『私は……そうね、“アッシュ”とでも呼んでもらえるかしら』
それは、淀んだような栗色の髪を無造作に伸ばした、女性のシルエットだった。
その細部は影に包まれ、視認することは出来ない。
『問われるのは好きじゃないから、先に答えておくわ。今回の次元震を起したのは私。それに、貴方達が追っている事件の犯人もね』
驚愕に値する事実をあっさりと言って、“アッシュ”は続けて言う。
『次元震は、あと三日もすれば収まると思うわ』
誰もが、その瞬間“アッシュ”の口元に浮んだ嘲笑を見逃さなかった。
『だから、宣言しましょう』
背筋を砕くほどの冷たさが、伝わってくる。
『その三日間で、貴方達を全員殲滅してあげる』
冷徹な音。
誰もが、それが本気だということを理解した。
『ゆっくり、三日かけて少しずつ恐怖に沈めてあげる』
それだけ告げて、女性の姿は消えた。
誰も、口を開く事は出来なかった。
「これは……」
テーブルを片手で掴み、地面に膝を付きながら恭平が忌々しげに呟く。
このタイミングか。
このタイミングで、ヤツはやってくるというのか!
「”アッシュ“――っっ!」
あと一手のところで、こんな形で、堂々と現れるというのか!
「恭平!」
「これはっ!」
振動が徐々に収まり、そこに、士郎と志貴が駆け込んでくる。
そして、二人は恭平のその表情を見て、息を呑んだ。
「っ、くくっ」
まるで深淵から響くかのような笑みを、恭平が零す。
いいだろう。
構うものか。
それならば他の手を使うだけだ。
「士郎、志貴」
“魔王”は、ゆっくりと立ち上がる。
自らの策を破られるなど、よくもやってくれるものだ。
静かな怒りを胸に、“魔王”は口を開く。
「いくぞ」
威風ある態度で、“魔王”はデバイスを展開する。
灰色の外套に身を包み、今、まさに幾年ぶりに“魔王”は心の底から鼓動する。
「この私を度外視した愚かさ、“アッシュ”に刻み込んでやろう」
その背中に、“正義の味方”と“殺人貴”もまた、デバイスを展開する。
「ああ……罪は、償わせる」
「行くか。それこそ、俺の本分だからな」
かろうじて、アースラの付近を追尾していたアヴァロンは、次元震の包囲の中に入っている。
「では、」
「さて、」
「さあ、」
“魔王”が、
“正義の味方”が、
“殺人貴”が、
「「「覚悟を決めろ、灰の女王」」」
ゆっくりと、闇にとけた。
「次元震包囲内部の世界に、多数の反応確認!」
『ハラオウン艦長』
エイミィの報告に重なるように、アーレンベルトの姿がモニターに映し出された。
「中将、ご無事ですか?」
『ああ……だが他の艦は』
「残念ながら……」
悔しそうに言い、だが沈黙などしている場合ではない。
リンディは気丈に、アーレンベルトを正面に見る。
「残った戦力は、この二隻と、そして三十名ばかりの戦闘局員。どうしますか、中将」
『あの、“アッシュ”という者の言葉が事実ならば、大人しくしているわけにもいかん』
どうやら、あちらにも“アッシュ”の布告は届いていたらしい。
『だが下手に戦闘は出来ん』
「確かに、危険ですね」
だが、ならばどうすればいいのだろうか。
そんなこと、誰にも分かるわけがなかった。
ちらりと、リンディはエイミィに視線を送ると、彼女はその意を汲んで、情報をリンディの手元に表示させる。
「敵の反応は、現在も増えるばかりです。このまま待機しても、我々が不利になるばかりです」
『だが、次元空間ならばそう簡単には攻撃されないだろう』
「それは相手が管理局のように物質兵器を所有していない場合です」
『……そうだったな』
次元空間では、魔力は分解してしまう。
それを前提として話すアーレンベルトを、冷静にリンディは警告する。
そう。もし相手が物質兵器を所有していたのならば、時空管理局の最新艦とて旧式の艦にあっさりと落とされてしまう。
「せめてどこかの世界に拠点を置くべきです」
リンディの進言に、アーレンベルトが苦い表情を浮かべる。
『だが、もしかしたら今回は、あの強力な子供達が戦場に投入されているかもしれない。そうなれば、我々に対処できると思うかね?』
