其処は――無限だった。
限りない地平。どこまでも続く荒野。果てしない宇宙。
この空間は神の戦場。存在同士が互いを喰らう、原初に至る狩猟場。
世界をソラとして飛び交い、喰らい合うならば、これ以上に相応しき場所はない。
その戦場に佇むは二つの光。光は人であり獣であり神のソレ。
彼方紫光の復讐神――其が神名は“タルヴォス”。
復讐の性を受け継ぎし者。其が聖杭は怨嗟を招き、神をも縛り磔刑に処す。
此方紅光の終焉神――我が神名は“スケィス”。
究極の恐怖を具体する者。我が爪牙は終焉を誘い、神をも屠り畏怖させる。
二神の力は互角。差異があるとすれば、それは互いの能力、その担い手の力量に他ならない。
担い手の力。それすなわち精神の強弱。己を律する絶対の誓約が存在するならば、神は確固な力を汲み出す。
己が神を信仰せよ。自身が相手よりも強いことを信じ、己ならば同じ神でさえ打倒可能であると全肯定しろ。
(――――探せ)
思考は冴えている。
意識はクリアに保たれている。
冷静な判断能力は正常に稼動している。
自身に刻まれた記憶は知識として羅列されている。
ならば、記述された知識から、自身に許された戦闘能力を把握することなど容易。
攻撃手段は両手の紅爪による裂閃、掌から放たれる雷弾の射撃、及び神杖を柄とした死の大鎌による処斬。以上三点。
それで十分。他には要らない。仮にこの身がそれ以上の力を秘めていようとも、今はその三つで満ち足りる。
これから為すは神闘にして打倒。そこから成すは打倒にあらず救済。ならばそれ以上の攻撃能力は不要。
『死の恐怖』に刻まれた記憶の過去に遡り、救済手段を一括検索。今成すに必要な手段を構築し、解を導き思考に記す。
(『データドレイン』――か!)
それが回答。識よりの返答。
だがその為には防壁の解除が要求される。一定の攻撃を加え、彼の世界を疲弊させよ。
≪オオォォォォォォォ――――!!≫
咆哮を戦場に放ち――駆けた。
鋭く、牙のように尖った脚は虚空を踏みつけ、一息に対象の元へ駆け抜ける。
その速度は尋常にあらず。人間では出し得ぬ速度。天駆ける神にのみ許された文字通りの神速。
この突撃から逃れうる者などいない。眼に止まることを許さぬ――否、瞳に映ることさえ許さない速度で駆け迫るそれを躱せるものなど存在しない。
そう、ただ一つの例外を除いて――。
≪キァアァァァアァアァァァ――――!!≫
敵は視認出来ぬはずの死神の疾走を瞳に捉え、華麗なる羽搏き一つでその突撃を回避した。
そう――駆け抜ける死神が神ならば、対する復讐者もまた神の一つ。世界の法則から逸脱した上位存在の攻防に、安易な決着は求むべくもない。
スケィスは突撃の勢いをそのままに、相手も見ずに全力飛行を続行した。するとその軌道を辿るように、幾本もの針が放たれ、空間に穿たれ始める。
弾け飛ぶような回避行動を連続実行。虚空を蹴り跳躍し、星を掴み急停止し、ソラを駈け飛翔してもなお、執拗にタルヴォスの追撃は追いかけ続ける。
当然だ。“復讐する者”の名は飾りではない。タルヴォスの行なう断罪を逃れ続ける、という抵抗を犯したスケィスに対する報復は、成果を得るまで止むことは無い。
反転。背を向けて飛んでいる状態から、敵を見据える状態へと躯体を廻す。
背面飛行はそのままに、右の掌から雷弾を三点射撃。初めて行なったはずのその射撃は、馴れ親しんだ銃を扱うように滑らかによどみなく、そして正確に行なわれた。
空間を穿ち続ける釘と杭と針の豪雨を縫うように、放たれた雷弾はタルヴォスへ豪と迫り、右の翼へと続けざまに着弾した。
同時に逐電された力がタルヴォスの全身を駆け巡り、ほんの一瞬を怯ませる。
その隙、一瞬の時間において止んだ斉射の間隙をつき、一息にスケィスは肉薄した。
