kanon「静寂な時間!?」第五話




・・・・しかし、、サブキャラのほうが人気あるんじゃ、、、

・・・そう思った瞬間だった、、

チャキッ!

「うぉ! 何すんだ舞 アブねーだろ!!」

のど元には、あの剣が、、、月明かりのせいか、よけい怖いぞ、、、、

「、、、、祐一が悪い」

うっ、、どうでもいいが心を読むなって、まったく

「それより、どこに隠し持ってたんだよ?」

そういわれ舞が指差した先には、、、、

・・・・・四次元ポケットか?

「そんな事言う人嫌いですっ!」

・・・・・俺は何も言ってないぞ

「どうでもいいから降りろ、重たいぞ」

「失礼ですね!私そんなに重くありません!!」

・・・ずっと背負ってたら誰だって重く感じるもんだぞ

「っておまえらもだ、離れろ!」

左右の二人にきつく言い放つが、、、

「いやだよ〜♪」

「うぐぅ 祐一君、ボクのこと嫌い?」

・・・・・  くっ、、そんな上目使いでみられたら断れん、、悲しい男の性だな・・・・・

「そうよそうよ、いいかげん離れなさいよ!!」

・・・・・おおっ! 真琴、お前だけか助けてくれるのは、、

「私がつかまるところがないじゃい! あうー 美汐ーーー」

・・・・・しょせん自己中か、、、、、

しかも名雪以外の4人が妙に機嫌が悪いし、、
くじ引きのせいだろうけど俺は何もしてないぞ、・・・・・

で、その問題のくじ引き結果がこれだ!

まずは・・・俺こと、相沢祐一&名雪    まあそんなもんだろう

で、次が・・・あゆ&栞  (貧乳コンビ?) 
はっきりいってここが一番危ないかも、(栞、、頼むぞ)

で、三組目・・・真琴&美汐   ここは美汐がいるから大丈夫だろう

はい四組目・・・舞&佐祐理   これも定番だろう(本当は舞が無茶言って変えたんだけど)

最後五組目・・・屍こと、北川潤&香里  
 
あいつ、、絶対何かしたな、当然のような顔してたし
まあ、ばれたら後で屍にリバースされるな、、どうなってもしらんぞ







「と、そんなこんなで俺たちは学校にたどり着いた」

「、、、祐一何言ってるの?」

・・・・・そんな普通に突っ込まれても困るぞ、名雪・・・・・

「気にするな、ただのナレーションだ」

・・・・・あいつがへこんだっきり出てこないから、しょうがないだろ・・・・・
で、本当に学校にたどり着いたんだが、、重い、、じゃなくて、、、、怖いぞ、、、
あのころはなんとも思わなかったが、、、
夜の学校ってこんなに怖かったけ?
特に、、、夜の学校独特の廊下の赤いランプ、、、

・・・・・よし、帰るか!

   なんて口が裂けても言えん  
言ったらおそらく、、、、考えるまい・・・・・

「祐一はやく行こうよ〜」

「祐一君はやくいこー」

眠り姫とたいやき泥棒は行きたいらしいな


、、、ってここまで来るまでかなり疲れてんだけど、、、

「そうですよ 早く行きましょう 祐一さん」

・・・・・背負われてるお前に言われたくないぞ・・・・・

「どうでもいいけど 早く入りましょうよ相沢君、ちょっと寒いんだけど」

・・・・・確かに、厚着してきたがかなり寒い、、
香里の言うとおり早く入ったほうがいいかも・・・・・

「じゃあ、そう言う訳ではいるぞ」

その言葉に

「よっしゃーー!!」

なぜこんなに元気なんだこいつは?  
気にしないでおこう


あっそうだ その前に



「お前ら先に入り口まで行っててくれ 香里 ちょっと」

やはりこの言葉には全員が反応した

「いくらお姉ちゃんでも祐一さんは私のものです!」

・・・・・俺はモノか?・・・・・

「祐一、、、、、浮気したらもれなくお母さんのジャムをプレゼント」

・・・・・わかっていっているんだろうかこいつは?・・・・・

「うぐぅ 祐一君?」

・・・・・そんな上目使いでみられても・・・・・

「、、、、、祐一、、、浮気したら、、、斬る」

・・・・・本気でやりそうだな・・・・・

「あうーー 祐一覚えときなさいよ!  美汐ーーー」

・・・・・また寝不足になりそうだ・・・・・

とりあえず五人は知能派2人に出口まで引っ張っていかせた(名残惜しそうだったな)
ついでに北川も、、しかしあいつの目は、、マジだな(お前のためにやってんだぞ)


「俺はついでじゃねーーー!!」

・・・・・何か聞こえたが気にしないでおこう・・・・


「で、なに?」

「やっぱり怒ってます 香里さん?」

何故か敬語になってしまう俺

「まあいいわ 大体わかってるから クジのことでしょ?」
「ああ わかってるなら話が早い」

「大丈夫よ 手加減するから」

・・・・・ぜんぜんわかってない・・・・・

「いやしかし  一応友達だし、、」

しかし 全部言い終わらないうちに香里は

「もしかして あなたもグル?」

「いえ すべてあいつです」

・・・・・今のは 秋子さんより早かった気がする、
しかし、、、すまん北川、、、友情よりも命が惜しい・・・・・

「そう ならいいじゃない  それに北川君 明日テストだって事知らないみたいだし」

そういうと香里は晴れた顔で入り口に向かった、、何故か軽い足どりで

それで完全に悟ってしまった・・・・・死んだな   すまん北川・・・・・



俺は心の中で謝ることしかできず  入り口に向かった




そしてその先には これから屍になるであろう男の幸せそうな顔があった









<第六話に続く>

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