刃鳴散らす
刃鳴散らす
概要
士風色濃く残る世界――

剣士である武田赤音と、彼を仇と狙う伊烏義阿。


二人はお互いの宿命に決着をつける為に、屍山血河の道程を歩み始める
レビュー
花は桜木、人は武士――


架空日本の二人の侍を描いた物語。
ニトロプラスの新作ということで、多少なりとも期待して購入しました。
全エンディングクリアー後の感想――


何ですか、この薀蓄集は。


物語の半分はライターの解釈と説明。
剣道や侍に関する説明で、物語の大半は埋まっておりました。
主人公や周りの人間の描写は決定的に欠けており、全くのめりこめません。
物語は一応筋は通っておりますが、短いの一言。
シナリオライターの自己満足で終わっている典型的な作品です。
ここまでつまらない作品に出会ったのは久しぶりです。
定価どころか、半額でも買うと損をします。


ライター名は奈良原一鉄氏。
この方の作品は少なくとも、私の肌には全く合いませんでした。



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