ウルトラマンコスモス
ウルトラマンコスモス
概要
ウルトラマンコスモスがバルタン星人を追う最中で初めて地球に来訪し、地球人の少年、春野ムサシと出会ってから8年後の西暦2009年。 怪獣達は保護区域に隔離され、人類と共存している。 ある日、宇宙から光る謎の物体が飛来し、保護区域にいた怪獣リドリアスに憑依し、リドリアスは禍々しい姿に変貌し暴れだした。 少年から青年へと成長し、SRC宇宙開発センターのパイロット候補生となっていたムサシは、リドリアスを助けようとして窮地に陥るが、 そこに再び地球に来訪したウルトラマンコスモスと8年ぶりに再会すると同時に助けられた。 リドリアスを救ったムサシはコスモスと一心同体となり、その勇敢な行為からムサシはSRCの特捜部隊・TEAM EYESに入隊する。 そして彼らは怪獣たちを保護しながら、「カオスヘッダー」と名付けられた敵と対峙していく。
レビュー

「ウルトラマンティガ」、「ウルトラマンダイナ」、「ウルトラマンガイア」、超古代文明と古代人類を守護した古代の巨人、宇宙からやって来た謎の光、地球の化身、
と宇宙人ではない、神秘的な超常的な存在にして、その存在は意思が無い巨大な力であり、その意思は地球人、変身する人間の意志がウルトラマンその物と言う、
所謂人間ウルトラマンが主流だったTDG、平成三部作と言われる、1996年から1999年までの20世紀末に放送した、
平成一期シリーズのウルトラマンとは打って変わって、昭和最後のTVシリーズ、「ウルトラマン80」から途絶えていた、
80から約20年ぶりの、遠い宇宙から来た存在、異星人、宇宙人としてのウルトラマンであるのが特徴です!
本作品の主役ウルトラヒーローである、ウルトラマンコスモスはシリーズ史上初の平成三部作の三作品目、「ウルトラマンガイア」にて登場した、
ウルトラマンアグルに続く2人目の青トラマン、青いウルトラマンです。

本作は21世紀初頭、2001年最初の平成ウルトラマン、詰まる所、平成二期シリーズ第1作目、平成二期シリーズ最初の作品であり、
作風もこれまでのシリーズ、作品とは打って変わって、「怪獣を無闇に倒さず保護する」、「怪獣を傷つけず大人しくさせる」、
とこれまでのシリーズでは敵役、相手役、悪役だった怪獣を、「人間に害を及ぼす可能性はあるが、基本的にコミュニケーションおよび共存が可能である存在」として描くのが、
昭和、そして前作の平成一期シリーズとの最大の違いです。また本作はTV本編の前、前日談を描いた劇場版を放送期間中に、
及びTV本編の放送が終了した後も、2002年、2003年とTV本編終了後の後日談を描いた2作品と、計3作品も劇場版作品が在るのが特徴です。



執筆者:クロネコさん


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