仮面ライダークウガ
概要 |
西暦2000年。日本アルプスの九郎ヶ岳遺跡で、奇怪な事件が発生した。
冒険家の青年五代雄介は、友人の沢渡桜子が遺跡の古代文字を行っていたことから遺跡を訪れ、謎のベルトと遭遇する。
やがて、事件を追う長野県警の一条刑事が、桜子にベルトの文字解読を依頼したことから、雄介はベルトと再会。
突如出現した怪人に襲われる中、ベルトから放たれたイメージによって力を察知。
咄嗟にベルトを装着し、戦士クウガに変身した。
古代の変身ベルトを受け継いだ戦士クウガの戦いが始まる――
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レビュー |
言わずと知れた、平成仮面ライダーシリーズの第一弾。
古代より復活した敵グロンギに、古代リントの戦士クウガとなって、
冒険家五代雄介が立ち向かう、という 今までの改造人間というコンセプトを廃し、生まれ変わった世界観は秀逸で、
とてもミステリアスな物語を描いています。
しかしライダーシリーズ特有のヒーローの悲哀は在り、
皆の笑顔のためにと、自分が生物兵器に変わっていくという恐怖を持ちながら、
大嫌いな戦いを繰り広げていく道を選んだ雄介の姿には、もの凄く引き込まれます。
そんな彼を理解し、共に戦う仲間の存在も魅力的です。
特に、パートナーである一条薫刑事との友情はかなり熱いです。
名台詞もとても多く、それがドラマ性を高くしています。
アクションも泥臭く、本当に戦っている感があります。
特にバイクシーンはトライアルアクションも取り入れ、本格的なバイク戦闘を描いています。
これは以降の作品では見られないものです。
10年前の作品ですが、間違い無く名作です。
執筆者:犬吉さん
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