――至近距離。タルヴォスの能面と顔をつき合わせるような距離でスケィスは急停止し、タルヴォスの痩身へと紅き爪を突き立て、そのまま一気に引き裂いた。
甲高い悲鳴が戦場に木霊する。能面のような表情からはうかがい知れないが、恐らくは現実世界のパイも同様の苦しみを味わっているはずだ。
今なら理解できる。忘却の彼方へと収納されていた知識を回収した今なら、自分が――現実世界の三崎亮がどうなっているか、容易に想像がつく。
恐らくは直結。“ハセヲ”という媒介を得て“スケィス”と“三崎亮”は同一の存在と化している。
仮にスケィスの右腕が裂かれれば、現実世界の三崎亮の右腕にも同様の痛みが奔り、場合によっては実際に損傷するだろう。
故にこれは死闘。行動不能状態――仮想の死などと生半可なものは此処には無い。この闘いは実際に、現実の命を剥き出しの危険に晒している。痛みを感じるのはその為だ。
(――――――)
痛み。痛みとは何か。
三崎亮が感じていた痛みもまた、碑文の影響するものだったのか。
ではアレは、三爪痕の最後の攻撃――『データドレイン』との関連性は無い?
痛み。幻の痛み。幻痛によって、精神を苛まされていたというのか。
だが、それはおかしい。確かに碑文の開眼、憑神の具現に関したことを行なった後に痛みを感じていた。碑文から何らかの悪影響を受け、そのツケが襲い掛かってきたというならば納得できる。
しかし、それならば何故その痛みが突如として消えるのか。徐々に回復するのであれば判る。しかしあの痛みは、スイッチを切り替わるように消えていた。だからこそ、三崎亮はそれを潜伏性のウィルスだと思い込んだのだ。
何故だ。原典に遺された記述を読み解いてなお足りない知識があるというのか。あの痛みはなんなんだ。三崎亮は何を要因として体調を回復させていたのか。答えは何処にある。
(――――!!)
――不覚。神闘において必要のない思考に囚われるなど愚の極み。気づけばタルヴォスによる報復をまともに受けていた。
全身に襲い掛かる棘、杭、そして針のやけくそじみた群れ。それでも無意識に展開されていた防幕はそれを防ぎ、刺弾の群れは貫通しきることは叶わず散った。
それでもダメージを与えるには十分に過ぎる。仙人掌に抱かれたような無数の痛みが襲い掛かる。精神力と体力とをごっそりもっていかれた。
その痛みを切っ掛けに、耽っていた頭を無理矢理に戦闘状態に切り替える。
何を考えていたのかは、もう思い出せない。
恐らくは一瞬の出来事。
だが、思い出せないのはこの場においてそれが不要なものだということに他ならない。
ならば構うな。敵を見据えろ。今はただ、彼女を救うことだけに専心を向けるんだ――!!
≪キァアァァァアァアァァァ――――!!≫
思考を切り替えるまでの一秒にも満たない時間。
それはこの神闘において、致命的ともいえる隙だった。
その僅かな隙をつき、復讐者は両手を穿った杭に光を集わせる。光は大小様々8つの光杭へと形を変え――弾丸となって放たれた。
下弦を描き掬うように飛来する光杭。皮一枚で左に回避。
次いで真正面からのライフルじみた弾丸。雷弾を連続射撃。迎撃に成功。
左右同時に襲い掛かる双杭。接触寸前で左右へ向けた両掌から雷弾を放ち、相殺。
五発目。先ほどの双杭に気を取られている隙をついて死角――真上からの直下弾道。
着弾手前、零コンマ三秒の差で探知。回避、間に合わない。防御、左腕を犠牲にする。
左腕、上腕部に命中。小さな、しかし深い風穴を開け、光杭が貫通。
表情が苦悶に歪む。叫び出したいほどの痛みが奔る。それを無視して、迫り来る残り三本の光杭を凝視した。
三本の光杭は群れを為して飛来してくる。全弾の回避は不可能。ならば初めから一本を甘んじて受け、残り二本の回避を優先する。
(――――ぐ、ぅっ!)