「分かりません」
即座に、リンディは答える。
それに周囲の局員が不安そうな視線を向けて来るのを感じながら、彼女は続けた。
「ですが今は、そんな危険の可能性を考えるべき時では有りません」
そう。そんな可能性ばかりを気にしていたら、手遅れになる。
ならば、せめて、
「出来るべきことを、それこそが今私達がやることではありませんか、アーレンベルト中将!」
『…………』
厳しい選択を突きつけられて、アーレンベルトは、深く考える。
『だが、しかし……くっ……』
いや……それは選択ではない。
ただ、犠牲を省みずに、命令を下す、という決定権を突きつけられたのだ。
「っ、艦長!」
そこに、エイミィの声が割り込んだ。
「はやてちゃんが……っ」
その名前に、リンディは不安を覚えた。
はやてが、はやてが一体どうしたというのだろう。
「はやてちゃんが……出撃しました!」
「あの子っ――馬鹿っ!」
リンディが、壁に拳を叩き付けた。
「はやてちゃん!」
「はやて!」
そこは、幻想的な世界だった。
まるで地面が硝子のような物質で構成された、透き通った世界。
なのはとフェイトは、リンディからの報告を受けて、すぐさまその世界に駆けつけた。
二人の背後に、さらに何人もの局員が転送される。
その正面には、はやての背中。髪やバリアジャケットの色から見て、どうやらリィンフォースとユニゾンしているらしい。
その周囲では、機械兵だったものが、残骸となって積み上げられている。
「なんで、はやてちゃん!」
「独断先行なんて、危ない真似を!」
問いただす二人に、しかしはやては指先ひとつ動かさない。
その代わりに、
「上から、くるで」
その言葉に、なのはとフェイト、その背後に構える局員が即座に反応した。
移動魔法で離れた位置に移動したなのは達が一瞬前までいた場所に、大剣が突き刺さって、地面を砕いた。
あわせて、二十。大剣を地面から引き抜き、それを手に少年少女が無表情な顔を上げた。
「この子達っ……!」
その剣を構えた姿に、なのはは直感した。
彼らが、いつかの少年と同じように異常な身体能力をもっていると。
そして、それは正解。
彼らは騎士の粗製魔法士だった。
「無理なんやろうなあ、魔導師じゃ」
そんな騎士達を肩越しに見て、はやては呟く。
「はやて、ちゃん……?」
騎士を警戒しながら、なのはが、様子のおかしいはやてに声をかけて、
「なのは、戦場では、毛の先ほども気をそらすものじゃない」
いつの間にかなのはの目の前で剣を振り上げていた少女の首に、なのはの顔の横を通って、細身の剣が突き立った。
「……え?」
その自分の真横の刃と、そして首を貫かれた少女を見て、なのはが、呆然とした声を上げる。
生々しい音と共に、その剣が引き抜かれ、血を溢れさせながら少女の体が崩れ落ちる。
その際に、なのはの頬が少女の血で濡れた。
「フェイト達もだ。死にたいのか?」
さらに、フェイトや、他の局員の頭上に現れた騎士の首が、一陣の黒い風に跳ね飛ばされた。
騎士の少女の首を貫いた影が、なのはの横を通り過ぎ、一陣の黒い風に見えた影がフェイトの横を通り過ぎ、はやてに向かって歩き出す。
その姿に、なのはとフェイトは、思考が追いつかなかった。
血の雨の中、二人は悠然と歩いていた。
「士郎、くん?」
「志、貴?」
その二人の名前を小さく口にして、なのはとフェイトは、地面に座り込んだ。
あまりに、違いすぎた。
あの二人の瞳が、いつもと、あまりにも違った。
冷たいと、そう感じた。
「それで、いきなり電話で呼び出して、何の用や?」
その二人の先、はやてが、そう言うと、虚空に魔法陣が描かれ、そこに表れる姿があった。
その姿に、なのはとフェイトは、更なる驚愕を覚える。
鮫島恭平が――“魔王”が、そこにいた。
「さて、はやて」
その手が、はやてへと伸ばされる。
「状況は分かるな? なら、これが最後の選択だ」
その手を、はやては見つめた。
「誰をも守りたいのならば、私と共に来い、八神はやて」
あえて、“魔王”は質問を変えた。
