魔法少女リリカルなのは Crossing of the Fate
Stage16「アリシア」

side - Emiya Shirou -

告げられた言葉は何度か考えていた言葉だった。

調査資料を読んだ時点で考えていたケースは若返ったか、それとも全く新しく生まれたかのどちらかなのだ。

だが、新しく生まれさせた場合当然父親の存在がネックになるが、その話が出てこなかった。

だから、俺と同じケースかそれとも通常の手段では生まれない方法を選んだのではないかと思った。

・・・・・・嫌な方が当たってしまったか。

「話を続けるよ」

「わかった」

アリシアも頷いて、なぜか風景が変わった。

「これは私のというよりアリシアの思い出だね」

「・・・おまえがアリシアなんだろ?」

「正確に言うとアリシアであって、アリシアじゃないの。お母さんが記憶しているアリシアなの。
 限りなく本物に近かったかもしれないけど、それでも違う存在なの」

表情が実に複雑そうだ。

「まぁ、出自はそうなんだけど、その後フェイトのことを確認したりしてたから、結構性格は変わってるけどね」

「ほぅ」

どのように変わったかはわからないが。







「具体的に言うと、あたしにとってフェイトは『(萌え)神』と同義ね」

「どういう結論でそうなった!?」







この娘・・・フェイトの何を見たんだ?

「うーん・・・だって、フェイトって歩く萌え要素じゃない。あんな妹が欲しかったなぁと思ってるんだ」

実に清々しい笑顔だ。

本当に何を見たのか真剣に謎だが。

「話を戻しまして」

「寧ろ率先して話を横道に逸らしたのお前なんだが・・・」

とりあえず、聞いても無駄っぽいからそのまま進めよう。

今更だが、なぜこんな娘がここにいるのだろうか?

「そういえば、なんでこんなことができるかを説明してなかったね」

そういって、微笑んでみせ、何かを取り出し・・・ってまて

「それはジュエルシードじゃないか?」

「こんな世界だから形だけ作ったの。お母さんが制御したジュエルシードの力を借りて、なんとかこの場所を作ったの」

俺に直撃した時の雷撃の魔力を作用した結果、生まれたらしい。

「本当のアリシアならこんなことはできない。だけど、あたしはできる。母さんが作り出した偶像だから」

「偶像・・・」

「正確に話すと、フェイトが作り出された後に形成されたアリシアっていうところかな」

それはどういうことか?

最初の頃と、今では違うような言い方だ。

「話を戻すね。あたしはお母さんの理想の『アリシア』。それが少しだけ人格を自分で調整した存在。
 そして、この空間はあたしが作った魔法空間というわけ」

疑問があるが、黙って話を進めよう。

「そもそも、なんでフェイトは・・・その・・・作られたんだ? そこから始めよう」

「お母さんは取り戻したかったから」

思い出すのはあの資料。

プレシア・テスタロッサはとある事故で責任を取らされたと書いてあった。

だが、それ以外に賠償金も受け取ったと記載されていた。

それはたぶん

「アリシアを取り戻したかったから・・・だから、フェイトは作られたのか」

「そうだね。もともと、フェイトの名前は『プロジェクトF.A.T.E』からそのまま名付けられたの」

「それを・・・本人は知っているのか?」

「知らないはず・・・だけど、偶に見る夢で名前が違う夢を見たことがあるから、心の奥では気付いているのかも・・・」

そう言って頭を振る。

俺はフェイトとの会話で名前を褒めたことがあったが、そんな意味だったとは知らなかった。

・・・関係ないか。例え、由来がそうであったとしても、俺は彼女の名前がいい名前だと思った。

もしもフェイトがそれを言ったとしても何度でも伝えてやる。

「だが・・・実際問題フェイトはプレシアに虐待されているだろう・・・それはどういう意味だ?」

「うん・・・言葉にし辛いんだけど・・・」

どうやら根が深そうだ。

本当に表情が苦しげなのだから。

「あのね・・・お母さんはフェイトのことを偽者としか見れなかったの」







interlude







ふふふ・・・なんの相談も無くどこかに行っちゃう子にはお説教が必要よね・・・

台所から聞こえるお母さんの声はとても怖い。

お兄ちゃんとお姉ちゃんも震えている。

(お、お兄ちゃん・・・お母さんをなんとかしてください!)

(・・・・・・・・・すまん。無理だ)

無慈悲な言葉が返ってきた。

ついで、お姉ちゃん、最後の切り札であるお父さんも見たが、やはりダメ。

・・・ごめんなさい、士郎くん・・・







なのはは万策が尽きました。







ふふふ・・・という声を背中に聞きながら、なのはは諦めの言葉を士郎くんに送りました。







interlude out







ゾクッ! と何かが背中を駆け抜けたが、なんなのだろうか?

