるみがダメージを受けることなくそこにいました。
「どういうことです!?5秒しかもたないのでは!!?」
「わ、わからねぇ!?どうしたんだ!?」
本気で分からないらしく、声に焦りの色があります。
横を見ると真琴が驚愕しています。
ぬいぐるみも真琴が見ている方向を見ています。
「どうしたのです?真琴?」
「か、華穂ちゃんが……さっきより痩せて見える!」
真琴の言葉と同時に、私は華穂ちゃんを見ました。確かに先程より痩せた、華穂ちゃんの姿があります。
いくらなんでもこんなに短期間で痩せるはずがありません。
そして、ふと見ると……
「あ、あんたの足……華穂ちゃんにくっついてない?」
真琴の台詞が現状を表わしています。
ぬいぐるみは華穂ちゃんの足に植物の根のようにくっついています。
「ま、まさか!?この娘を養分にしているのか!!?」
「華穂ちゃんはどうなりますか!?」
「おれさまの能力を破ったせいで、破れないようにするために更に吸ってやがるのか!?
どうりで能力が続いているはずだ!この娘を養分にしているんだ!!このままだと華穂が死ぬ!!」
このぬいぐるみが寄生しているのでしょう。華穂ちゃんの身体に……
どうすればいいのですか!?
「も、もう一回……」
「だめだ!先に華穂が死ぬ!!」
「じゃ、じゃぁ、どうするのよ!?」
2人はパニック状態になっています。
このままでは時間だけが過ぎてしまいます。
私に出来る事を考えましょう。
私の能力は幻覚……ですが、繋がっている以上、華穂ちゃんにも幻覚がいってしまいます。
華穂ちゃんには幻覚がいかない方法は……
「真琴!!もう一度攻撃を!!」
「エッ!でも……」
「いいから!はやくしないと華穂ちゃんが……」
「あ、あうー!!」
真琴は集中すると、最初の攻撃と同じ威力ほどはありそうな火球を作りました。
そして、ぬいぐるみに攻撃をしかけました。
そして、命中しました。
「ど、どうする気だ!?」
「こうします!サイレントトリック!!」
その台詞と同時に私は小さい蜂を操り、ぬいぐるみ目掛けて突撃させました。
「お、おい!まさかおれさまから情報を得る気か!!」
「……………」
「む、無駄だ!本体の記憶はあるが、おまえの蜂は能力で効かない!
いや、攻撃ではないから成功するかもしれないし、幻覚は精神のダメージだから能力は発動しないが、
その幻覚では効かないぞ!!あいつの悪事は半端だから、多少は悩んでもおれさまを外すことはできない!」
ぬいぐるみからの忠告はありがたいですが、もう賭けに出るしかありません。
もう、時間もありませんから……
そして……
真琴の炎に入った蜂は……弾き飛ばされました……
どうやら、先程よりも防御力が上がっています。手応えが無かっただけなのに
今では弾き飛ばされました。
「クッ!や、やはり無理か!」
「み、美汐〜……どうしよう……」
二人の不安な声が聞こえます。確かに私の一つの目論見は失敗しました。
ですが……
「これで……華穂ちゃんは助かります」
2人は私を見ました。
2人の表情から察するに事態が分かっていないのでしょう。
「ど、どうやってだ!?」
「幻覚を見せます。」
「ば、ばかな!?そんなことすれば、こいつの命も……」
そこに弾き飛ばされた、私の蜂が飛んできました。
「私は情報が欲しかったのです。」
「そ、その情報はおれさまの本体の情報じゃないのか?」
「いいえ。違います。というよりそれだけではないのです」
「じゃ、じゃぁ、なんだ!?」
私は真琴の肩を掴みました。真琴はビックリしています。
「欲しい情報はこの子の能力……そう!この子の対象以外には能力が発揮されないという能力の情報が!」
「あうー。美汐……何言ってるの?」
「私の能力は幻覚!私には他に能力はありません。
しかし、真琴の能力の情報により対象以外には幻覚が発生しないという能力も同時に発生させる事ができる!
