ナンバーズと宮本良介C(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。




 




〜前回までのあらすじ〜



拝啓アリサ様、お元気ですか? 僕は元気です。
何枚も強制的に絵を描かされるほど元気ですよ、ええ。

そんな私の絵画ですが、この度正式に評価を頂けて展示される事になりました。

是非、貴方様にも御越し頂けると嬉しいです。
その時は私の大切な妹達を連れてきてください、全員です。
腰の重い部隊長にも頼んで下さい。
来なければ縁を切るとお伝え願えれば幸いです。
住所は分かり次第連絡いたしますので、絶対に来て下さい。



僕の命があるうちに





ウーノ「……それで? こんな馬鹿げた事を考えたのは誰なの」


ナンバーズ『……』


主人公「何故俺を見る、貴様ら!? 俺にそんな権限があるか!」

ウーノ「そもそも貴方は誰なの?」

主人公「最初飾ろうと言い出したのはモグラだろ!」

セイン「モグラって言うな!? アタシは部屋に飾るって言ったの!
なのに――」

クアットロ「いやん、そんな怖い顔で睨んじゃ駄目。
私達が生まれた場所なのよ、ナンバーだけじゃ寂しいじゃないの」

トーレ「だからと言って、ポットに飾ってどうする!」

ディエチ「――分かり易い」


ウーノ「だから、貴方は誰――」


ノーヴェ「たく、似顔絵如きで大騒ぎしやがってよ」

主人公「さり気なく、お前のポットにも貼ってあるじゃねえか!」

アギト(みーんな、物好きだよな。こんな奴の絵大切にしやがって)

主人公「お前が一番喜んでたじゃねえか! つーか、早く融合を解け!」

ルーテシア「……私のはない」

セイン「意地悪しないで、お嬢様にも描いてあげればいいのに」

主人公「描いてもいいけど、前描いたのは不要とみなして破る

ノーヴェ「おお、すげえ。お嬢に泣きべそかかせやがった」


ウーノ「……」


ウェンディ「新参者のあたしらまで描いて貰っていいんっすか?」

チンク「遠慮しなくていいだろう、別に」

主人公「何でお前が返事をするんだ、チン子

チンク「チッ――!?」

ウェンディ「あははははははは! ねえねえ、今の聞いたノーヴェ?」

ノーヴェ「てめえ、チンク姉を馬鹿にするんじゃねえ!
何がチン――くっくっく」


チンク「……ノーヴェ、ウェンディ。二人ともちょっとこっちを手伝え。
これからこいつと戦闘を行う」」


主人公「待て待て、その台詞は出番が早すぎる!?
何だよー、ローゼンみたいな顔してるくせに」

オットー「生まれたばかりのボクが言うのもなんだけど――

――その台詞はとても危険だと思うな」


※繰り返しますが、主人公は『ナンバーズ』以後見ていない――筈(以下略)


セッテ「外見的特徴でしかないと思いますが、どうでしょう?」

トーレ「考えるな。馬鹿が移るぞ」



ウーノ『いい加減に黙りなさい、貴方達!』 



ナンバーズ+主人公『――!?』


ウーノ『まず第一に、この男は誰なの?』


ルーテシア「絵を書く人」
アギト(アタシん家)
セイン「友達、かな」
クアットロ「セインちゃんの気になる殿方」
ディエチ「――興味はある」
トーレ「愚か者です」
ノーヴェ「馬鹿」
ウェンディ「面白い人っすよ」
チンク「抹殺対象」
セッテ「謎ですね」
オットー「ローゼン」


ウーノ「……貴方達の印象はきいていません。素性を言いなさい!」


セイン「ル、ルーテシア嬢様のご友人だそうです」

ウーノ「お嬢様の……? それは本当ですか?」

ルーテシア「……」

主人公「そこで黙ると怪しい奴じゃんか、俺!?」

ルーテシア「……絵を描いてくれない」

主人公「実は拗ねてる!?
スケッチブック取り返してくれたら、ちゃんと渡すから!」

ルーテシア「なら、いい」

ウーノ「お嬢様……お気持ちは分かりますが……
作戦決行前に、不要な因子を入れるのは賛成致しかねます。

万が一、この男が我々の居場所を誰かに漏らせば――お嬢様の探し物も見つからなくなります」

ルーテシア「……っ」

ウーノ「そのスケッチブックさえ取り戻せばよいのでしょう?
この男の存在は不要です」

ルーテシア「……」

アギト(い、いいのか、ルールー!? こいつ、殺されるぞ!)

ウーノ「御理解頂けて感謝します。では、その男は――」

ルーテシア「待っ――」



セイン「ま、待って下さい!?」



ウーノ「……セイン、離れなさい」

セイン「あ、アタシが連れて来たんです! アタシが責任を取ります!
こいつが逃げないように監視しますから、命だけは助けてあげて下さい!」

クアットロ「セインちゃん、貴方――」

ウーノ「……二度は言わないわよ、セイン。
その男から、離れなさい」

セイン「っ――」

トーレ「……やめろ、セイン。命令は絶対だ」

ディエチ「……」

セイン「……分かりました」



ノーヴェ「(……っち、仕方ねえ奴だな……
? な、何だよ……?)」

クアットロ「(しー、ちょっとだけ黙ってみてて。うふふ、面白いのが見れるかも)」



主人公「っく……
(――おい、虫。今すぐ俺から離れろ! 巻き添えを食うぞ)」

アギト(虫って言うな!


……ふん、やだね)


主人公(俺ごと処分されるぞ、馬鹿! とっとと離れろ!)

アギト(あたしは命令されるのが大っ嫌いなんだ!
あたしに命令出来るのはルルと旦那――後は、本当のロードだけだ。

お前が、もしあたしの――)

主人公(何をブツブツ言ってやがる! さっさと――うお!?)



セイン「(主人公に抱き付く)――ごめんなさい!
IS発動……」



トーレ「! セイン、やめろ!?」

セイン「しっかり掴まってて!



――ディープ・ダイバー!」





〜公開陳述会まで、残り十五時間〜


























<END>







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