俺の本能が逃げろと大合唱している。

「士郎?」

「い、いや・・・なんでもない。話の続きを頼む」

話をして、今の恐怖は即刻誤魔化すべきだ。

うん。そうするべきだと言ってるんだ。

「お母さんもフェイトが生まれた時は嬉しかったの。研究の成果がようやく形になったから」

そういって風景がかわり、今度はアリシア・・・いや、フェイトが映し出された。

「だけど、フェイトの利き腕は右だった。だけど、あたしは左なの」

左腕をひらひらと動かしながら、言葉を言う。

だが、まだ続く。

「それ以外にもね。違うところが結構あった。だけど、決定的だったのはフェイトが魔力資質を受け継いだことだったかな」

本来のアリシアは魔力資質は受け継いでいなかったらしい。

そして、発言した魔力光の色は金色だった。

事故が起きたときに発現した色だったらしい・・・

「それを見たからお母さんはフェイトのことを憎くなっちゃった」

そこがわからない。

確かにフェイトとアリシアは違うかもしれない。

だが、それは当然だろう。

人は一人一人違い、全く同じ存在なんて出来はしない。

全く、同じ細胞を持っているとされる双子―『一卵性』でも―にしたって、性格が違う場合がある。

そんなことがわからなかったのだろうか?

「士郎・・・お母さんはあたしの変わりじゃなくて『あたしそのもの』を作りたかったの」

「それは無理だろ。そもそも魂っていうのは・・・」

俺が遠坂から聞いたことをそのまま話そうとして

「あ・・・」

そういうことか。こちらの世界の魔法では魂という概念は存在されていないのだろう。

だからこそ、そんな簡単な大原則を気付けなかった。

全く同じ。同一存在など作り出せないということに。

「士郎?」

「なんでもない・・・ともかく、プレシアにとってフェイトは望んだものではなかった」

「そう・・・だけど、姿はこの上なく似ていた。だから、憎んだ。







全く同じ姿、記憶を持っているのになぜこんなにも違うのか? と」







同属嫌悪とか似ている者同士は嫌いあう可能性があるらしい。

ただ、この場合の問題はその似ている存在が―言い方が悪いかもしれないが―他人だった。しかも愛している娘だ。

だからこそ、妥協できなかった。

フェイトを憎む理由にはなんとなく察しがついた。







俺が・・・いや、なのはだって認められないような内容だろうが。







ということは、フェイトの魔法の才能があれほど素晴らしいのはその思想のおかげという訳か。

こういうと失礼だが、プレシアは自分の『娘』の理想に酔っているのか。

「あ、一つだけ訂正しておく。お母さんは眠っている才能はあると思っているのは、フェイトを生まれさせた後・・・
 フェイトの魔力資質が高かったから、少しずつ記憶に修正がかかっちゃっただけ」

・・・俺は声に出していなかったのだが・・・何故わかったのだろうか?