そしてそれは、必要な変更でもあった。
本来ならば緩やかに進める段階を、現状ゆえに一気に推し進める、その為に。
「……この、クズがっ」
はやてが、苦虫を噛み締め、そしてそれを吐き捨てるように言う。
その手が、ゆっくりと、
「寄越せや、力を」
“魔王”の手を、鷲掴みにした。
「いいだろう」
“魔王”との契約は成った。
ごめんな、二人とも。
はやては、小さく、心の中で呟く。
「では、行くぞ」
そう言って、恭平が転送魔法の使えない士郎と志貴の為に、転送ポートを作り出す。
その光の円に、四人が歩き出し、そして、
「まって!」
なのはの声に、足を止めた。
「どういうことなの!?」
なのはとフェイトの声に、“魔王”は動かない。
まるで、これは自分の仕事ではない、と言うように。
変わりに振り向いたのは、士郎と志貴。
「忠告だ。これ以上戦場には出ない方がいい」
士郎が言い、そしてなのは達に剣尖を向ける。
決して刃が届く距離ではない。
だが、それでもなのは達は、びくりと体を震えさせた。
「今の君達の足元に転がるものが、何なのか、それをちゃんと理解しているかい?」
その志貴の言葉に、なのはやフェイトは、地面に視線を向けることが出来なかった。
そこに転がっているものが何なのか、分かっているから。
血に濡れた少女達は、それが何なのか、分かりたくないから。
「戦場に子供が足を踏み入れるべきではないのだが、な」
士郎の剣が、まるで手品か何かのように、霧散し、消えてしまう。
そして、振り返ったその赤い背中は、何故か痛々しくて。
「それでも選択したのは君達だ。なら、受け止めるしかない」
かけていなかった眼鏡をかけて、志貴は振り返る。
その黒い背中は、何故か寒くて。
「世界は、君たちが思うより」
「ずっと残酷なものなんだよ」
だから、誰も止められなかった。
四つの背中が、消える。
そして残された小さな二つの背中は、
ゆっくりと、気を失った。
「駄目です、追跡できません……!」
四人の転送先を割り出そうとしたエイミィの言葉に、リンディは強く、唇を噛んだ。
僅かに滲む鉄の味に、彼女は俯き加減に口を開く。
「アーレンベルト中将」
『なんだね?』
その声に、モニターにアーレンベルトの姿が映し出される。
「この世界の敵は殲滅されました。ここで守備を行いながら待機することが最善かと」
『……そうだな』
それだけ。
それだけ言って、通信を終える。
「ハラオウン艦長」
そのリンディの背中に、フィグノスが語りかける。
「きっと大丈夫でしょう。彼女は、彼女らは強い子です。何かの理由があり、そして何かの理由を見つけられる、そういう子らなのではないでしょうか?」
その言葉に、首を振るうことも、頷く事も、リンディには出来なかった。
ただ、なのはとフェイトに顔を合わすのが、とても辛く感じた。
「それで、力って何なんや?」
暗い廊下を恭平の横を歩きながら、はやてが尋ねる。
その表情は、この廊下よりもずっと暗い。
「簡単なことだ」
その問いにそれだけ答え、恭平は足を止め、すぐ横の扉を開いた。
そこには、巨大な試験管のような形の機械が、三台置かれていた。そこから伸びるケーブルは部屋の四方へと蜘蛛の巣のようになっている。
「だが、その前に一つ」
恭平の視線が、はやての肩のあたりに浮ぶ、やはりこちらも暗い表情のリィンフォースへと向けられる。
「君は、そのリィンフォースというユニゾンデバイスを信じているか?」
その口元に、今は笑みはない。
「そして、リィンフォース」
真剣な瞳が、小さな姿を射抜いた。
「主の為に、死する覚悟はあるだろうか?」
二人の答えは、決まっていた。
フェイトが目を覚ますと、視界に広がったのは、見慣れた天上だった。
白い、清潔感ばかり漂うその天井に、フェイトは、しばらくぼんやりとしていた。
「……はやて」
徐々に浮ぶ記憶に、呟く。
去り際に、見た。
あの悲しそうな、目。
どうして、はやてはどこかに行ってしまったんだろう。
そして、どうして、
「志貴……」
どうして、七夜志貴があの場にいたのだろう?
