黒の騎士団VSナンバーズA(アインヘリアル攻防戦)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。





良介『条件はすべてクリアされた。駒も揃った。
あとは相手の本陣にチェックをかけるだけだな』

ノーヴェ「嘘、だろ・・・・・・こんなに早く取り囲まれるなんて――
しかもこいつら、結界まで準備してやがったのか!?」

良介『お前達だけではない。二号機、三号機に向かった戦闘機人達も包囲網を固めている。
逃走経路は上空から地下に至るまで、結界で封鎖済みだ。
その負傷では満足に戦えまい』

トーレ「ぐっ・・・・・・これほどの短期間に、我々の能力の対策まで立てていたのか。
地上の一部隊如きが!」

良介『手札を晒しすぎたな、トーレ。
お前達の特殊スキルは脅威だが、詳細が知れれば対策は立てられる。
機動六課の働きは無駄ではなかったという事だ』

隊員H「やったわね、ゼロ! こんなにうまくいくとは思わなかったわ。
貴方なら世界を面白く変えられるかも知れないわね」

隊員M『ゼロさん、こちら二号機です。包囲、完了しました。確保しますか?
皆さんお怪我をされていますし、手当てを――』

良介『油断するな。相手は戦闘機人、一騎当千の兵だ。
全軍距離を取り、包囲を維持。非殺傷設定で一斉射撃』

隊員H「よ、容赦ないわね、アンタ・・・・・・」

良介『これは訓練ではない。一抹の油断が惨劇を招くと思え。
無力化した後に、使用可能な術者全員でバインドをかけろ』

ノーヴェ「チクショウ・・・・・・この卑怯者! アタシと正々堂々と戦え!」

良介『ほぅ、ならお前達の今まで取った自分勝手なやり方は卑怯ではないと?』


セッテ「――この身に代えても、私が突破口を開きます。この場は、撤退を」


トーレ「!? やめろ、セッテ! お前の損傷も軽くは無いんだぞ!」

セッテ「生まれて間もない私ですが――トーレ、貴方には大切な事を教えて頂きました。
機械ではなく、人間として考えて出した私の結論です」

ノーヴェ「ばっ、馬鹿野郎・・・・・・こんな時に、初めて笑顔を見せるなんて・・・・・・卑怯じゃねえか!!」

良介(自爆する気か!? まずい!)


隊員Y『ゼロ。新手が一機、急速接近』


良介「新手・・・・・・? 痺れを切らしたか、ジェイル・スカリエッティ。
ユキ――コホン、隊員Y。敵機の詳細を報告しろ。
戦闘機人は残り三体。大方妹救出の為に眼帯チンコが――』

  隊員1『――っ!? ま、まさか、あいつ――いや、あの方は! ぐあっ!?』

良介『? どうした、隊員1。敵に襲われたのか!」

隊員2『う、嘘だ! どうしてこの人が敵に――うああぁぁぁっ!』

良介『隊員2、何があった――ちっ。隊員3、至急敵を確認、詳細を報告しろ!』 

隊員3『――ド、ドリル・・・・・・ドリルゥゥゥゥゥーーー!!』

良介『ドリル? ドリルとは何だ!? 男のロマンがどうしたというんだ!』

隊員H『ゼロ、アンタは逃げなさい! 
い、一応・・・・・・一応だけど、アンタはあたし達の隊長なんだから!』

隊員4『本当なら俺達なんて、台詞は悲鳴だけのヤラレ役だった。
そんな使い捨ての俺達に活躍する機会を与えてくれたのがアンタだ。

エース達が苦戦した敵を、つかの間でも追い込めただけで充分だ」

良介『――違うな。間違えているぞ、隊員4』

隊員4「え・・・・・・?」

良介『使い捨てるという発想だけでは、ジェイル・スカリエッティには勝てない』

隊員H『・・・・・・』

隊員4『アンノウン、補足。包囲網を突破されました! こっちに来ます!?』

ゼロ『ふざけるな・・・・・・なのはじゃあるまいし、戦略が戦術に潰されてたまるものか!
一体誰だ、俺の邪魔をするのは――なっ!?」

隊員H『あ、あの人、確か――』

隊員達『地上本部希望の星!!!!!!!』 



ギンガ「――」



トーレ「まさかお前に助けられるとはな・・・・・・ウーノの指示か?」

ギンガ「ドクター直々の帰投命令です、今すぐ撤退を。この場は私が」

ノーヴェ「待て、あいつを一発殴らせろ!!」

ギンガ「――駄目です」

ノーヴェ「てめえ・・・・・・もういっぺん腕をへし折られたいの――うっ」

ギンガ「気絶させました、すぐに目覚めます。御二人を連れて脱出を。
貴方のISなら可能でしょう。二号機、三号機にも援軍は来ます」

トーレ「お前一人残るつもりか?」



ギンガ「はい。
――ゼロを捕えるのは自分です。誰にも譲るつもりはありません」
















〜続く〜



































<続く>







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