ともかく。そんな憎んだ存在でさえこれ程の魔力を誇っているのなら、自分の娘の魔力はそれ以上のはずだ。と思ったのだろう。

つまり、アリシアそのものを作ろうとして失敗 → フェイトを憎む → フェイトよりもあらゆる点で優れた存在

という図式になったのだろう。人間が記憶を美化していく過程とほぼ同じか。

「問題はなんで、そこまでして取り戻そうとしたのか?」

「自分の娘だからじゃないのか?」

「それもそう。お母さんにとって掛け替えのない存在だったのは間違いないの。だけど、それ以外にも理由があって」

考えられる理由・・・やっぱり事故が始まりだろう。

「・・・・・・事故で何かあったのか?」

「そう・・・お母さんがどうしても生き返らせたかった理由。あの事故・・・もしかしたらアリシアを助けられたかもしれないの」

あの時、プロジェクトは終了間際だった。

プレシアはプロジェクト終了と同時にもっとアリシアと一緒に入れる環境になるはずだった。

だからこそ、今まで以上に精力的に仕事に取り組み、ミスをしないようにしていた。

だが、事故は起きてしまった。

「審査基準自体はお母さんが構築していたけど、それを他の人がやっていなかったから」

審査に漏れがあった。そこが綻びの始まり。

その綻びは『暴走』という結果に結びついた。

「問題はこの後・・・お母さんは事故の影響を考え、強制的に停止させようとした」

だが、当時の現場の上役の人間がそれを静止しようとした。

プレシアは一瞬迷った。迷ってしまったから。

そして、悲劇は起こった。







肉体的には全く傷ついてないが、二度と眼を覚まさなくなった娘の姿だ







後はその後の資料通りなのだろう。

「お母さんはアリシアを甦らせたいと思っている。だけど、出来なかったら過去に戻ってやり直したいと思ってる」

「・・・それは」

「だからこそお母さんは求めた・・・『アルハザード』を」

始めて聞く単語だ。

「・・・『アルハザード』?」

「うん。次元世界でも御伽噺のように扱われてるけど、そういう世界があったんじゃないかっていう説があるの」

曰く、死者を甦らせる魔法が眠る地。

曰く、世界の英知が詰まった地。

曰く、ありとあらゆる魔法の可能性。そんな可能性が眠る場所。

御伽噺・・・そんなものにまで賭ける熱意は凄いが。

「なんで、そんな世界を求めた? フェイトを生まれさせたんだから、研究続ければできるとか考えなかったのか?」

「時間がないから・・・」

非常に寂しげな顔をするアリシア。

まさか・・・

「お母さんはかなり無理をしていたから、もう病魔に蝕まれてる。時間がないの。『アルハザード』が最後の綱なの」

「・・・今の状況ほど危険なことはないな」

プレシアはジュエルシードが制御ができると結論されている。

もうのんびりできないだろう。

「そうでもないよ。制御できる状態で次元震を起こしたいなら、ジュエルシードが全部ないと・・・」

「やっぱり暴走の時ほどのパワーは望めないのか」

とはいえ、クロノ曰く幾つかはアースラ内に保管したらしいから、全部を集めるのは無理だろう。

だが、可能な限り集めたいという欲求はあるはずだ。

「それに今は制御しているジュエルシードで病魔を抑えてるからなおさらだね」

「・・・そんなこともできるのか」

まぁ、ジュエルシードは願望を叶えるためのものでもある。だからできるのだろう。

アースラを撃沈しなかったのは攻撃に周したため、病気がひどくなった可能性もあるのかも・・・

「とりあえず、話せることは全部話したと思う・・・それで士郎はどうしたいの?」

娘を生き返らせたい・・・その願い自体はとても尊いものだ。

やり直したいという願望も理解できる。

俺だってその願いはある。

あの俺にとっての始まりの日・・・何人の手を振りほどいただろうか。

ただただ歩き続けて親父に救われた日。

あれをやり直せるというのなら、たぶんほとんどの人はやり直すべきだというと思う。

俺も何度か考えた。でも

「ダメだ・・・俺はプレシア・テスタロッサを認めない」

そうだ。俺はあの日にそれを否定した。

「確かに同情すべきところもある。だけど、認めるわけにはいかない」

死者を甦らせたい。あの時をもう一度やり直したい。

そんな願いは誰にもある。

俺だってある。助けて欲しいという声を聞かずに歩き続けたあの日・・・何度もやり直したいと思った。

だけど、俺にはできなかった。

俺はあの日に否定したから。だから、何度でも言う。

「死者は甦らないし、蘇らせてはいけない。そんな間違った望みは・・・持てない」

たとえ死んだとしても想い出は残るのだから







それがいつか忘れても・・・それを乗り越えていくことこそが・・・・・・生きるということだから。







俺はプレシア・テスタロッサの想いは否定しない。

だが、方法が決定的に間違っている。

だから、俺はプレシア・テスタロッサを止める。

「・・・もしかしたら、アリシアだけじゃなくて他の人だってやり直させるかもしれないのに?」

そうかもしれない。

現実はとても厳しくて、寂しくて、悲しいものだ。

だから、それに手を伸ばしたい気持ちはわかる。

「だけど、失って・・・それを乗り越えて生きていこうとしてる人だっている。それが無くなったら、死んだ人たちが報われない」

アリシアは満足して死んだわけじゃない。

俺の独りよがりな妄想かもしれないが。

きっとプレシアには新しい何かを見つけてほしい。

そう願っている。目の前の少女はプレシアの理想かもしれないが・・・

そう思わせるだけの何かを持っていることをプレシアは知っているはずだ。

「プレシアがそれをしたら・・・フェイトだけじゃなくて、アリシアも悲しむ。そうしたら・・・」

きっとプレシアはそんな現実を認められない。

自分の娘にさえもしたことが否定されれば・・・きっと彼女は全てを失う。

この戦いで・・・これ以上大切な何かを失わせないためにも







「俺は―――。そのために戦う」







そう宣言した。

アリシアを見た。

そして、指を鳴らした。

彼女の手には何かの杖が握られていた。

「これはね。お母さんの使い魔であるリニスが残してくれたデバイスなんだよ」

そう言って背景に映し出されたのは、茶色の髪をしていて、猫耳が頭についている少女だった。

「使い魔?」

「うん。維持するのも大変なくらいものすごい使い魔なの。フェイトのバルディッシュもリニスが作ったんだよ」

それはすごい。というかこちらの使い魔はそんなことまでできるのか。

「リニスはフェイトの秘密を知ってしまったの。そして、フェイトの教育が終了したと同時に自分が消されることも聞いたの」

プレシアはそんなことまで言ったのか・・・理性というものはもうほとんどないのは間違いない。

しかも、病気で焦りに拍車がかかったのだろう。

「リニスはフェイトの魔法の才能が凄いから早いうちに消えると悟った。だから、プレシアに内緒でもう一つデバイスを作ったんだ」

その時、もう精神リンクは切っていたから。とアリシアは告げた。

そのことから、プレシアは使い魔さえも信用できなかったということがわかった。

「リニスは最後までお母さんとフェイトの仲を心配してた。だから、二人のことを心配できる人にこのデバイスを渡したかった」

「・・・・・・だけど、できなかった。教育終了と同時にすぐに消されたから」

頷いて、アリシアは手を突き出した。

「さっきの回答は凄くよかったよ。あなたなら・・・きっとリニスも納得する」

といって、笑顔で言った。

それと同時に背景が歪んできた。

「そろそろ時間かな」

・・・これでもうアリシアとはお別れなのだろうか。

「もう会えないのか?」

「うーん・・・実は方法がないわけではないんだけど・・・」

「なにかあるのか? 俺にできることがあったら、言ってくれ」

「本当に?」

疑問の声だが、なぜか目が光った気がした。

「当然だろ。言ってくれ」

「うーん・・・座って目を瞑って今から言う言葉を唱えて?」

頷いて、言うとおりにする。

目を瞑る瞬間、アリシアの顔が紅かったような気がするが、それは些細なことだ。







「では・・・・・・いただきます」







なに? という言葉は出なかった。







なにせ、俺の唇はアリシアの唇で塞がれたからだ。







頭が真っ白になった瞬間、舌まで入り込んできた。

その瞬間、世界は光に包まれた。







というわけで、現実世界に戻ってきました。

・・・すずめの囀りが聞こえるので朝だというのがわかる。

・・・桃子さんに怒られるのは覚悟しようと思う。







「あ、何黄昏てるの?」







と聞き覚えのない声が響いた。

俺は後ろを見ると。







あれ? さっきの回想で出てきたリニスじゃないか?