左足を縫い止められた。その代償に、二本の光杭をぎりぎりで掻い潜った。
光杭を撃ち尽し、無防備となったタルヴォスへそのまま疾駆する。今が好機、攻撃直後で硬直した今こそが反撃に転じる最大の機会。
――その筈、だった。
(――――!?)
タルヴォスが両手に集わせた光は消えていない。だが、一度に放てる最大本数は八本のはず。それは碑文の知識に刻まれていた。それ以上はない、最早杭が産み落とされることは無い。しかし光は、まだ役目を終えていないと言わんばかりにその存在を誇張していた。
それに戸惑いつつ、両手で左右一撃ずつ打撃を見舞う。
――手応えあり。防御幕の第二幕までぶち抜いた感触があった。あと数発追撃すれば最終防御幕を――。
≪キァアァァァアァアァァァ――――!!≫
――光から新たに二本の光杭が産み落とされる。
ただしその色は闇。光でありながら闇である杭は、怨念に満ちたようにどこまでも深い黒を宿していた。
生み出された闇杭の数は二本。スケィスが先ほど攻撃を加えた回数。そして、スケィスがその身に受けた光杭と――同じ本数。
(や、ばい――――!?)
それは直感だった。
タルヴォスが復讐を司る存在ならば、あの杭は受けてはならない。
アレはヤバイものだと、碑文の知識としてでは無く、積み重ねた戦闘経験からそれを直感した。
一旦退いて距離を取る――。
いや、取れなかった。動けなかった。
光杭に左足と左腕を貫通された箇所を中心に、空間に縫いとめるようにして束縛されていた。回避が、出来ない。
≪極刑の聖杭――――≫
パイの声色で、その宣言が世界に響く。
同時に、光球から再度射出された闇杭が、幾層の防御幕を突破してスケィスの胴体に突き刺さった。もう最後の一層しかこの身を護るものが無い。
瞬時にそれらの損傷、状態を察し――スケィスは宙を蹴ってタルヴォスへと突撃した。
もう防げない。あと一撃で最後の幕が破られる。そうなれば、防御幕の再形成まで完全に、存在そのものが無防備となってしまう。その状態で『データドレイン』を撃たれれば――そこで正真正銘の終わりとなる。
故に突撃。攻撃の一手。やられる前にやらなければジリ貧のまま押し切られる。
瞬時にそう判断し、スケィスは身体ごとタルヴォスにぶち当たった。その至近距離から雷弾射撃を六連射。更に紅爪で二つの防御幕を破砕させる。
(あとは最後の防御幕! それを破れば――――なっ――!?)
