電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン
概要
桜が丘中学校に通う中学2年生の翔直人、馬場一平、井上ゆかは、
両親がインテリア店を営む一平の家の地下に、3人だけの秘密基地を作り、
中古パーツを集めて組み上げたコンピュータジャンクを中心に、研究と開発の日々に明け暮れていた。

また直人たちとクラスメートである藤堂武史は陰気な性格で友達がおらず、両親も出張で家を空けているせいで、
孤独なコンピュータオタクとなり自室にこもってばかりいた。

そんな彼らの日常にある日の朝、直人の弟の大地が盲腸でゆかの家の病院に運び込まれ、
それと同日、ゆかにラブレターを渡そうとして断られたと思い込んだ武史は、コンピュータを利用して復讐を企て憂さ晴らしに
ハッキング・プログラム「怪物ギラルスの拷問屋敷」で井上病院の医療用コンピュータに侵入し、いたずらを仕掛けた時に、
ハイパーワールドと呼ばれる異世界から逃亡してきた次元犯罪者、魔王カーンデジファーが武史のコンピュータ内に現れ、
武史の憎悪の感情に呼応して怪獣を作らせ、機械の中の世界コンピュータ・ワールドに送り込むことで現実世界を破壊・征服しようとする。

カーンデジファーの手で実体化した、結晶怪獣ギラルスが引き起こす異常現象に巻き込まれる直人たち。
だがその時、一平がジャンクの中で描いていたCGグリッドマンに、
カーンデジファーを追ってハイパーワールドから地球にやってきたハイパーエージェントが乗り移り電光超人となった。

直人はグリッドマンと合体し、世界を守ることを決意する。
こうして、グリッドマンとカーンデジファー、直人たちと武史の戦いが始まった。
レビュー

来年の令和5年=2023年で放送30周年を迎えることとなる、平成30年=2018年に放送された「SSSS.GRIDMAN」、
去年の令和3年=2021年に放送された
シリーズ第2弾の「SSSS.DYNAZENON」と言った、GRIDMAN_UNIVERSEシリーズの原典たる、特撮ドラマです。

本作は平成5年=1993年の4月から平成6年=1994年の1月まで、TBS系列及びフジテレビ系列である秋田テレビ、
福井テレビにて、全話39話放送されました。

本作の最大の特徴、特筆すべき点は、「コンピュータウイルスの怪獣と戦う電脳世界のヒーロー」という、
1993年?1994年、90年代当時は今現在と比べてまだまだPC=コンピュータ自体が一般家庭にほぼ普及していなかった時代であり、
そのため当時としてはあまりにも斬新な設定を採用した意欲作であり、本作が時代が早すぎた名作とも言われる要因の1つです。

また本作のヒーローであるグリッドマンもそのサポートポジション、仲間である、
主人公の翔直人、サポート役の馬場一平、同じくサポート役にしてヒロインの井上ゆかの3人組もそれまでのような特捜チームではないごく普通の中学生と言う設定や、
メインスポンサーのタカラが制作してきたロボットアニメ勇者シリーズのような、「強化合体」が前面に押し出される等、
当時それまでの円谷特撮とは異なる大胆なコンセプトが本作の最大の特徴でした。

また本作のヒーロー、電光超人グリッドマンのCVを担当したのが、当時まだ声優としてデビューしたばかりの、「新機動戦記ガンダムW」のヒイロ・ユイや、
「勇者特急マイトガイン」の雷張ジョー、「南国少年パプワくん」のシンタロー、と言ったキャラで有名なグリババこと声優の緑川光さんが、
敵及びラスボスの魔王カーンデジファーのCVを数々の悪役を演じてきた、レジェンド声優の佐藤正治さんと言った今現在も御活躍されている
著名な大物声優が演じていることも本作の特徴です。


執筆者:クロネコさん


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