俺はただその場に立ち尽くすしかなかった……
夢で見た、鎧を着た金髪の騎士はガキの頃から夢で見ていたがまさか…実際にお目にかかるなんて思っていなかった…
けれど立ち尽くしている理由はそれだけじゃない。
すごく美しいのだ…性別は見かけからして女の子だろう。
背丈はライダーのようにすらーと高くはない、それどころか俺よりも小さい。
けれど圧倒的な存在感の前にたいしたことではない。
顔はキリっと凛々しく、瞳はまるで動物の王と言われる獅子の物だった…
俺はなんとか口を開けて答える。    

『ま…マスター?』    

 俺のその子に対する第一声は情けないことにその問いの意味を尋ねるものだった。
すると金髪の騎士は特に呆れる様子もなくさっきと同じ凛とした声で告げる

『サーヴァントセイバー…召喚により参上した。これにより私は貴方の剣になり貴方を守だろう。
そして貴方の運命は私とともにあるここに契約は完了した…』
俺は再び惚けた顔になる…それとは逆に一樹は恐れている

一樹は恐れを振り払って声を張り上げた      
『嘘だ!!サーヴァント…セイバーだと!!おまえが最優のサーヴァントを召喚出来るはずがない!!魔術師でもない…おまえが!』
ライダーは落ち着いた声で 
『落ち着いてください。マスター、私が貴方を守ります』
ライダーは自分の武器を構える。対するセイバーの手には何も持たれていない…だが、セイバーはそんなをおかまえなしに     
『敵が来ます!マスター…指示を!』         
『そんなこと言われても俺には何が何だかわからない!!』        
 俺がそう言うとセイバーは
『わかりました…後は任せてください。』    
 と答えライダーに対峙した

校庭にセイバーとライダーが対峙している、まさにその頃…          
『ふーん。このまま彼がいたぶられれば助ける気だったけど無駄だったみたいね
あの人もやっぱり魔術師だったようね悠兄さん♪』
と長髪に緑の瞳の中学生くらいの女の子が隣にいる この学校の制服を着ている男子生徒に話し掛ける
『確かに…そうだが気にするまでもない。セイバーは強力だがマスターからは令呪の魔力しか感じられない。
セイバーを抜かせばただの雑魚だよ…しかしこの学校に俺も含め三人のマスターが居るとはな。』 
と校庭を観察しなが答える。悠と呼ばれた男   
『悠、ところで私はどうすれば良いんだ?』    
といきなり具現化した赤い服の男         
『そうだなぁ〜魔力は回復したし、ライダーとセイバーの戦いが終わったら参戦しても良いかもな』   
 と笑いを堪えながら話す悠
『ねえ、悠兄さん、私も参戦しても良い?』
と赤い長髪の中学生。  
『ああ、構わないよ』  
と校庭を観察し続ける悠






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