視界を覆い隠すように、フェイトは腕で両目を覆った。
「分からないよ」
何も、分かる事など無かった。
はやての悲しみも。
志貴の在り方も。
まるで厚い壁一つを隔てたかのように、フェイトには見えなかった。
「どうして、こんな所にいるの?」
思い出す。
いつか、志貴達がフェイトとなのはに、人の死に対する姿勢を教えてくれたことを。
あのおかげで、フェイトは自分が何をしたいのか、見つけることが出来た。
死んでしまった人たちに恥じない行動が出来ると、そう思えたのだ。
だけど、あの言葉は、本当は一体何だったのだろう。
あの言葉は、人を殺せる志貴だから言えた言葉なのだろうか。
「分からないよ」
フェイトは、優しいが馬鹿ではない。
だから、理解はしている。
転校生の三人が、あの場所にいた。
自分達のクラスに転校してきたあの三人があの場所にいて、はやてをつれていったのだ。
それは、果たして何かの偶然だろうか。
そんなわけがない。
きっと、あの三人は、フェイト達の正体を知っていて、その上で、何かの目的で近づいてきたのだろう。
不意に、今までの、志貴達との会話の全てが、偽者に見えてきた。
「分から、ないよ」
一体どうして、はやては三人についていってしまったのだろうか。
きっと何か理由があったんだ。
そう信じたい。
はやてはフェイトにとって、大切な親友だ。
その親友が、自分と同じ場所から、理由も無く去ってしまうなど、考えたくも無かった。
歩き去るはやての姿が思い浮かぶ。
どこか、寂しげだった。
どこか、辛そうだった。
「分から、ない、よ」
いつしか、フェイトの声には、涙が滲んでいた。
だが、フェイトはその涙を、力ずくで瞳の奥に押し込んだ。
泣かない、と。
泣いている暇があるのならば、何かしなければ、と。
「……血の、匂い」
なのはが眼を覚まして、一番最初に口にした言葉。
まるで、生温い液体の中にいるかのような感覚に、なのはは吐き気を覚えた。
血の匂い。
そして、その感覚は、血溜まりに使っているかのような感覚。
目の前で咽喉を刺されて息絶えた少女の顔が、なのはの眼球の裏にこびり付いていた。
さらにそれは、眼球の裏から視神経を通って、脳髄にまで染み渡るようだった。
「……おかしいな」
なのはは、それを自覚した。
血の匂いに、人の死に、悲しいより先に、嘆きより先に、それがあった。
どうでもいい。
なんだが、もうどうでもよくなってきた。
そんな諦めの感情が、なのはの中に広がっていく。
フラッシュバックする、はやての背中、志貴の背中、恭平の背中。
そして、士郎の背中。
その赤い背中が、どうしてだが、血に染まっているかのように見えた。
士郎が、酷く遠い存在に思えた。
もうどうでもいい。
ベッドから立ち上がって、なのはは部屋の鏡に映る自分の姿を見つめる。
どうやら、血は誰かが拭ってくれたらしい。
だが、それでも、どうしてか血がまだそこについているような感覚。
なのはは、思う。
どうでも、いい。
そうやって諦められたらどれだけ楽だろうと。
鏡に近づいて、その自分の顔、あの少女の血のついた場所に、指を這わせる。
「……色々、ありすぎだよね」
力なく、笑んでみる。
「なんなんだろ、もう」
どうでもいい、と感じる。
だが、
「分からないなあ」
どうでもいい、とは思えなかった。
感情を、思考で捻じ伏せる。