だって・・・ほら猫耳といい可愛らしい容姿といい。

「うん。成功、成功。リニスの格好になってみたかったんだよね」

「・・・ってアリシアか」

「そうだよ。これで私の使い魔契約は終了しました」

なるほど、あのキスは使い魔契約のものだったのか・・・

まぁ、納得することとしよう。







「ぶっちゃけ、舌入れたのはあたしの欲望だから」

「その台詞は余計だな!?」







余計な台詞まで言うんじゃない。

ちょっとは納得しようとしたのに

「そうだ・・・今回お母さんの前にあたしは現れるつもりはないからね」

そういって悲しそうな表情になった。

「確かにあたしはお母さんの理想通りのアリシアに近いかもしれない。だけど、受け継いだのはそれだけだった。
 アリシアの記憶を知ったのはあの世界を作ったから知っただけなんだ」

・・・なるほど。だが、それが本当ならプレシアの望みは叶えられないだろう。

フェイトは記憶こそあるが、アリシアの仕種までは真似できず。

アリシアは仕種はそのままだが、記憶が借り物なのだ。それがフェイトの容姿であったとしても、それはきっと致命的な齟齬を生む。

たぶん・・・いや、間違いなくプレシアは納得しない。

もし可能性があるのなら、二人が一つになって始めてプレシアにとって理想のアリシアが生まれるのだから。

「それに・・・これ以上、フェイトには辛くさせたくない」

海を見下ろしながら、語るその姿はとても痛々しい。だけど綺麗だと思った。

「アリシアの姿だったら、フェイトは苦しむし。そんな姿を見たらあたしも苦しむ。だから、これでいいの」

お姉ちゃんだしね。と言って笑う。

「それにフェイトはフェイトの幸せを。あたしにはあたしの幸せを。もし本物のアリシアがいたら、それを望んでくれる。
 そういう娘だってあたしは知ってるから。だから大丈夫」

「・・・フェイトだってそういう娘だ。なら、この選択はきっと間違いじゃない。そう信じよう」

だけど、それでも押し潰されそうになったのなら。

「もし、それで悩むようなら聞いた俺が相談に乗って、話を聞くさ」

「頼りにしてます。ご主人様」

と言って俺の腕を取った。

「あ、アリシア?」

「照れない照れない。これだと恋人同士に見えないかな?」

「いや、どう見ても俺の年齢が足りないから」

「かもねー・・・でも、士郎は年上が好きだから嬉しいでしょ?」

待て・・・それはどういう意味だ?

「だって、メイドさんに抱きつかれて喜んでたでしょ?」

「いや、あれは照れてただけなんだが・・・」

「そのくせ、なのはちゃんとは手をつないだり平気でできるくせに」

「いや・・・だって子供だし」

「女の子に子供って言っちゃダメだよ?」

と鼻の頭を突っつかれた。

うーむ・・・まぁ、今は見た目だけなら十分姉に見えるだろうからまぁいいか。

「ところでなんでなのはちゃんのこと子供って言うの? 同い年でしょ?」

「・・・・・・ノーコメント」

「怪しいなぁ・・・・・・本当のこと言わないと」

「言わないと?」

「もっと抱きつく」

むにゅっと柔らかい感触が・・・待て待て!

「ちょ・・・こ、こら!?」

「うーん・・・喋らないとこのままの格好で街を歩き回ろうと思うの」

なに? その嬉し恥ずかしなイベントは!?

そ、その・・・結構スタイルいいから、正直に言うと気持ちいい。

だが、それで街を歩けるかというと別問題だ。

「言っておくけど、フェイトだけじゃなくて士郎もとっても甘やかそうと思ってるからね」

「これのどこが甘やかしだ!?」

「言わなくてもわかるでしょ? そうだ。言わないともっといろいろしちゃうから、ね」

・・・・・・結局洗いざらい全部喋らされました。

・・・・・・すごく気持ち良かったのは俺と読者だけの秘密だぞ?







「ふむふむ・・・士郎の年齢が26歳だったとは・・・」

「色々あってね。そんな感じなんだ」

「現在精神年齢も下がっているみたいだし、それならいいか」

なにやら納得しているが・・・まぁいい。それよりも。

「で?」

「うん?」

「いつになったら離すんだ?」

「え? あたし離すなんて言ってないけど?」

「な、なに!?」

思い返す。

そうだ・・・確か、街を腕組んだまま歩くとか言ってただけで離すなんて一言も言ってない!?

