ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY |
概要 |
時は「ウルトラマンメビウス」の時代からメビウスとヒカリが地球を去ってから、永い年月が経った、宇宙時代を迎えた近未来。
宇宙船スペースペンドラゴンは怪獣無法地帯と変貌した惑星ボリスから辛くも脱出する事に成功した。
しかし、安心したのも束の間。ZAPの宇宙基地で補給の最中、突如謎の戦士の襲撃を受け基地は崩壊してしまう、
それからレイとヒュウガは辛くも逃げ延びる途中、空間の歪みに巻き込まれ、
とある惑星に不時着した。そこでは主人公レイと同じ「バトルナイザー」を使って、
怪獣を操る「レイオニクス」と呼ばれる宇宙人達が怪獣を操り、宇宙の覇者を決める戦いを繰り広げていた。
レイとペンドラゴンのクルー達は再び戦いの渦に巻き込まれようとしていた。
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レビュー |
2006年から2007年まで放送された、「ウルトラマンメビウス」の時代の2006年から本編後日談の外伝作品の、
スピンオフOVの「ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」 の舞台であった2009年から更に先の時代の未来、
M78ワールドシリーズの遠い未来、超未来の時代を舞台とした、BS11で放送された、
「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の続編たる作品です!
この作品も当時稼動していたアーケードカードゲーム、「大怪獣バトル ULTRA MONSEERS」と密接に連動した作品でした、
この作品の話数も前作と同じく全話約13話ですが、ストーリー、エピソード、物語の内容は前作よりも更に濃くなっており、
まず注目すべき所は主人公である怪獣使いのレイの強敵となるライバルとなる、
レイと同じく怪獣使い=レイオニクスでがしかし、初登場時には既に、レイオニクスの証であるバトルナイザーの強化発展型、上位互換である、
ネオバトルナイザーへと進化させており、そして持ち怪獣もかつてウルトラ5兄弟を5人抜きして地球に飛来した、暴君怪獣タイラントと、
レイの相棒怪獣となった古代怪獣ゴモラと双璧を為す知名度と人気を誇る、どくろ怪獣レッドキングを相棒としている、と言うだけでなく、
シリーズの元祖、原典の原点と言える、1966年に放送された「ウルトラQ」に登場した、
「宇宙エイ ボスタング」と言う宇宙怪獣を送り込んできた、所載が一切不明だった謎の宇宙人、
キール星人を出身とするキール星人の「キール星人 グランデ」と言う、ライバル枠のキャラが登場します!ウルトラQ以来当時43年ぶりに登場する、
と言うだけでなく1966年のQの時代では、その容姿、姿、デザインが一切不明だった星人の所載が40数年の時を隔てて、
その所載が判明すると言うのが見所の1つ、そしてそんなグランデを演じたのが、平成の特撮界を支えた名俳優の1人と言える、
そのキャラクター性から多くのファンと支持と人気を得た、敵である怪人にもスポットとドラマを当てた事で高い評価を得て、
今現在でも高い人気を誇る平成仮面ライダーシリーズの第4作目の、「仮面ライダー555」で怪人組の主要人物の1人である、
スネークオルフェノク=海堂直也を熱演した、唐橋充(からはし みつる)氏が演じた事でも大変有名でした!
唐橋さんは丁度この作品の後半、半年後の2009年に放送された、スーパー戦隊シリーズ第33作目の「侍戦隊シンケンジャー」での、
今現在では名俳優で有名な松坂桃李さんが演じた事で有名な、シンケンレッド・志葉 丈瑠と因縁の宿敵、ライバルで多くの決闘、死闘を演じる、
はぐれ外道衆の腑破十臓(ふわじゅうぞう)を同じく熱演する事になり、これによって日本が誇る3大特撮作品全てに出演したと言う皆勲章を授与する、
数多くの俳優でも滅多にない経験と経歴を得る人物、俳優と為りました。
そんな貴重な経験と俳優暦を得る唐橋充さんが演じるキール星人グランデの他にも、「ウルトラセブン」に登場したキングジョーの強化発展型の、
キングジョーブラックを操っていたぺダン星人の、1967年当時分からなかった全体像、容姿、姿、デザインの、
42年の歳月を得ての判明と、そのぺダン星人と戦った、真紅のファイターにして元祖怪獣使いでもある、
ウルトラセブンの客演及びそのセブンが使役するカプセル怪獣の1体である、
ミクラスの登場と前作よりも更にボリュームアップした内容の作品です!
執筆者:クロネコさん
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