ナンバーズと宮本良介E(StrikerS対談)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。




 




〜前回までのあらすじ〜



拝啓アリサ様、お元気ですか?
僕はちょっとほろ酔いですが、元気です。
女の子友達も沢山出来て、充実した毎日を送っています。
機嫌を損ねれば、即抹殺な可愛い子達です。

貴方にも紹介したいのですが、自動的に六課送検されそうなのでやめておきます。
また逢う日まで。

――いや本当にそんな日が来てほしいです、切に















〜第十五話〜



ウーノ「ドクター、お楽しみのところ申し訳ありませんが、お時間です」

ジェイル「もうそんな時間か……もう少し君と語らいたかったが残念だ」 主人公「俺はうんざりするほど堪能したからもういいよ」

アギト(う〜、頭痛え……)

主人公「デバイスの分際で飲みやがって。つーか酔っ払ったんなら再融合するな、気持ち悪い」

アギト(やーだよ。酔い冷ましに、もうちょっと寝かせてもらうぜ)

主人公「人様を寝床代わりに扱いやがって……ミヤを見習って、少しは遠慮ってもんを覚えやがれ」

アギト(んー? ミヤって誰だよ)

主人公「ミヤはお前と同じ融合型の――あ!? いや、何でもない」

アギト(……? 何だお前、突然叫びやがって。


……。


あーー!! てめえ、他にデバイス持ってやがるな!?)

主人公「俺の記憶を読みやがったな、コラ!? 契約違反だろ! 描いた絵を返せ、てめえ!」

アギト(キーワードで検索しただけだ、何処のどいつか知らねえよ。
てめえの口から吐かせればいいだけだ!)

主人公「うわ、っちっちっち!? アチチー!
皮膚を焼くな、皮膚を! 玉のお肌だぞ!」

アギト(ゴツゴツのくせに何言ってやがる!
……ぐううう……考えれば考えるほど、腹が立ってきた……!

どんなデバイスだ!? まさか……融合型じゃないだろうな!)

主人公「ふ、普通のデバイスですよ?」

アギト(融合型じゃねえかぁぁぁぁ!!)

主人公「な、何故ばれたッてノオオオオオオオオ〜〜〜!!」





ジェイル「ローゼン君は嘘をつく時敬語になるようだね、ウーノ」

ウーノ「メモしておきます」





主人公「本物のファイヤーボールって初めて見たぞ、俺!?
初級魔法っぽいけど炭化するわ、こんなもん!」

アギト(うるせえ! 
ロードのいねえ一人身のアタシの身体、弄びやがって……ぜってえ、お前だけは許さねえぇぇ!
盛大に火葬してやるから、そこを動くな!)

主人公「俺だって自分専用のデバイス持ってないっつーに!」

アギト(嘘つくんじゃねえ! ミヤって奴がいるんだろ、てめえには!)

主人公「ミヤは他に主がいて、俺はただ力を借りているだけだ!
俺の魔力値、融合してるお前なら分かるだろ!

普通に扱えないんだよ、ミッドもベルカも」

アギト(……、本当か?)

主人公「現存する融合型デバイスは数少ない。微妙な調節だって必要で、費用もかかる。
簡単には作れねえよ。

お前だって、他の奴と融合した事あるだろ?」

アギト(うっ……、そりゃあ、まあ……)

主人公「これからは俺とだけ融合してくれって頼んだら、オッケー出せるのかよ?」

アギト(うう……悪い……)

主人公「たくっ……大体お前が怒る意味が分からねえ。最初は監視と脅迫目的の融合だっただろ」

アギト(お前のように適性が合って、専用機のねえ奴はなかなかいないんだよ。
特にアタシのような古代ベルカの融合騎は、多分この世界にはもう――)

主人公「別に諦める事はないだろ。結婚相手探すのと一緒だ。
案外、近くにいるかもしれないぜ?」


アギト(そ、そうだろ!


……や、やっと逢えたって言うか――へへ)
















〜その頃〜



シグナム「……? 妙な予感を感じさせるな……」

ミヤ「ミヤもです……このただならぬ気配……

お邪魔虫の匂いがします……急いでリョウスケを探し出すです!」
















〜その頃の勘違いロードとデバイス〜



主人公「俺の中でモジモジするな、気持ち悪い」

アギト(アタシが折角妥協して選んでやるってのに、この野郎は〜!
ヘン、アタシには旦那やルルがいるからな。お前なんていらねえよ)

主人公「俺だってミヤがいるから、別にいいよ」

アギト(〜〜〜〜〜〜っ!!!

くっそぉぉぉぉ、ミヤって誰だぁぁぁーーーー!!!)