「とりあえず、家に戻るまではじっくりと堪能しようと・・・」

「は、離せぇー!?」

「本気で嫌だって言えるなら、離してもいいよ?」

うぐ・・・そ、そりゃ気持ちいいし、いい匂いもするし。はっきりと離れてほしいなんて思えないけどさ・・・

「ふふふー・・・ではでは・・・!?」

「・・・ん? どうし!?」

海の方から魔力反応を感じる。

この気配はなのはとフェイトだ。感じからして戦闘体勢に入ったか!?

「・・・なんで今更あの二人は戦闘準備に入ったんだ!?」

「わからないけど・・・止めにいこう」

と言って、山猫になるアリシア。

「・・・お母さんの魔力を感じた。何があってもフェイトたちのフォローはするから・・・」

「・・・任せろ」

そうして、俺たちは山を降りた。







空中戦に磨きをかけたなのは。

それを速度で避けながら攻撃するフェイト。

二人の天才は今まさに最後の攻撃をしかけようとしている。

そして、それを見物しているのはユーノとアルフ?

何があって二人は肩を並べているのだろうか?

「あ、士郎」

「状況は?」

「見ての通り、ジュエルシードを全部賭けての一騎打ち」

ちなみに上からユーノ、俺、アルフの順番である。

・・・・・・ユーノの声を聞いたのは久しぶりだと思ったのは俺だけの秘密だ。

「なんでアルフはここに?」

「アリサっていう娘に拾われて、そのままなのはたちと合流したのさ」

・・・こっちはこっちで状況が色々進んでいたらしい。

「で、士郎はどこにいたの?」

「ああ・・・ちょっと色々調・・・」

「あ、フェイトのバインドがかかった」

なに!? そうして、フェイトはあの『フォトンランサー・ファランクスシフト』が用意されている。

このままだと負けるが・・・

「そういえば、なのはには指輪があったから、防御魔法と一緒に使えば耐えられる・・・」

「それは賞品扱いされてるから、僕が預かってるよ」

・・・なぜ、俺の作った指輪が賞品扱いされているのだろうか?

まぁ、そんなに欲しかったのなら作ってやったのに・・・

「なのはは諦めません・・・だから、負けないです」

ユーノが全幅の信頼を込めて言い切った。

そうして、ファランクスシフトが放たれた







結果を言おう。

なのはは勝った。

結局スターライトブレイカーを使ってだ。

動けないところにあんな危険な魔法を使うとは恐ろしい娘だと戦慄したものだが。

これで当分はからかうネタには困らないだろう。

(まぁ・・・俺の戦いはこれからだけどな)

フェイトは負けを認めてるから、まぁいいだろう。

問題はこのロストロギアに執着している人物である。

すでにユーノとアルフにはアースラに転移するよう伝えてあるので、すぐにでも転移できるだろう。

(アリシア・・・俺が二人を捕まえたらすぐに転移してくれ)

(了解)

アリシアに確認をした。俺はある物を投影して・・・

「なのは! ジュエルシードを手で掴め!」

その直後に落雷が起こる。

なのはは瞬時にジュエルシードを取れるだけ取り

俺はというと『偽・マグダラの聖骸布』を投擲し、なのはとフェイトを捕まえ引き寄せた。

脇目ですでにユーノとアルフが転移したのを確認し

「――転送」

俺の服の中に入り込んでいたアリシアが転送作業を行った。







そうして、アースラのブリッジに到着してモニターに映し出されたのは武装局員に包囲された女性がいた。

(あれがプレシアか?)

(うん・・・お母さんだよ)

