宮本良介と愉快な仲間達(コミケ対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。




 




アリサ「良介、早速だけど仕事の依頼よ」

主人公「やだ」

アリサ「……まだ何も話してないじゃない」

主人公「コミケには行かないからな」

アリサ「っ――何故その事実を?」

主人公「毎年この時期殺到するだろう、この依頼!」

アリサ「良かったじゃない、良介の実力が認められているのよ。私も秘書として鼻が高いわ」

主人公「こんな世界で認められてどうするんだ!
今年こそ、俺は行かないからな。あんな油ぎった野郎空間

アリサ「見入りはいいのよ、凄く。見なさい、このターゲットリスト。
業者に卸されない壁サークルの最新作なんて、一冊買うだけで万単位よ」

主人公「アホが多い世の中だな。――ん?
このリストの依頼者に、はやてとシャーリーの名前があるぞ」

アリサ「女の子の胸が好きだもん、はやて。
シャーリーは多分、日本を勘違いしていると思うけど」

主人公「自分で行けや、あいつら!? 機動六課総動員すれば、余裕で買えるだろ」

アリサ「駄目よ。今アニメ第三期絶賛放映中の時期なのよ!? ※当時の話
なのは達が行ったら暴動が起きるわ。

今頃会場内で、どれほど機動六課のうら若き乙女が陵辱されていると思ってるのよ!
皆が見たら失神するか、大暴れするわよ!?」

主人公「お前はどこまでぶっちゃける気だ!?
何が良いのかサッパリ分からんが、ファンが多いからなあいつら」

アリサ「……多分なのは達の良さが分からないのは、次元世界でアンタ一人だけだと思うけど。
ティアナとか、新人の娘達も凄いのよ。

ピロケースとか、十万単位で買い取ってくれる依頼者もいるわ」

主人公「ティアナとか枕にして、どうする気なんだ一体?」

アリサ「それは抱き締めたり、キスしたり――って何言わせるのよ、純情な乙女に!」

主人公「とにかく、今年はもう行きません。男の汗に塗れたくねえ。
御主人様が脂に満ちた体臭で帰って来てもいいのか?」

アリサ「その時はお風呂で一緒に洗ってあげるわよ」

主人公「えー、面倒臭えな。大体このリスト一覧、俺一人で確保するのは無理だろ。
数が多すぎる」

アリサ「誰か助っ人に頼めばいいじゃない」

主人公「孤独の剣士に何を言ってるんですか、貴方は」

アリサ「その点は心配してないからいいわ。とっとと行きなさい」

主人公「御主人様に命令するな、ボケ」


アリサ「メロン

主人公「行って参ります(敬礼)」
















〜出発 海鳴町→東京ビックサイト〜



ジェイル「おや、どうしたのかなローゼン君。
折角の祭りの日だと言うのに、浮かない顔をしてるじゃないか」

主人公「一般人が盛り上がれるイベントじゃないですからね。
人手が欲しいから一声かけたんだが、そこまで浮かれるとは……」

ウーノ「ドクターはこの日を楽しみにしていました。
夢が――叶う時なのです」

主人公「毎年やってるだろ、コミケは!」

ジェイル「うむ、だが何故か娘達もウーノもこの祭りには乗り気ではないのだよ。
君が誘ってくれて本当に嬉しい。

君とは良い友人関係を結べそうだ」

主人公「ああああ、仲間意識を持たれてしまった!? 
くっそー、誘う奴間違えた!」

ジェイル「さあ、準備は全て整った。
間違いなく――素晴らしく楽しい一時になる! うはははははは〜〜〜〜!」

主人公「だからって、聖王のゆりかごに乗って会場へ行くなぁぁぁ!」















〜会場内〜



アギト「げぇ〜、暑っ苦しい所だな。やっぱアタシはかーえろ。
ローゼンに付き合う義理はねえし」

主人公「別に帰りたければ帰っていいぞ。ミヤが手伝ってくれるからな」

ミヤ「任せて下さい! リョウスケの力になれるのは、ミヤだけです。
ミヤが一番リョウスケのデバイスに相応しいんですから」

アギト「――っ、おいローゼン。何買ってくればいいんだ?」

主人公「ん……? お前、嫌がってただろ」

アギト「いいから言えよ! 邪魔な奴はアタシが蹴散らして買って来てやるよ。
