魔法少女リリカルなのはStrikerS 第22話「Pain to Pain」(6)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







〜Pain to Pain〜



なのは『いちいち相手してられない!』



ディエチ『駄目だクアットロ、手がつけられない』

クアットロ『予想の範疇よ。あの人の終幕はここ、玉座の間だから。
どこも思ったよりは粘ってるけど――ま、時間の問題ね。

私達はゆっくり、見てればいいわ』

ディエチ『……ローゼンはどうしているかな』

クアットロ『ローゼンちゃんは、ドゥーエお姉様が御相手して下さっているわ。
残念だけれど、お姉様が相手では勝てないわね――私達を倒した、ゼロであっても。

全ての遺恨は、ここで断たれる。痛みと、共に』















――逃げることのできない、自分だけの戦い――















ドゥーエ「全ての駒が出揃い、各戦局で競い合っている。指し手は私達。
各駒が倒れて行く度に、貴方の人体が一つ一つ刻まれていく。気分はいかが?」

良介「悪くはない。貴女もそうだろう?」

ドゥーエ「ええ、勿論。貴方との時間を大切にさせて頂いてますわ」

レジアス「……束縛を解くとは随分舐めてくれるな、小娘」

ドゥーエ「貴方にもう興味がありませんの。それに貴方自身も彼の駒の一つ、お分かりでしょう?
貴方はこれより、懐かしき現場へ復帰しなければならない」

レジアス「これも遺恨か――現場を変えるべく、これまで戦ってきた筈なのに。
共に誓い合った男と、現場で向き合わなければならぬとは。オーリス――お前に預けておく」

オーリス「階級章……まさか、父さん!?」

レジアス「死ぬつもりはない。ヤツの事は、儂が一番よく分かっておる。

何より――この生意気な男を牢屋に叩き込んでやるまで、儂は絶対に死ねん!」

良介「ふふふ、御武運を。レジアス中将殿」

レジアス「偉そうな口を叩くな! 貴様こそ、その女に敗北したら許さんぞ!!」















――自分が憧れた、本当に欲しかった強さ――















良介「……あのまま送り出して良かったのですか、貴方の大事な獲物では?」

ドゥーエ「白々しい台詞は勝負の興を殺ぎますわよ、ゼロ。
今や時空管理局も、この世界も、私にとってはどうでもいい事。

私の相手は、貴方一人。貴方を殺す事だけが、私の至上の目的」

良介「レジアス・ゲイズと、ゼスト・グランガイツとの対立もその一つ。
機動六課と戦闘機人、ガジャットと召喚獣。時空管理局と聖王教会、そしてゲストの数々。

その全ての戦いの結末が、私と貴女の命運を決める」

ドゥーエ「地上も空も、分断されたままの絶望的な状況――覆せるかしら、彼らに」

良介「己の信じた未来を夢のままで終わらせないために、彼らは戦っている。

夢を現実にする力を――人は奇跡と呼ぶ」















――勝利を掴むのは、いつだって踏み出す勇気――



































<次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第23話――『Stars Strike』>







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