包囲されているにも関わらず、気だるい表情を見せている。

・・・それほどまでに自分の負けは無いと確信しているのだろう。

程なくして・・・







カプセルに入ったフェイトに似た少女―アリシア―が姿を表した







語られるのは、およそアリシアから聞いていた内容だった。

クロノたちもアリシアの存在に気付いていたようで、確かに驚いていたが可能性の一つとして考えていたみたいだ。

そして、プレシアはフェイトに対しても口を開いた。

「フェイト―あなたはやっぱりアリシアの偽者よ・・・折角―」







「・・・黙れ」







全部言わせるまえにプレシアの口上を止める。

だが、空気を凍らせたような感じがした。

間違いなく、俺は怒っている。

「あんたにフェイトを偽者扱いする資格はないし、させない」

「ふん・・・聞いていたのかしら? あたしはフェイトを作った。それだけで充・・・」







「あんたは自分の理想を押し付けてるだけだろう? フェイトに・・・アリシアにも・・・」







そう言った瞬間、プレシアの表情は変わった。

目を見開き、俺に憎悪の視線を送っている。

「何が・・・!?」

「フェイトの利き手が右利きだったことか? 性格が違うことか? ・・・それとも魔力資質を完璧に受け継いだ点か?」

全員の視線が俺に集まる。

とりわけ、プレシアの驚愕の視線は凄い。

何故知っている? と今にも聞きたそうだ。

「全く同じ存在なんてできはしない・・・」

これも当然。アリシアに告げたことを俺はもう一度告げる。

これは絶対だから。

「誰が何と言おうとフェイトはあんたの娘だ。理想と違うから、認めない?
 そんなことをすれば、あんたが想うアリシアは誰よりも悲しむことにだって気付いていないのか」

もし、アリシアのことを考えれば、今のプレシアの行動を認めるわけがない。

彼女の中にいるアリシアは優しい少女のはずだから。

もしそれが歪められているとすれば・・・それはプレシア・テスタロッサの理想が・・・

「・・・違う・・・違う・・・違う!!? 間違ってなんかない! あの娘は・・・笑っている! 全てが終われば笑ってくれる・・・!?」

たぶん、プレシアの中のアリシアは今も笑っているのだろう。

何者をも犠牲にしても生き返らせようとしている・・・その姿に。

だが、それはプレシアの想像・・・否、妄想でしかない。

「目を覚ませ! あんたがアリシアの母親だというのなら・・・娘の性格について知っているはずだろう!」

プレシアがアリシアを溺愛していたのならば、分からないはずがない。

誰よりも優しい少女であり、そして真の意味で強いであろう少女。

そんな存在が・・・フェイトのことを認めないというだろうか?

だから、プレシアは間違えている。

もし仮にアリシアが生き返ることを望んでいたとしても・・・

何かを犠牲にすることを良しとはしないだろうということを。

―それを見ようとしないということは・・・

「・・・あんたは自分の理想で現実を―アリシア・テスタロッサを―今も殺してる」

・・・俺に言う資格はないだろう。

理想を語り、行動をしても結局勝つのは現実だ。

そんなことは俺が一番よく知っている。

だけど・・・今も俺は理想を追い続けてる。







「だから、俺はフェイトを助けるためにも、アリシアを助けるためにも・・・アリシアを殺し続けているあんたも止める
 それが俺の戦いだ」







それが最善だと信じて・・・俺は最後の台詞を言った。







interlude







「始まったか」

止められるか止められないか・・・もうそんな次元ではなく、我々の目的は完了したのだ。

あとは最後の詰め・・・それを残すのみだ。

回り道だ。

今回のような茶番を行っても、得るものは少ない。

だが、行わなくては実行さえできない。それが・・・計画。

懸念事項も確認されたため、実行は最短で3年は先だが・・・

「・・・意識を誘導させた甲斐があったというものだ」

プレシアの目的自体はそのままだが、少しづつ誘導させた。

行動に移させるまでにも色々気を使い、そして成功したのだ。

アリシアの理想についても、こちらの都合の良いように誘導させるに至った。

「・・・運命からは逃れられない・・・それを知るのだな・・・プレシア・テスタロッサ」

無表情に『A03』は締めくくった。





魔法少女リリカルなのは Crossing of the Fate Stage16「アリシア」 End
Next Stage 「突入」







NGシーン

場面:前話の最後あたり

「うーん・・・そこまで分かっていて、ここにもう一つ重要な要素であるわたしが出てきました・・・出せる結論は?」

「言ってくれ・・・たぶん、同じだろうから」

「そうだね・・・フェイトはあたし――アリシア・テスタロッサ――のクローンだよ」

「・・・・・・」

やっぱり予想通りか・・・だが

「・・・あれ? な、なんで無反応?」

「・・・・・・」

「あ、あれ? も、もしかして、違うこと考えてた!?」

「・・・・・・・・・」

「ちょ、は、はず!? え、な、なんか反応してよ!?」

「いや、大体予想通りだったぞ」

アリシアは唖然として

「な、なんで何も反応しないの!?」

「いや、反応が面白かったから」

没理由:・・・作者である私が話しの展開間違えたから
公開理由:・・・まぁ、バツゲームみたいなものだと思ってもらえたらと







タイガー道場!! Stage16







注:)基本的に恐ろしくギャグ空間です。
   拒否反応がある方は読まないでください。







イリヤ:さてさて・・・前回言ったとおりに新番組の始ま・・・

大 河:このバカチンがーーーーーーー!!!

ズダンッ!

ドカドカドカ!

イリヤ:・・・・・・し、師匠・・・おかえりなさいです・・・

大 河:何をしようとしていたのかしら?

イリヤ:い、いえ・・・タイガー道場を始めようと・・・

ブン!(地面が割れました)

大 河:もう一度聞くわ・・・何をしようとしていたの?

イリヤ:すいません。前回言っていたものを強引にしようと思いました。

大 河:そう・・・お仕置きね・・・それと今回のネタはすでに貰ってるからそれを公開するわ・・・

イリヤ:へ、ヘルプミー・・・

大 河:あ、修正にあたってこの話の前に考えていたオリキャラ物も掲載するわね。

今回のネタ:アリシアのプロフィール+A's編予告+iseizin式オリキャラ物語
アリシアの簡単プロフィール

概要:簡単にいうとリニスの姿で精神はアリシア。ただし、魔法の才能はほぼリニスのまま。
基本はアリシアだが、フェイトと士郎に関しては徹底的に甘やかそうと心に決めており、二人のことを至上だと思っている。
そして、その友人も基本的に友好的であるが、害をなす人物だと判断した場合はそれ相応の対応をすることになる。
人格形成時に色々と作用(主に士郎のからかい成分等)した結果、多少人格に問題があることを除けばほぼアリシアである。
またフェイトの心を知るためにフェイトになりきってシミュレーションしたために、士郎のことが好きになっている。
本人曰く『フェイトと男の子の趣味が同じで嬉しいなぁ』とのこと。
そのため、使い魔の身分をもの凄く気に入っていたりする。



A’s編予告

「我々『時空管理局』は衛宮士郎を『闇の書』の捜査に協力することを許可しません」
告げられた言葉は捜査への介入を禁止させられたことだった。

「わたしは・・・このまま士郎くんに守られるだけじゃいやだ。だから強くなる」
「一緒に強くなろう」
二人は更なる力を求めて杖を手に取った。

謎の紅い少女からの襲撃を受け、明らかにされた新たなるロストロギア。
それを巡り、時空管理局と守護騎士が激突する!