――瞬間。意識が凍り付いた。
殴打によって弾かれ、一時的にタルヴォスは距離を開けた。
タルヴォスの両翼に描かれた忌眼が互いに重ね合わされ、絶望的な何かの生成を始める。
同時に胸に穿たれ、背中に貫通している杭の頂点――円形部分の持ち手から、広がるように紋様が展開される。
その円形の中央部分に、生成されたソレは収束し、一つの弾丸を創りあげた。
胸から突き出た杭の先端にまで紋様は展開され、幾何学的に杭撃ち機のようなものへと形状を象る。
そしてタルヴォスは、背筋を人間の骨格では不可能なほど歪に反り返らせ、胸の杭を突き出す。
その姿はさながら砲台。己が身全てで巨大な砲塔を創り、絶対のソレを撃ち放つべく構える。
砲台が展開されると同時、その弾倉に一発きりの生成物が装填され――――撃鉄が、落ちた。
≪グ、オオォオオォォォオォオォオォオォォォォ!!!!?≫
存在の全てを根幹から分解されていくような、耐え難い痛みがスケィスを襲った。
いや、その苦痛は耐え難いなどという言葉では足りない。地獄の業火でさえ、この痛みの前ではぬるま湯同様。精神肉体のみならず、存在そのものが焼き尽くされる痛みなど、喩えれようも筈も無い。
痛みの元は撃ち貫かれた箇所――胸の中心部からだ。一枚きり残った防壁が健気な抵抗を続けているが、このままではいずれ破られる。そうなれば、核にまで侵蝕が及ぶのは必至にして決定事項。
精神が焼け付く。神経が断裂し、意識がバラバラに砕けていく。
もう駄目だ。もう耐えられない。スケィスの身体はあともう少しだけ持ちそうだが、ハセヲの精神が既に壊され始めている。
この狂痛の前では、ハセヲの精神はあと数秒も持ちはしない。一秒毎に死が迫る。
『……ハ、セヲ……――』
何かが聞こえる。だが何も聞こえない。感覚がまともに機能していない。
もう、終わる。壊れて終わる。身体は朽ち、意識は壊され、存在は喰われ、直に痛みも何も感じられなく――
『…ハ、せヲ……逃げ、テ……――――』
――――――――千切れ、た。
頭の中で、何かが、決定的に、千切れとんだ。
≪――――オ≫
今、なんと言ったのか。
自分も死んでしまいそうに、苦しんでいる状況下で、誰の身を、案じているのか。
未だ、抵抗を続けていたのか。
内側から容赦なく蹂躙し、蝕んでいくそれに、耐えていたのか。
そんな状態でなお、暴れ続ける神を、必死に抑え続けてくれていたのか。
≪――――オォ≫
頭が割れそうに痛い。
駆け巡る衝動が発火した。
頭の螺子が軒並み飛び始め、沸点を超え煮え滾る脳髄は発狂を命令し始める。
狂っちまいそうな怒りが、身体を心をただひたすらに満たしていく。
≪――――オオォ≫
彼女は闘っている。今もなお闘っている。
絶望的な足掻きと知りながら、それでも抗い続けている。
それをなんだ。
たかがこの程度の痛みで諦めるだと。
壊れて楽になってしまいたいだと――
どうしようもないほどの馬鹿野郎を庇ってくれた彼女を、救うことさえ出来ずにこのまま死んでしまいたいだと――!!?
≪――――オオォォ!≫
ふざけるなぁっ!
俺はもう誓ったんだ、必ず救うと誓ったんだ、この手で救うと誓ったんだ!!
もう二度と、失ったりしないと――彼女を救うと誓ったんだ!!!
その約束を違える事など許しはしない――――!!!!
≪――――オオオォォォォォォ!!!≫
空間に響く甲高い破砕音。
身体を蝕んでいた光球を砕き弾き、飛沫を散らして駆け抜ける。
廻り狂う煮え滾る怒りを形とするように、その両手には死神の武器が握られた。
武器の名は大鎌。死神の振るう、神をも処斬す死の刃。
その凶器を躊躇わず、タルヴォスへと振るい――斬り裂いた。
≪キァアァァァアァアァァァ――――!!≫
悲鳴のような――否、悲鳴そのものの声をタルヴォスは響かせ、身を護る最後の防御幕が破砕した。
即座に鎌を変換格納。この機を逃しなどしない。彼女に遺された時間は残り幾ばくかもないのだ。
右腕を真横に翳し、紋章砲身を幾何学展開。自らの躯体を上回るほど巨大な、しかし強大な力を孕んだ砲台を生み出し創る。そのまま大仰な動作でタルヴォスへと銃口を向け、その右腕を左手で掴み銃身を固定する。
どうやって撃つかは判っている。先ほどの一撃をあわせて、俺は過去に三度ソレを喰らっている。ならば判るはずだ。理解できるはずだ。己が絶対の力を装填し、撃ち放つことなど出来て当たり前なのだ。
ただ間違えるな。打ち貫くのはタルヴォスではない。撃ち貫くのはただ一つ。狙いをつけるはただ一点。“タルヴォス”を動かし、今も彼女を苦しめている“AIDA”のみを標的に定めろ――!