主人公「うわーちゃーーー!! あちゃちゃーーーー!!」





ジェイル「彼は地雷を踏む達人だね」

ルーテシア「地雷王」

ウーノ「感心していないで避難して下さい、研究資材も撤収させます」





〜十五分経過〜



チンク「ぷっ――な、何だ、お前……ふふふふ」

セイン「あはははははは!! 何、何、そのチリチリアフロ!?」

ウェンディ「はははははは!! お、お腹が捩れるっす!
サイコーっすよ、ローゼン。もう大好きっす」

ノーヴェ「ば、馬……くく……鹿……くくく……」

ディエチ「うん、ユニーク」

クアットロ「最新のヘアスタイルかしらん〜、うふふふふ」

オットー「……アフロヘアは、男を強くする」

ディード「なるほど……」

セッテ「変わった方ですね、彼は」

トーレ「愚かなだけだ」



主人公「――あいつら、殴っていいか?」

ウーノ「自業自得でしょう、貴方の場合は」

アギト(ばーか)





ルーテシア「……かっこいい」

ガリュー(!?)





ジェイル「フフフ……皆、盛り上がっているようだね」

主人公「別の意味で盛り上がっている気がするぞ、俺は」

ジェイル「まあそう目くじらを立てないでくれ、ローゼン君。
祭りの日は近い……

ここは一つ――大きな花火を、打ち上げようじゃないか!」

ナンバーズ『……っ』

ジェイル「ふふふふふ、あはははははははは!!
間違いなく、素晴らしく楽しい一時になる……くくくくく、あはは、あははははは!

あーーーーはっはっはっはっはっはっはっはっは



主人公「うるせえ!」

ジェイル「あはははははあぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!?」



アギト(おお、靴をぶつけやがった!? 鼻血吹いて倒れたぞ、あいつ)

ナンバーズ『おおっ!(拍手)』

ウーノ「ドクターに向かってなんという事を!」

主人公「でもちょっとホッとしただろ、あんた」

ウーノ「……作戦開始に向けてそろそろ行動に移りなさい、貴方達」

主人公「誤魔化した!?


――さーて。


皆さん御忙しい様子なので、あっしはそろそろ御暇させて頂きます」



クアットロ「ローゼンちゃんはどこの組に入れるの? 誰も要らないなら、お姉さんが頂いちゃうけど」

ディエチ「賛成」


ウェンディ「駄目駄目駄目! ローゼンはあたし達のチームに入るんすから。
ね、ノーヴェ」

ノーヴェ「何で馬鹿の面倒をいちいち……たく、仕方ねえな」



チンク「待て、ローゼンは私が連れて行く。私の実力を馬鹿にされたままでは、気分が悪い」

セイン「アタシが責任持って面倒見るよ! 
連れて来たのもアタシだしさ、ね? うんうん、それが一番いいって」



トーレ「足手纏いに用はない。――ついて来るのは自由だ」

  セッテ「一人なら抱えられます」



オットー「僕は別にどっちでも」

ディード「……はい」



主人公「世界的犯罪者にする気か、てめえらは!?」

ジェイル「私とここでゆっくり観戦する選択肢もあるぞ」

主人公「それもそれで危険じゃねえか!」



アギト(ローゼンはアタシらが連れて行くよ、な?)

ルーテシア「……私と貴方の探し物、一緒に取り戻そう」

主人公「俺の探し物になってる!?」



主人公(――ど、どうする……?
連中が総動員する作戦だ、絶対間違いなくやばい。

しかし、逆にチャンスでもある。騒動に紛れて逃げる手だってある。なのは達とも合流できるかもしれない。

しかし、一歩間違えれば重犯罪者の仲間入り。
だったら此処で大人しくして、隙を見て脱出すれば――可能性はある。
こいつらさえ出て行けば、この狂乱科学者と秘書一人だ。隙は絶対にある。

でも、俺はこの辺の地理知らないし……警備システムがあるかも――

ああああああ、どうしよう〜〜〜〜!?)















いつも対談を御読み下さる皆さんへの御礼として、企画を用意。
これから先主人公が選ぶべき選択肢をアンケートします。
拍手や日記のコメント、メールで投票して下さい。
一番集計が高かったルートへ、主人公は進みます。





@チンク・セイン組→ギンガとの再会?

Aノーヴェ・ウェンディ組→ティアナ達との戦闘?

Bトーレ・セッテ組→フェイトやなのはと対決?

Cクアットロ・ディエチ組→地上本部のカリムとはやてさん?

Dオットー・ディード組→愛妻シャマルさんの覚醒?

Eアギト・旦那組→ヴィータさん大暴走と妖精大戦争?→プログで公開中(過去ログ)

Fルーテシア組→メイドさんは怒っている?

G居残組→ジェイル君とウーノさんとの観戦(アニメ対談)





期限は4月末とします。お気軽にご参加ください。



























<END>







小説を読んでいただいてありがとうございました。
感想やご意見などを頂けるととても嬉しいです。
メールアドレスをお書き下されば、必ずお返事したいと思います。


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