−翼、ふたたび−(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。









〜スカリエッティのアジト〜



ディエチ「ノーヴェ、セイン、またここにいたの?」

ノーヴェ「何だよ、居ちゃ悪いかよ」

セイン「ノーヴェ、妹にいちいち噛みつくなって」

ノーヴェ「……だって」

ディエチ「別にいいけどね。それよりチンク姉、目が覚めたんだって」

セイン「まだ……ボロボロだけどね」

ディエチ「背骨から上半身周りは完全に作り直しだってさ――
今、オットーがやってくれてる」

ノーヴェ「今、また眠ったところだよ。手酷くやられて動く事も出来ない……くそ!
あのハチマキとオレンジ頭のせいで!」

セイン「新しい身体も……次の作戦には間に合いそうもないし」

ディエチ「全員で協力して、敵を討とう」

ノーヴェ「当たり前だ!」





……





チンク「――それで。実際のところ、どうだ?」

オットー「ギリギリ、かな。バイタルもドライブも何とか安定してる。
少しだけなら、稼動は出来ると思う。でも――」

チンク「少しでいい。元より、次の作戦に参加出来るとは思っていない。


あの男との戦闘まで持てば――それでいい」


クアットロ「困ったものね、チンクちゃんも。愛する妹達を騙してまで、一人出撃しようだなんて」

チンク「……妹達にはすまないと思っている。これは私個人の勝手な事情だ。
古い世界を破壊するにせよ、新しい世界に旅立つにせよ――

あの男と決着をつけない限り、私は前に進めない。

ゼスト殿の御気持ちも、今の私には分かる気がする」

クアットロ「その為にドクターやウーノ姉に、貴方の偽データを渡す私の気持ちにもなってほしいわ。
もう、心がズキンズキン痛むもの」

チンク「それでもやってくれるのだろう……?だから、お前には全てを打ち明けた」

クアットロ「ん〜、まあローゼンちゃんには私も思う所あるからね。このまま逃げられては堪らないもの。
ちゃ〜んと捕まえて、連れて来てね」

オットー「ボクやディードも、ローゼンには何度も助けられたんだ。全面的に協力する。
必ず、万全に稼動出来るように努力するよ」

チンク「私はいい姉妹を持ったな……すまない、頼む……


(――ローゼン。このまま黙って引っ込む男ではないだろう。
ゆりかごが起動すれば、あの男も必ず動く。


機動六課や管理局は妹達やドクターが制し――あの男は私が倒す)















ウェンディ「ローゼンは、あたしの事……
好き……大好き……愛してる……好き……大好き……愛してる……」

ディード「自分に都合の良い花占い中失礼します、ウェンディ姉様」

セッテ「……楽しいのでしょうか、アレは」

トーレ「興味を示すな。感情を持つのは賛成だが、度が過ぎるとああなるぞ」

ウェンディ「あ〜ん、もう。
ようやく「愛してる」になりそうだったのに。何か用っすか?」

ディード「同じ花なので、結果は常に同じですよお姉様」

セッテ「ローゼンの居場所が掴めましたので、一応貴方にも知らせておこうと」

トーレ「ローゼンの事ばかり考えて、少しも働かないからな貴様は。様子でも探って来い」

ウェンディ「ええっ! マジっすか!? 何処、何処、何処に!?」



ディード「彼は今――聖王教会にいます」















シャッハ「貴方という人は……よく顔が出せましたね!」

ヴェロッサ「まあまあ、落ち着いて。僕達を敢えて指名したのには訳があるんだろう?」



良介「お前達に、有力な情報を手土産に持って来た。取引しようじゃないか」

















〜続く〜



































<続く>







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