ハヤテのごとく!
概要 |
親の作った1億5千万円の借金を背負った、幸薄い主人公綾崎ハヤテ。
クリスマスの夜、彼は出会った少女ナギの勘違いでお嬢さまの執事になることになる。
始まるは、愛と流血の執事ライフストーリー。
借金を肩がわりしてくれたお嬢さまの為、ハヤテは楽しくも賑やかな毎日の中必死で働き続ける――
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レビュー |
『私の執事をやらないか?』
社会不適合者の両親の元、過酷な労働に日々耐える少年:綾崎ハヤテ。
16歳のクリスマスイヴ、バイトから帰った彼に残された両親からの手紙。
『頑張って返済してくれ!』
サンタがくれた借金。迫り来る借金取りのヤクザ。
追い詰められた彼の選択は、堕ちる事。
『決めたんだ、僕は…悪い人間になるって』
そして、運命の出逢い。
『僕と……付き合ってくれないか?(人質として)』
『う、うん……』
初めてもらった、まとも(?)なクリスマスプレゼント。
『僕が守るよ……君を、泣かせようとする奴から……僕が、君を守る。』
過去の過ちと決別。
ぬぐえぬ痛みを胸に、新たな誓いを絆に、今。
『守りたいんだ…誰よりも速く……誰よりも速く!君の元へと駆けつけて!!』
少年は今、風になる。
『文字通り………疾風の如く!!!』
執事……それは、仕える者。
執事……それは、傅く者。
執事……それは、主の生活総てを、サポートするフォーマルな守護者。
これは一人の少女の為、命を懸けて戦う少年の、超・コンバットバトルストーリーなのである。
執筆者:志之司 琳さん
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