バッテンチビなんぞいらねえよーだ!」

ミヤ「あー、何て事言うですか! 貴方こそ、リョウスケに必要ありません!」

主人公「暑苦しく言い争うな、見苦しい!
優劣の差をつけたいなら、買い物した量で決めればいいだろ。
東123壁回って、多く買って来た方が勝ち」

アギト「ナイス、ローゼン! へへん、決着つけてやろうじゃねえか」

ミヤ「望むところです!」



主人公「行った行った……企業ベースはルー子、任せた」

ルーテシア「……そこに探し物があるって本当?」

主人公「うむ、(俺の)探し物があるんだ。金を出せば買える。
目的地では、お前の映像が曲と一緒に流れてるからすぐ分かる」

ルーテシア「分かった、行ってくる」



セイン「(見送って)……あんな嘘、会場に行った時点でばれると思うけど」

主人公「大丈夫、ルー子が企業ベースで並ぶだけでファンに囲まれて思考がイカれる
俺の命令だけに忠実になるのさ、くっくっく」


ウェンディ「うわ、ドクターより最低っすねこいつ」

ノーヴェ「アホだからな、思考回路が似るんだろ」


主人公「後は……(リストを見ながら)、セインは東4・5・6壁を頼んだ」

セイン「アタシ一人で!? 無理よ、そんなの!」

主人公「お前のディープダイバーとペリスコープ・アイを有効活用すれば余裕だ。
スタッフの監視は厳しいから注意しろよ」

セイン「あんたね……暇だったから付き合ってあげてるけど、命令を聞く義務は――」

主人公「そこを何とか頼むよ、セイン。お前にしか頼めないんだ」

セイン「……、もうしょうがないな……アタシまで見捨てたら可哀想だもんね。
その代わり、後で冷たいもの奢ってよね(潜行)」


ウェンディ「……嫌がってた割に、最後は嬉しそうに行ったっすね」

ノーヴェ「……こいつらの関係は今だによく分かんねえ」


主人公「うっし、後残りの東スペースは二人に任せた」


ノーヴェ「セイン姉じゃねえけど、お前の命令を聞くのなんてヤダね」

ウェンディ「あたしは別にいいっすけど……(嫌なら、そもそもなんで一緒に来たんすか?)」


主人公「ふふん、まあお前は参加しない方がいいかもな」

ノーヴェ「……あん?」

主人公「東は手強い連中が多いから、お前には無理って言ったの。
気が短いし、忍耐力ねえからな。セクハラされて終わりだろ」

ノーヴェ「てめえ……そういう台詞は成果を見てから言いやがれ!」

ウェンディ「会場内を走っちゃ駄目っすよ、ノーヴェ!?
あーあ。後で殴られても知らないっすよ、ローゼン」

主人公「大丈夫、望み通りの品を買って威張り散らすだけだって。
短気は短気だけど、極端な暴力に出る奴じゃないよアイツは」

ウェンディ「……見てないようで見てるところが侮れないっすね、本当。
あたしも焚き付けるっすか?」

主人公「必要ないだろ、お前には」

ウェンディ「えっへっへ、そこまで信頼されたんじゃ降参っす。行って来ます!」

主人公「ふう……万事オッケー。俺は海でも見ながら昼寝するか」



アリサ「そう来ると思ったわよ、この馬鹿(踵落とし)」

主人公「おうわ!? な、何故アリサが!?」



アリサ「人をこき使っておいて、サボるんじゃないの!
ドクターが他のナンバーズ使って買いに出てるのよ。
油断せず、西館もちゃんと回りなさい。ほら、行くの」

主人公「のおおおおお〜〜〜(ずるずる)」





〜完〜





成果:東1・2・3壁(ミヤ、アギト完了。同購入数の為、決着は延期)
   東4・5・6壁(セイン完了。地中行動の為、実は一番安全)
   東(ノーヴェ完了。本の内容に触れてしまい、純情グロッキー)
   東(ウェンディ完了。ノーヴェを回収、後で皆で大笑い)
   西(アリサ完了。主人公購入数0の為、メロン未完了





被害数:1(ルーテシア、人込みで気絶→ゼストに発覚、主人公同室入院)


























<END>







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