よって、華穂ちゃんには幻覚がいきません!
そして、最初の攻撃でダメージの手応えが無いだけで、
実際には刺せるため幻覚の毒を送りこむ事は可能です!」
「「!!」」
「それだけでは無いと言うのは……あなたの中の辛い記憶を引き出して攻撃するつもりでしたが……
すいませんが……あなたにはつらい幻覚ですよ……」
「覚悟はしてる……早く来い!!」
私は覚悟が鈍らせないために早く刺す事を決断しました。
「サイレントトリック!」
そして……ぬいぐるみに針を刺し、幻覚の毒を流しました。
ぬいぐるみは苦しそうでした。それでも続けました。
しばらくして……ぬいぐるみは華穂ちゃんの身体から離れました。
それと同時に私の能力も解除させました。
1時間後
私は彼が目覚めるのを待ちました。
真琴も待ちました。華穂ちゃんは吸われた養分が戻り、これで安心です。
そして……
「う、ウッ……ここは……」
「気がつきましたが?」
どうやら気がついたようなので声を掛けました。
「おれさまは……まだ生きているのか?」
「ええ……どうやらあなたはもう独立した生命なのかもしれませんよ」
「そうか……」
ガチャッ
「あっ!起きたんだ!」
真琴に頼んで、水を持ってきてもらいました。
さすがに、ぬいぐるみは飲めないでしょうが、私達は喉がカラカラなのです。
私達の目から見ても、ぬいぐるみは相当落ち込んでいる様です。
先程までの偉そうな態度が微塵もありません。
そして……半ば予想していたことを言いました。
「じゃぁな……とっととトドメをさせ」
「トドメはさしません」
私は断言しました。
目を覚ましたときに言う言葉を予想していたため、すぐに返せました。
「いいからさせ……迷惑をかけすぎたからな……」
「もう、これからあなたは寄生できませんから……」
「!?どういうことだ」
「真琴の炎で焼いたのよ!」
「なにを焼いたのだ?」
「寄生する能力をよ!」
真琴の分かりやすいですが言葉は足りません。
補足しましょう。
「真琴は好きな対象を焼けるのを知っていますね?」
「ああ……それが?」
「それで、あなたの寄生する能力を焼きました。成功しましたからもう害はありません」
「しかし……そうだとしても迷惑を……」
「ああ!もううるさいわね!」
真琴……短気は損気ですよ。
「あんたが原因だからって、いなくなればそれで済む。なんてことはないの!原因なら責任をとりなさい!
それに原因とはいえ、あんたはずっと心配してたのには変わりはないの!
そのことは華穂ちゃんがわかっているわよ!」
「華穂が?」
「そうよ!大分前に一度起きたんだけど、そのときにあんたの励ましが聞こえたって……
あんたの一生懸命なところはこの子に届いたの!だから、一緒にいたいって言ってたわよ!」
「……本当か?」
私に尋ねてきました。私は正直に……
「本当です。さっき華穂ちゃんが起きた時に言っていました。
あなたと一緒にいたいと……これを聞いてどこかに行く気ですか?それは人として不出来です」
「おれさまは人じゃないんだが……」
苦笑しています。その表情はどこか嬉しそうです。やはり単純なようです。
「ふん!離れたくないのならしょうがない……嫌だがついていてやるよ」
と後ろを向いています。どうやら照れているようです。
真琴も気付いたのか笑っています。
そこに……
「ぬいぐるみじゃ呼びにくいですから、これからはタイムフォックスと呼ばせてもらいますね。
それと真琴のスタンドはバーニングレイ・フォックスですので。」
「……今、気付いたんだが……」
「なんですか?」
「おまえおばさんくさいな」
「そんな酷な事ないでしょう……」
やはりどこか相沢さんに似ています。性格が偏屈なところが……
そして、今も2人とも一緒にいるそうです。
現在に戻り……
「これが、目覚めた時の詳細です。」
話が終わりました。これが真琴に関する能力の詳細です。
皆さん静かです。どうしたのでしょう?