そうして、なのはは自分の頬を一度、想いっきり叩いた。
鋭い痛みに、意識がはっきりと覚醒した。
「さて、と」
気分を切り替える。
分かった事を整理する。
士郎、志貴、恭平が普通の小学生じゃなかった。
はやてがその三人とどこかにいってしまった。
まとめてみれば、それだけのことだ。
「フェイトちゃんは、元気かな」
ふと、考える。
自分の意識が途絶える寸前の記憶に、傾くフェイトの身体が映っていた。
ということは、フェイトもまた気絶したのか、と思い、とりあえずなのはは廊下に出た。
「あ、なのは」
そこで、ばったりとフェイトに出くわした。
「フェイトちゃん、大丈夫だった?」
「うん、なのはは?」
心配そうに尋ねてくるフェイトに、なのはは今の自分に出来る精一杯の笑顔を浮かべた。
「大丈夫」
そう、大丈夫。
「ちゃんと、士郎君達のお話、聞かせてもらわないとね?」
今は、まだ。
「夜天は“魔王”と契約を結んだ、か」
「おや、志貴にしては、なかなか詩的な発言じゃないか」
ぽつりと呟いた志貴に、部屋に入ってきた恭平が言った。
その姿に、士郎がどこか心配そうに尋ねる。
「はやては?」
「リィンフォースについている」
「ということは……」
「ああ」
察した士郎に、恭平は頷く。
「出来れば、人に限りなく近いユニゾンデバイスを対象にはしたくないのだがな」
言うが、言葉と態度はまるで交わっていない。
まるで、なんでもないことを話すかのような声色。
「しかしはやての持つデバイスで意思をもつものが、あれだけなのでは仕方がない」
それが恭平なのだと分かってはいても、士郎はどうにも苛立った。
だが、何を言い返すことも出来ない。
それ以外に手段が無いのは、プログラムを構築した士郎自身が恐らく最もよく知っているから。
「状況は、芳しくないな」
「例え四人いたところで、連中に勝てるのか?」
「難しい」
きっぱりと、恭平は言い切った。
「だが、それを覆すのが私の役目だ」
不敵な笑み。
「なに、安心しろ。たかが灰の山風情、この“魔王”の一息で吹き飛ばしてやるさ」
「頼もしいね」
「リィン……」
巨大なガラス管に、はやては手をあてる。
そのガラスの向こうを、いくつもの気泡が揺らめきながら上っていく。
何本かのコードが、そのガラス管に浮ぶものに繋がれていた。
はやては、それを心配そうな瞳で見つめる。
辺りでは、何の為のものかもわからない機械が作動音を響かせている。
薄暗い部屋で、はやてはただ、見つめていた。
あとがき
また短くなっちゃいました。
もしかしたら今までで一番短いのではないでしょうか。
それは、まあ置いておいて。
今回はいろいろ期待とか裏切ったんじゃないかと思います。
はやて行っちゃったよ、とか。
恭平達の素性、こんな風に明かすのか、とか。
なんの捻りもなくて、すみません。
本当はまだ素性は隠しておいたほうがいいかな、とは思ったんですが、その理由が見つからなかったんでこうしました。
話は変わりますが。
作者は三人娘であえていうのであれば、なのはさんが大好きです。
その次にフェイト、はやての順に続きます。
ですが、どうでしょう。
なんだが、はやてばっかな気がしますね。
それが悪いわけではないのですが、自分としてはなのはさんのAKUMA、もとい全力全開な姿を早く書きたいのです。
では今回も読んでくださってありがとうございます。
また次の話で。