「・・・知ってるだろ。俺は諦めが悪いんだ。だから・・・勝手に行動するさ」
少年も動き出す。己が信じる正義を行うために・・・







オリジナルの場合(時間軸:sts)







少年は並行世界からの乱入者であり、もう戻れないことを伝えられた。だが――

「俺がこの世界で笑う度に」

それを理解できる程度には大人であり

「元の世界の記憶が褪せていく・・・」

諦めきれない程度には子供だった。

「そんな自分が・・・一番嫌いなだけだ」

ハラオウン家と八神家。共同で保護された少年は誓う。

元の世界に戻る・・・そのために全てを犠牲にしたとしても、後悔はしないことを。

「例え・・・俺を邪魔するものが時空管理局全てだとしても・・・俺は全てを斬り捨てる」

孤独な少年の孤独な戦いが始まった。





終わっとけ





後書き

後書きになります。

現在、長い外伝も考えています。

具体的に言うと、全部のキャラクターが乱れての大乱戦。

ただ、面子を考えると焦土になってもおかしくないと考えてるので現実ではない何かで争わせたいと思います。

基本的に外伝は平和な日常で描きたいと考えています。

その前に、無印は終わらせたいと考えてますが・・・

では拍手の返信です。

※iseizinさ〜ん!切羽詰ってるようですけど、無理しないでくださいね。更新楽しみにしています。
ありがとうございます。慣れてきたらこのままの状態でも週一でなんとかしたいと考えてます。

※iseizinさん 読みました。相変わらずこの作品は最高です!!
ありがとうございます。今後もこのような評価が頂ける様鋭意努力します。

※「士郎は帰ってしまうのか・・・。」というWeb拍手に対して「士郎は一度決めたら・・・。」とありますけど、
※この場合士郎は「子供を戦場に〜」みたいな理由でリリカルの世界に残る気がします。
※一度関わってしまったら、最後まで関わりぬく!的な感じで
※そこんとこiseizinさんはどうおもいますか?それと、長文は投稿小説感想版に書いたほうがよろしいでしょうか?
※こんなこと書いておきながらWeb拍手に入れてしまってすいません。
その前に士郎の目標は切嗣の夢を引き継ぐことです。切嗣の目標はあの世界で正義の味方になりたかったということなので、士郎は戻ると判断してます。
己が信じる正義のために行動するところもあるので、士郎は残らないと思います。あと、感想版の方がいいと思います

※15:04 最高な作品。さすが士郎、天然です
ありがとうございます。士郎は天然でしょう。ちなみに切嗣は計算とどっかで書いてあったような・・・

※iseizinさん サーバントたちは出てくる予定はあるのでしょうか?ていうよりもぜひ出してください。
予定は槍さんです。ただ、私の設定ではサーヴァントは完全なバランスブレイカーの扱いです

※if話や他の作品にも描写されていましたけど、スパロボやガンダムのようなもの(技術?)を なのは達の世界に(アニメとかで)
※提供したら時空管理局のデバイスはいろいろな事でやばいことになりますね
※例えばなのはにウ○ングゼロやゼオ○イマー、フェイトにデ○サイズなどなど…。
※第3話の中にも士郎がそのようなことを知っている描写がありましたし…
※士郎はそのようなものをデバイスにするような提案とかしたりするんですかね?
※したらしたで時空管理局は本当の意味で魔の巣窟になりますねwww
スーパーロボットはやばいです。ガンダムは発展させれば出来そうな気がする。核エンジンの発展次第なので。
外伝にてOG系のを提案して実用化しているという描写があります。ステークなどの武器関係ですが
あと、長いものはなるべくなら感想板に書いてくれるとありがたいです

※ちょwwwwwwwwwユーノ空気化したwwwwwwwww
空気ですね。これ以降はないはず・・・流石に三回もやるのはまずいと思うので

※全、俺が泣いた! やっぱ士郎は漢だぜ。
士郎は自分の信じた道を進む男ですからね。

※士郎NICEです
士郎が褒められると嬉しいです。ありがとうございます。

※士郎最強のプッチンモード炸裂か?全員一瞬でやられそう。というかどうやって士郎が鎮圧したか読んで見たい
それはギャグモードだけです。ちなみに乖離剣が何故かまとめて投影され、真名開放されるという自体です。・・・そんな感じでありえない自体になりました。

※4:00 カラドボルグを使うシーンにシビれました!カッコイイイイイイイイイイ
ありがとうございます。一部の方は強すぎるという指摘がありましたが、私はこれが適正だと判断してます。宝具はそれぐらい破格な存在だと思います。







これより下記は15話の拍手の返信を半分ほどしたいと思います。

今回は数が多かったことが第一理由です。

※Crossing of the Fate面白い、更新がんばってください。
※iseizinさん 読みました。相変わらずこの作品は最高です!!