「それで……タイムフォックス?はどれくらい生きれるんだ?」
「多分……ぬいぐるみですから一生生き続けるでしょう。ですが大丈夫です。」
「なにがだ?」
「彼は人の痛みがよく分かります。本体もいませんから悪事をすることは二度と無いでしょう。
華穂ちゃんとは絶対に離れないでしょう。
もしかしたら、華穂ちゃんの子孫にずっとついているかもしれませんよ。
それほど、優しいスタンドです。会話はあれきりですが、それがよくわかります。」
そうあの子は優しい子です。これからも文句は言うかもしれませんが、それでも離れないでしょう。
華穂ちゃんから……
「良い話しだね、香里」
「そうね……すこし似ていると思うわよ……相沢君に」
「どこがだ?」
「変な意味じゃないわ。救うと決めたら、それに向かって自分の命も関係無く進むところよ」
あの変な性格だけでなく、こんな所も似ていますね。……今度会いに行きましょう。
「そういえば……タイムフォックス見えるならその子もスタンド使いかもしれないぞ」
「おそらくですがね……でも、あの子がいれば多分目覚めないでしょう。
あの子は華穂ちゃんの守り人ですから……」
また、いつか会いましょう……
???視点
彼の朝は早い……ここはアメリカの、とある街……
まだ暗い、そうまだ鳥も囀っていないような時間。彼はその時間に起きる
そして、その部屋に彼女が入ってくる。
スーツの上からでも分かるそのスタイルは際立っていた。
そして、腰まである金髪が煌びやかに舞っている。
顔のパーツも一級品。どこから見ても絶世の美女だ。
「スラスト様……あの街の『タイム』様からの相談です。」
「なんだ?」
男の名前はスラスト・スィンヒル
彼は煩わしげに髪をいじっている。男にしては長めの髪をしていた。
スーツを着始める。そのスーツを着ている姿に違和感が無い。
余程、着馴れているのだろう。立つ姿もどこか気品がある。
「こちらの計画は順調かと……そして、なにかあれば連絡をと……」
「その心配はあちらにするべきだろう?
あの男が確かに今は裏から支配しているが、
私がこの街を……そして、この国の裏の頂点に立てば、立場が逆転するのだから……」
まだ、眠気が残っている体を引き摺り、彼は近くにあるミネラルウォーターをとる。
彼のサイクルでは朝に水を取る。今までもそうしてきたし、今後も変えるつもりはない。
「しかし……現時点ではあちらの戦力が相当強いはずです。」
「確かにな……我々が5だとすれば、あちらは少なくとも10だ。加えて『タイム』だ。ふざけている。」
「どういうことです?」
男の苦虫を噛み潰したかのような顔に女は眉をひそめる。
「あの男は自分の能力を明かしているのさ。奴は「時」に関係している……と宣言しているのさ」
「それは……」
「深読みをし過ぎているのかもしれないが、そうだとすれば、恐ろしい能力だ。
そうでなくても彼は謀略だという証明だ。コードネームだけで我々を欺く……ね」
彼は薄く笑った。それは相手への賞賛か……それとも……
「どうするのです?それに我々はチンピラに……」
「そのチンピラにスタンド使いをかなり殺された。
奴のスタンドも分かっているが対処に難しい……が、私はあの男が欲しいのだ」
「同士を殺したのを向かい入れろと?」
女の口調は静かだが、棘があった。あの男に沢山の仲間を殺されたのだから……
「不服そうだな……本音を聞きたい」
「あの男は危険です。現に今も牙を剥いている。そんな男は信用できません」
「その危険な男を私は飼い慣らしたいのだ。そうすれば、あの男より器が大きいだろう」
男の口調に熱が入る。
「だが……今は時間があまり無い……『タイム』に連絡をとり、牢獄の準備を……そう
『ノー・フューチャー・プリズン』に……そして、私も近々あの街に行く、と」
女に伝え、彼は椅子に座った。
しかし、話しているうちに彼の欲望は目の前の絶世の美女に向いていた。
彼は着たスーツを脱いだ。女はこれから始まる情事を察知したが、逆らわなかった。
