その日、機動六課−前編−A(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。









〜ミッションスタート〜


良介「地上本部警備システムのクラッキングに人員排除、制御装置の物理的破壊――
敵の思うが侭にやられてるな」

はやて「……っ、何でかシステムの弱点や人員配置、制御装置の場所まで相手に筒抜けやってん。
誰かが漏らしたとしか――」

良介「あの髭が漏らしたんじゃねえの?」

はやて「何でやの!? あの人は地上部隊のお偉いさんやよ!
やり方は確かに賛否両論あるけど……地上の安全を一番考えてるのは間違いない!

第一、今回の襲撃で責任を取らされるのはあの人なんやよ!?
自分の首を絞める真似は――」

良介「連携が取れてなかったんだろ。言い様に騙されたとかさ――
大体お前の言い分なら、地上本部の構造を一番知ってたのはあいつって事になるじゃねえか」

はやて「……」

良介「思い当たる点があるって顔だな。調べてみるのもいいんじゃねえか?」

はやて「――帰ったら、調べてみるわ。ありがとう、良介」


良介「水臭いこと言うな。俺達、家族だろ?(にっこり)」

はやて「でも、許さへんけどね(にっこり)」


良介「……ちっ」














〜戦闘機人・ガジェット襲撃〜


良介「……あの〜、はやてさん」

はやて「ぎくっ……な、何? 

(ああ、ここが一番触れられたくなかった……)」

  良介「敵前逃亡している管理局員がいますよ」

はやて「突然の襲撃にパニックになったんやろ。仕方ないよ」

良介「新兵かよ!? どこが鉄壁なんだ、どこが!」

はやて「人間相手ならともかく、ガジェットのような魔導兵器やと対処法が難しいんよ」

良介「逃げていい理由には少しもならねえだろ!
  そもそもこの場面のお前――

『やられた』と悔しそうな顔してるけど、敵がAMF使う事は知ってたんだろ。少しは対策とか練ろよ、具体的に」

はやて「時間がなかったんやよ。フェイトちゃんやなのはちゃんも必死で考えてくれたけど」


良介「ガジェットの存在は数年前から分かってたのに?」

はやて「うっ……」


良介「後、前の戦闘機人戦でモグラ能力やメガ姉の幻影能力で翻弄されただろ。
特にモグラのせいで、ルー子達まで逃がしてしまったしさ。

今回の襲撃、その教訓が何一つ生かされてないぞ。

折角手に入れた貴重な敵情報が無駄だろ、これじゃ」

  はやて「さ、さっき言うたけど、地上本部の警備に関して私が早々口出しは――」

良介「情報提供は出来たと思うな、僕。
憶測だけど、さっき逃げた連中ガジェットの事知らなかったからびびったんじゃねえの?

それもそれで論外だけど」

はやて「……その辺の情報は取り扱いが難しいというか――」

良介「その結果、地上本部が壊滅したと」


はやて「……ぐす、えぐ……お世話になりました……」

良介「辞表を書くな!?」


はやて「ハァ……私、まだ部隊長になるの早かったかな……
……良介に指摘されて、自分の未熟を思い知らされたわ……

――事件解決したら、部隊の指揮はしばらく辞退しようかな……」

良介「後手に回ったのが痛かったな。
デバイスないから、なのはやフェイトは案の定動けなくなってるしな。

痛そうな降り方してるけど」

はやて「掌を魔力でコーティングして、摩擦熱から守ってるんよ」

良介「ミヤやアギトがいないと、そういう細かいのは俺には無理だな」

はやて「……アギト? 何や、わたしの昼ドラセンサーに反応する名前やんか」

良介「ドロドロ!? いや、まあその辺はいいとして――
ヴィータと旦那、ティアナ達もノーヴェ達と接触か。

この辺の決着は後編に持ち越しだな」

はやて「良介がいらん事したのもこの辺やな。タップリ見せてもらおうないか」

良介「あ、もう帰っていいよ

はやて「言いたい事言うたら、それでええんか!? 苛めっ子、苛めっ子ー!」





アリサ(……はやてって、子犬みたいよね。
良介に蹴飛ばされても、可愛らしく尻尾振りそうな感じというか……うーん)
















〜その日、機動六課−前編−(完)〜


※ナンバーズ編で大幅変更の為後編はカット、おまけコーナーへ。


→第6.5話「出張・機動六課!」(サウンドステージ1)編へ続く

































<続く>







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