そして、絶対の力でその存在を全否定しろ――!!!
≪グヴォォオオオオオォオオオオオオオオオオオオオォオオ!!!!≫
復讐者を睨む忌眼から放たれた魔弾は、違うことなくタルヴォスへと迫り――
≪データドレイン――――≫
タルヴォスを支配していたAIDAを――喰らった。
≪イヤアァアァァァアァアァァァ――――!!≫
今までの叫びよりも更に強く、断末魔の悲鳴が死闘場に響く。
復讐の名を冠する神は身を苦痛に捩じらせ――光の飛沫となって、弾けた。
AIDAの全てはスケィスの右腕に喰われ尽くし、タルヴォスはその身体を粉雪のように散らす。
無限の仮想空間に、紫光は四方八方に飛散する。飛び散る光の中心には、開放されたパイの姿のみが残された。
力なく反り返ったまま、ゆっくりとパイの身体が降りていく。
スケィスも同様に、光の粉となって仮想空間に舞い散り消えた。スケィスという衣を脱ぎ去ったかのようにして、ハセヲはその姿を現す。
そのままハセヲは自らの意志で元の空間『The
World』へと降り立ち、パイの降り行く先へと駆け寄った。
パイは力なく地に膝をついて降り立ち――前のめりに、崩れ落ちる。ハセヲはもつれる足を必死に動かして走り寄り、その身体を抱き起こした。
「オイ……オイ! しっかりしろ!!」
顔面を蒼白にして、ハセヲはパイの身体を揺さぶる。
だが、何の反応も無かった。
「何やってんだよ、聞こえてんだろ!?」
強く揺さぶる。反応は、無い。
「オイ! 起きろ……起きろよ!」
抱きかかえた身体からは、何も伝わってこない。
まるで、亡骸を抱いているかの――
「起きろ!! 起きてくれよッ!!」
認められない。認めれるはずが無い。
そんな出来の悪い悲劇のようなこの結末など、認められようはずが無い。
ハセヲは天に向かい――
「頼むから……起きろってんだよ!!」
心から、慟哭した。
「パイイィィィィ――!!!!」
叫びは木霊して響き――
「う……、ん……」
「――パイッ!?」
答えるように、ゆっくりとパイの瞳が開いた。
「初めて……」
そうしてパイは、これまでに見たことの無い穏やかな笑顔で――
「初めて、名前で呼んでくれたわね」
どこまでも優しく、そう呟いた。
「……うる、せえよ…」
その声を聞いて、一気に気が抜けてしまった。
溜め込んでいたものが、堰を切って溢れ出してくる。
「ハセヲ……ありがとう」
「……手間、かけさせんじゃねえよ――」
視線をそらしてそう言うだけで精一杯だった。
まともに顔を見れそうも無い。今目線が会えば、自分がどうなってしまうか判らなかった。
「どうやら、動けそうね……」
言って、抱きかかえられたままだったパイはゆっくりと身を起こす。
――途端。
「あ…………」
ハセヲの視界が暗転した。ぐらりと、身体が傾く。
「ハセヲ?」
そのまま、糸の切れた人形のように――
「――ハセヲ!?」
――力なく、崩れ落ちた。
To be Continue
作者の蒼乃黄昏です。
小説を読んでいただきありがとうございました。
簡単な一言でいいので、ご感想を頂けると嬉しく思います。
ご感想をメールで下さった方には、お返しに
『第零話:終わり逝く世界』をお送りさせて頂いてます。
作者蒼乃黄昏さんへの感想、指摘等ありましたらメ-ル、投稿小説感想板に下さると嬉しいです。