そして、スラストは女をベッドに招き入れた。女も従った。
ここでの話しはおしまい。
しかし、男……スラストは後悔する。女の言葉に出ていたチンピラを牢獄に送ること……
これを決定した瞬間、彼もまた運命に巻き込まれることを……
その運命を後悔した。
TO BE CONTINUED
キャラクター紹介
沢渡真琴
元妖狐である少女。
現在天野家に居候中。だが、実際は家族同然の扱いである。
特に美汐と美汐パパこと天野早秋に懐いている。
高校にいかないで、バイトをしている。そのうちに保母の資格を取ろうしている。
なお、補足として天野家には他に美汐の兄が家を離れて生活している。
スラスト・ウィンヒル
アメリカを裏から支配しようとする、野心溢れる男。財力もかなりのもの
容姿はハリウッドスター並みの容姿を誇る。
現在、静かに牙を磨いている。
祐一達の住む街の、裏の支配者をパイプにしている。
なお、現時点でのスタンド能力は不明である。
謎の女
スラストの腹心。絶世の美女である。
スラストが気に入っているチンピラが目障りでしょうがなく思っている
スタンド能力は不明。
チンピラ(名前は現時点では不明)
スラストが気に入っている、謎の男。
能力は不明だが、相当強く、スラストが管理しているスタンド使いを何人も倒している。
彼はどこかの牢獄に入れられるらしい。
スタンド解説
バーニング・レイ・フォックス
本体 沢渡真琴
破壊力 B スピ−ド B 射程距離 D(5mほど)
持続力 D 精密動作 E 成長性 A
能力解説
炎を操るスタンド。姿は炎を纏った狐
その攻撃対象は真琴が望んだモノを攻撃し、望んでないものは真琴が望まない限り燃えない。
そして、その対象は目に見えるものでも見えないものでも抽象的なものでも可能。
(例:スタンドの能力など)
なお、酸素を燃やすのではないので、水中でも使用可能で、水にも火を発生できる。
タイムフォックス
本体 なし(現在 江崎華穂と行動を共にする)
破壊力 なし スピード なし 射程距離 無限(どこにでも行くことが可能)
持続力 A 精密動作 E 成長性 A
能力解説
本体が死亡しているスタンド。姿は狐のぬいぐるみである
能力として、物理的ダメージを無効にする。本作で5秒となっているが、
寄生したときに一時的に無限になる。しかし、真琴に寄生する能力を燃やされたため
無限には不可能だが、3分間の能力使用が可能になっている。
物理的ダメージが受けないときの攻撃は蓄積され、それを攻撃に利用できる。
(本作は意識的にタイムフォックス自身がそれを使わないようにしていた。)
なお、江崎華穂もスタンド使いになっているとおもわれる。
後書き
作:今回は短めでしたが、それなりに濃縮してたと思います。
美:そうですね……ですが、動きがなくてももう少し書くべきでは?
作:今の俺の実力じゃ、無理!
美:断言しますか……
作:それはそうと……なぜに、みっしー?
美:みっしーではありません。質問の答えですが、相沢さんはまだ幻覚に囚われています
作:どれど……ゲッ!
美:どうしました?
作:な、なんか……泣きながら笑って……なのに大声でなにか叫んでいます(汗)
美:…………
作:…………
美:気にしてはいけません
作:ですな!
美:それはともかく……なぜ回想のオチが私のおばさんくさいなのですか?
作:ギクッ!
美:答えられないなら……殺っちゃいますよ?(チラッ!)
スタンドが一瞬見える
作:祐一が幻覚で言っておりました!(でたらめ)
美:そうですか……解こうかと思いましたがやめましょう。もっと苦しんでください
作:(すまん!祐一!)や、やれやれだな……
美:では次回でお会いしましょう
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作者さんへの感想、指摘等ありましたらお気軽にこちらまでどうぞ
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