魔法少女リリカルなのはStrikerS 第21話「決戦」(1)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







――魔法少女リリカルなのはStrikerS 第21話 決戦――



〜戦艦クラウディア、ユーノとクロノ親子場面〜



良介「先史時代の古代ベルカから、既にロストロギア扱いされていた古代兵器。
失われた世界――アルハザードからの流出物」

ドゥーエ「失われた世界の知恵と限りない欲望をその身に秘めた、アルハザードの遺児。
時空管理局が見つけ出し、生み出し育てた異能の天才児――開発コードネーム、"アンリミテッドデザイア"

それが貴方の敵、ジェイル・スカリエッティ。

管理局が彼を生み出し、力を与えてしまった時点でこの運命は決まっていたんですよ。レジアス中将」

レジアス「……まだ、地上が滅んだ訳ではない!」

ドゥーエ「それは貴方が育てた地上部隊の力を信じて?

それとも――貴方と手を組んだこの男、ゼロが創り上げた黒の騎士団を頼っての事かしら?」

レジアス「黒の騎士団も、儂が創設した部隊だ。
本局の連中や教会の小煩い小娘如きが支援する、あんな小娘集団とは違う!」

良介「ちゃっかり自分の手柄にしてやがる!?」

オーリス「民意も再び取り戻しつつあります。マスコミへの対応も万全です」

良介「アンタも逞しいな!?」

ドゥーエ「フフ、はしゃいでられるのも今の内ですわ。ゆりかごは軌道上へ針路をとっている。
軌道上――二つの月の魔力を受けられる位置を取る事で、
極めて高い防御性能の発揮と、地表への精密狙撃や魔力爆撃が可能となる」

良介「……聖王のゆりかごの、真の力」

ドゥーエ「いいえ、本来の性能を発揮すれば次元跳躍攻撃や次元空間での戦闘すら可能なのです」

レジアス「! そうなれば、集結しつつある本局の船も吹き飛ばされてしまうのか!?」

良介「いいぞ、ゆりかご。もっとやれ!」

レジアス「……」

良介「不謹慎とか怒らないのかよ、そこは!?」

オーリス「ゆりかごによる、事業仕分けですね。効率的です。
私も常々本局の船は数が多すぎると思っていました」


ドゥーエ「……時空管理局を吹き飛ばしたら、世界平和になる気がしてきました……」

良介「政権交代するべきだな、いい加減」


オーリス「いずれにせよ鍵となる聖王が命じるか、本体内部の駆動炉を止める事ができれば――」

良介「聖王――あのガキは、スカリエッティの戦闘機人に操作されてる可能性が高い」

ドゥーエ「……貴方を相手に誤魔化せるとは思っていません。その通りですわ」

レジアス「スカリエッティさえ逮捕すれば、全て終わりだ。
何としても勝負に勝て! その為に一時的であっても、貴様と組んだのだからな」

良介「スカリエッティの逮捕は、フェイトがやってくれる」

ドゥーエ「心の力とやらを、見せてもらいますわ。
このギャンブルに敗北すれば――ルーレットに従い、貴方の部位を欠損いたしますのでお忘れなく」

オーリス「……本当に、大丈夫なのですか?」

良介「この世に、完璧なものがただひとつだけある。それは何だと思う?」

オーリス「え……?」





良介「それは、俺達の友情さ」





レジアス「……奴とは長年の因縁だが、追い詰められると薄ら寒い台詞を吐く癖がある」

オーリス「精神論に頼るようでは、人間終わりですわね……」

ドゥーエ「かの名言を残した完璧さんも勝負が決まった途端、急に懺悔しましたもの」





良介「……これが時代の歪みか……(悔し涙)」














〜続く〜



































<続く>







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