その日、機動六課−前編−(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。









下記、拍手ありがとうございました――


※StrikerSの17話見たーっ! いやもう色々とヤバすぎ!!
意外と皆死んでなかったが、気になるのはギンガとリィンですねぇ
そして、アースラ復活の予感が! もうフラグ有り過ぎ!

※今週のセイン脱出の瞬間、リョウスケも一緒に拉致されたに一票

※……今回は神でした。色々と。個人的にスバルが気になってます
では、17話についてリョウさんが何か書いてくれることを願ってます。それでは

※マジで何があったの!?アニメ見れないから確認もできない!>ギン姉

※正直ギンガとスバルが戦闘機人だっていうのは、二話前のポッドに入ってた描写から予想ついてましたよね。









〜その日、機動六課 (前編)〜


良介「さて、久しぶりのアニメ批評だ。気合入れていくぜ!
――うん? ムスっとした顔をしてどうした、はやて君」

はやて「この怒りを後で思いっきりぶつけてやろうと、今燃焼させてるねん。
はよ進めて、さっさと終わらせて」

良介「ふーん……確かに出立前のこの場面も気合入れてるな。皆に指示出してる。
会議ってはやても正式に参加?」

はやて「アニメの続き見たらええやろ」

良介「御機嫌斜めな部隊長だな――お、ヴィヴィオとなのはの別れ際の会話か。
指きりしてる」

はやて「……なのはちゃん、きっと今落ち込んでるやろうな」

良介「そっか……何処かで見たと思ったら、あのガキのママってなのはの事か」

はやて「! 会った事あるんか!? やっぱりあの時隊舎におったんやな!」

良介「火事場に放り出されたぞ、可哀想に」

はやて「……っ、何で、何で助けてやらんかったんや!」

良介「火の海に溺れそうになったのを助けたぞ。外まで出してやった」

はやて「その後の事を言うてるんや! 誘拐されたら同じやないか!」

良介「戦闘機人と戦えというのか、民間人の俺に? 素手で?
  魔法も使えないのに?」

はやて「……それは、そうやけど……
見過ごしてもいいって事にはならんやろ!」

良介「この場面で守ると固く約束したなのはが、救援に全く来なかったのはどうしてだ?」

はやて「なのはちゃんには、なのはちゃんの職務と責任がある!」


良介「……家族より重いんだな、その責任とやらは」

はやて「――っ!?」


良介「そこまで言うからには、なのはやお前は立派に役目をちゃんと果たしたんだろうな。
続きを見てみようじゃないか」

はやて「……」















〜フェイトとリンディの会話〜


良介「リンディとはよく茶とか御馳走になるけど、変わらねえよな」

はやて「あの若さの秘訣を教えてほしいわ、ほんまに」

良介「御茶目な性格もそうだけど、肌とかツヤツヤだぜ。いい加減四十代突入してるだろ」

はやて「……良介も二十代後半やのに、十年前と殆ど変わってないやんか。
肌の手入れと化している様子も無いのに、何でそんなに若いん?」

良介「話してやりたいけど、言ったら首を噛まれるので勘弁してくれ」

はやて「???」















〜ティアナとヴァイスの会話〜


はやて「? 何で両手合わせて拝んでるん?」

良介「いや、ちょっと供養を――」

はやて「何を縁起でもない事を……
ティアナは軽傷。ヴァイス君は重傷やけど、持ち直したんや。まだまだ起動六課は死んでないよ」

良介「おお、ナイススナイパー。後でメロンでも差し入れてやるか。郵送で」

はやて「何で郵送!?」


良介「……」

はやて「ご、御免、わたしが悪かったわ!? だ、大丈夫!
いずれ事故らん日が来るよ。

でも……どうしたんやろ……何で急に親切心……?」


アリサ(馬鹿ね……ヴァイスの怪我、絶対こいつの仕業に決まってるでしょう)















〜会議前のなのはとナカジマ姉妹の会話〜


良介「えええええええっーーーー!? 
何で警備にデバイス持ち込めないの!?」

はやて「本局や各世界の代表による、ミッドチルダ地上管理局の運営に関する意見交換が目的の会議や。
デバイスなんか持ち込める訳ないやんか」

良介「戦場で武器を取り上げる指揮官が何処にいるんだよ!」

はやて「戦場って大袈裟な……意見の衝突も起こり得る会議やけど、皆責任ある立場の人や。
武力討論なんてないよ」

良介「実際襲われてるじゃねえか! 何をぬかしてるんだ!?」

はやて「それは結果論やろ! この時はまだ分からんかったんや」

良介「何の為の予言なんだよ! この会議が危ないって言われてただろ!?」

はやて「だから事前に警備体制も厳重にはしてたし、なのはちゃんやフェイトちゃん――うちの子達も守ってくれてたんやよ」

良介「ほほう……デバイスのない状態で、なのは達に何が出来るのか教えて下さいな。
魔法の演算処理を、全部一から悠長に組んでいる間に襲われるぞ。

普段鍛えていてもガジャットや戦闘機人相手だと、ただの小娘に成り下がる気がしまくるぞ」

はやて「で、でも、それが規則やから――」

良介「そこを説得するのがお前の仕事であり夢なんじゃなかったっけ?」

はやて「……地上本部は予言とか信じへんし、本部の守りの力を誇りにしてる。
わたし一人が意見を押し通すのは難しいんよ。

ただでさえ、うちの部隊は目をつけられてるから」

良介「そういう時こそコネを使えよ。カリム達も列席してるのに。
たまには強気で押さないと、駄目なサラリーマンになるぞ」

はやて「うう……」

良介「まあ、管理局の事よく知らないからこれ以上言うのはやめておこう。
さて後半戦――地上本部襲撃における皆さんの活躍を見せていただこう」


はやて「……あうう……もう帰りたい……」
















〜続く〜

































<続く>







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