※STSで士郎が行うお仕置きは「フィッシュ」の他に「〈前略〉・・オレ外道マーボー」も含むのでしょうか?
ありだと思います。だたし、出すのは茄になるかと・・・女性にカロリーは死活問題なので。(マーボーナスの方がカロリー高いらしいし)

※ふと思ったのですがルールブレイカーなら防衛プログラムだけを切り離す事も可能なのでは…
予定では士郎も気付くのですが、そうすると守護騎士も・・・と考えてしまい、結局使用できなくなると思います。

※どうせなら士朗もスパロボの能力表を
stage17にて掲載予定とします。

※士郎のスキルを取得したエリオの小ネタ書いて欲しいです
一応、考えてます。ただし、第三者というかキャロ視点の小ネタにしたいと思います。

※相変わらずの萌えだ!お兄さん貴方の士郎が大好きだ!
ありがとうございます。これからも士郎を応援していただけると嬉しいです。

※ホロウ「ミミック」の時みたいに、平行世界でデレデレの誰かに電話が繋がって修羅場ったら士郎は確実に死亡
大騒動になりそうですね

※盗作だなんだと騒いでいる奴はきっとタイトルぐらいしか読んでない嫌がらせ大好きな奴に違いない!
ありがとうございます。ただ、読んだ上でそう判断を受けたかもしれないので、評価は謹んで受けたいと思います。

※新作キテター!!w ちっちゃいのにお姉ちゃん・クローンの存在ってやっぱイリヤを想像しますねぇ〜
士郎の中ではそうですね。ただし、ちょっとだけ書きましたが、現在のイリヤは大学生イメージになってます。

※しかし虎竹刀は大河の家のヤー○ンをボカスカやってそうなのになぁwww これがギャグ補正w
ギャグ補正です。これもお約束だと思ってもらえるとありがたいです。

※弟子5号と6号ってどっちが5号でどっちが6号?
5号スバル、6号ティアナ・・・の予定だったんだけど、ギンガも追加予定に入っていたり・・・変動の可能性ありです。

※偽・螺旋剣の詠唱は体は〜ではなく我が骨子は〜だと思います。
ごめんなさい。素で間違えてました。次回からは気をつけます。修正も後日行います。

※リィンTがエミヤの宝具にならないかなぁ〜。時の彼方で待ってますみたいな
リインTみなさん好きみたいですね。ちょっと考えて見ます。

※イヤッフゥゥゥゥゥ!!!更新待ってたよiseizinの旦那
お、遅れて申し訳ないです。

※stsの番外編で士郎を含む男達がどのような一日すごしているか短くてもいいので書いてくれませんか?
小ネタ集でいつか書きたいと思います。

※士郎は剣状のデバイスなら投影することが可能なのでしょうか?
形だけなら可能。ただ、デバイスの由縁である人工知能の部分が・・・機能も科学よりだから本当に形だけになると思います。

※批判があるのはある意味人気がある証拠です。 自分は楽しみに待ってるんでがんばってください!
応援感謝です。

※シグナムがみても士郎の弓の腕前はバケモノ級なのでしょうか?
普通にありえないですからねぇ・・・バケモノ級です

※士郎、はやて以外の六課の面々が料理勝負したらだれが一番おもしろいもの作るのでしょうか?
美味しいものじゃなくて、おもしろいものというところに意味がありますね。六課じゃないけど、カリムが面白そうです。

※もしもFate組が士郎がヴィヴィオに『パパ』と呼ばれる現場を目撃した場合女性陣はともかく男性陣の反応はどうなる。
恭也は怒るでしょう。他は・・・名前ある組は同情と嫉妬が半々くらい。無い奴は嫉妬マスクじゃないかなぁ

※タイガー道場に弟子2号としてリリカルの面々をくわえられませんか
おもしろそうなので、次回以降のネタにしたいと思います。提供感謝です。

※この士郎君は虎竹刀を投影し真名開放することはできますか
できません。タイガー道場限定となっています。

※iseizinさん、今回も楽しく読ませていただきました!桃子さんとリンディさんの説教を受けてみたいw
士郎だから耐えられるのではないかと・・・まぁ、うちの士郎は最終決戦後怒られますけどね

※まさか!?アリシアにもフラグを!?ならば、初代リインやヴォルケンズのフラグをぉぉぉ!!!
アリシアはこんな感じです。リインとヴォルケンに関しては。要望多いんですねよ。本当にどうしようかなぁ

※なのは達が士郎を指して「この人はパパだよ♪」とヴィヴィオに教えている絵を想像した俺はダメな奴
もうこのさいだからハーレム編と個別編は別個にしちまうかと考えてます。

以上です。残り約半分はstage17にて公開します

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。

追記 感想掲示板にて指摘があったので、士郎の後半部分の台詞を修正しました。
   それに合わせて、文章を一部変更しました。





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