ギンガ・ナガシマと宮本良介(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。





 




(機動六課隊舎・視聴覚室)


主人公「監視カメラ及び盗聴器は無し、と。ふう……問題はないな」

ギンガ「暗黙カーテンは仕方ないとして――ドアに鍵をかけるのは止めてもらえませんか」

主人公「どういう心配をしてるんだ、お前は!?」

ギンガ「貴方が今御想像されている猥褻な行為です」

主人公「ストレートに言った!? ちなみに今、此処で実行すればどうするんだお前」

ギンガ「性根を叩き直した上で取り押さえ、婦女暴行未遂の罪を加えて正式に逮捕します」

主人公「余罪多そうだな、おい!? 
……他の連中がうるさく口出ししないように用心してるだけだ。
時空管理局の施設で馬鹿な真似するか。

たく……なのは達もそうだけど、アンタも年頃だろ。
凛々しいのは結構だが、男が離れていくんじゃないか」

ギンガ「仕事第一なので問題ありません。
私は今一人の恋人を作ることより、一人の犯罪者を立派な人間に導く事が大切ですから。

恋人探しはその後ゆっくりします」

主人公「……その、一人の犯罪者ってのは俺か」

ギンガ「貴方以外に誰がいるんですか。貴方が真人間になれば、私も肩の荷がおります」

主人公「本当、部長みたいな奴。案外、俺が更生すれば一気に老けるかも。

……ごめんなさい、無駄口叩かずビデオ回します」





(第十話〜第十二話を放映)





ギンガ「六課の訓練や事件及び運営に関して、貴方が色々指摘していると聞いています。
民間の声は貴重ですので、忌憚のない意見を聞かせてください」

主人公「(遠回しに難癖はつけるなって言ってるな、こいつ。
そう言われると難癖をつけたくなるのが俺

なら、遠慮なく(コホン)

この話さ――何で前・中・後編にしなかったの?」

ギンガ「どういう意味ですか?」

主人公「三話で一つの事件なのに、前後編に別タイトルってスッキリしないんですけど」

ギンガ「貴方をスッキリさせる為に、私達が頑張っているのではありません!」

主人公「民間人の為ではないと?」

ギンガ「うっ……じ、事件さえ解決すればタイトルなんて関係ないと思います」

主人公「まあ、関係ないけど……
後、地下の戦闘って暗くて素敵に見え辛かったぞ」

ギンガ「……で、ですが、レリックの捜索とガジェットの破壊を無事行えたので、問題はありませんでした」

主人公「視聴者も民間人だぞ、お姐さん」

ギンガ「……情報担当の方に苦情を申し出てください」

主人公「逃げた!?

いいだろう、俺も男だ――民間人代表として、お前に物申す!」

ギンガ「私個人にですか!? 何か不手際でも……」

主人公「聞け、ギンガ・ナカジマ!
貴様、何故変身シーンをカットしやが――のうわっ!?」

ギンガ「今度セクハラ発言を一言でも述べれば、民間人でも殴りますよ」

主人公「殴っただろうが、普通に!? いててて……(腫れた頬を擦る)
顔を真っ赤にするところをみると、まだ処じょ――げふんげふん!

此度の活躍、ご苦労様でした(敬礼)」

ギンガ「……(無言で拳を下ろす)失態もありました……
スバル達の機転でレリックは確保できましたが、犯人の逃走を許してしまって……」

主人公「ああ、あれね。巷じゃ失態とか、機動六課無能とか色々言われてるけど――
俺はちょっとわざとらしい感じがしたな」

ギンガ「? と、言いますと?」

主人公「あれほど事件解決に迅速していたのに、あの場面だけ妙にトロトロしてただろ?
あのドングリモグラが登場した瞬間、ヘタレた行為の連続。
ヴィータなんて尻もちついてたんだぜ? ありえねえよ。

絶対ここで逃がさないと今後の展開に影響が――って、神の絶大なフォローを感じたな」

ギンガ「……。……くす」

主人公「な、何だよ――急に笑いやがって」


ギンガ「いえ……私達が落ち込んでいると思って、フォローして下さっているんでしょう。
貴方がまさか慰めてくれるとは思いませんでしたので、少しくすぐったいです」

主人公「思いっきり真剣に言ったぞ

ギンガ「まるであたし達が台本通りに動いていたみたいじゃないですか。
神様のフォローなんて、不器用な慰め方ですね……ふふふ」

主人公「(うう、善意に溢れる正義の役人さんの目が、汚れた俺には眩し過ぎる)

事件全体に関して言いたい事はそんなところかな。

敵陣は正直、印象薄かったかな。
ゾロゾロ出てきたけど、どいつもこいつもキャラが薄かった。
性悪眼鏡が小者チックとか、砲撃の時間かかりすぎだろとか、
アギトが意外に常識人とか、姐御と呼ばせて下さいとか――」

ギンガ「けなしているのか、褒めているのか、どっちなんですか」

主人公「味方側にしてもSランクを余裕で止める我が妹とか、予告無しの雷撃一斉放射とか、
闇に沈めたら駄目だろとか、

頭の花が可愛いじゃねえか畜生とか――」

ギンガ「……気に入ってたんですね、実は。
私個人で気になったのは、レジアス中将が機動六課を快く思っていない点ですね。

ナンバーズだけではなく、今後は管理局そのものまで注意を向けなければならない事に」

主人公「19歳で部隊設立している時点で反感買うだろ。六課の背景には聖王教会や、誉れ高い幹部陣がいるしな。
部隊に所属する人間は全員エリートなんだぜ?
まだ出来たてだけど、実績を積めば発言力も増える。

気に食わない連中だってたらふく出てくるだろ」

ギンガ「この事件では敵への対処に一生懸命でしたから、失態がなかったどうか気になりますね」

主人公「ミスを出さない人間なんていねーからな。

――でも確かに、あのおっさんは只者じゃないとは思うな」

ギンガ「宜しければ、その理由を聞いても宜しいですか?」

主人公「うむ、秘書だ」

ギンガ「秘書……?」

主人公「美人で眼鏡の女、典型的な秘書だ。素晴らしい。
きっとあの女は中将の愛人に違いな――ぶわああああ!?」


ギンガ「(ナックル炸裂後、通信回線を開いて)ギンガです。頑丈な牢屋を用意して下さい。
――ええ、彼です。

性根が腐っていますので、私が徹底的に取り調べます」


主人公「な、なのは達なら照れるのに……手強いぜ(ガク)」





〜END〜
































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