ウルトラマンガイア
概要 |
1980年代世界各国で時を同じくして天才が生まれ始めた。そんな天才たちは、やがて互いの意思を疎通させ始め、ネットワークを形成して言った。
それを機に世界中の若き天才科学者が集められた科学者集団「アルケミー・スターズ」が結成された。
そんな科学が発展していく西暦2000年の近未来、光量子コンピューター「クリシス」が地球に破滅をもたらす「根源的破滅招来体」の襲来を予測した。
そしてアルケミー・スターズと国連の協力により、破滅招来体から地球を守るための組織「G.U.A.R.D.(ガード)」及び「XIG(シグ)」が設立されることとなった。
アルケミー・スターズの一人であり、城南大学の学生でもある高山我夢は、大学の粒子加速実験の最中、粒子とシンクロした意識の中で地球の意思、大地の底で赤き巨人、
ウルトラマンと出会う。そんな最中宇宙から宇宙戦闘獣コッヴが姿を現した時、地球を守りたいと叫ぶ我夢、
そんな我夢に周囲の時間が止まり再び地底の底で赤き巨人=ウルトラマンガイアと回答しウルトラマンガイアと一体化する。
コッヴ撃破後、彼は地球を守るためにXIGに入隊し、仲間やライバルと共に根源的破滅招来体と戦うこととなる。
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レビュー |
1作品目のティガと地続きの世界観で行われた2作品目のダイナ、の2作品とは一変し、
異なる世界観となった1998年から1999年に放送された平成三部作の3作品目です!
この作品もいまから数えて約17年前の作品ですが、今視聴しても10数年前の作品とは思えない程の面白さです。
この作品の特徴と特異性はより強く描写される科学考証や人間関係などのリアリティ重視のストーリーや何と言っても主役のウルトラマンであるガイアが、
地球の光、地球の意思の化身、地球その物と言う設定。
そして何よりもガイアとアグル、赤と青の2人のウルトラマンが出る事です!
この作品の主役ウルトラマンであるウルトラマンガイアに変身する、高山我夢役の吉岡毅志さんはシリーズ史上最年少、19歳での主役抜擢と初。
そして今作最大の特徴の今までの作品に居なかった青いウルトラマン、ガイアと同じく地球の意思の化身たる青き海の巨人、
高野八誠さんが演じる藤宮博也が変身するウルトラマンアグルの登場です!
アグルは元々前半で退場予定だったのですが、しかしそのクールなウルトラマン像で主役のガイア以上に人気を得て後半で復活したことは有名です。
またガイアが他のウルトラ作品との比例で上げられるのは着地時等に土煙を上げるというものがあります。
これは大変に迫力があり、今でも話題になるほどです。
またガイアは世界観が異なる前作のダイナ、前々作のティガと共に1999年に公開された劇場版、
「ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦 」
で共演した事を気に平成三部作、TDGと呼ばれようになり、平成ウルトラシリーズと言えばこの3人と呼ばれるほど世間でも知名度を持ちます。
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