ルーテシアと宮本良介(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。





 




主人公「(機動六課の連中と鉢合わせしませんように――)

その簡易椅子に座ってくれ。フードを取る必要ないけど、顔は見せろよ」

ルーテシア「分かった」

主人公「(――改めて間近で見ると人形みたいだな、こいつ。綺麗な顔立ちなので掻き易いけど)

――待てよ……? 一応聞くけど、金はあるんだろうな」

ルーテシア「お金……?」

主人公「何故不思議そうに首を傾げるのか分からんが、タダじゃねえぞ。
こっちだって商売なんだ」

ルーテシア「……分かった。すぐに持って来させる

主人公「待て待て待て!? 誰に運ばせる気だ、お前は。
(くそ、何て迷惑な奴だ。こいつ……)

後払いで勘弁してやるから座れ」

ルーテシア「……(黙って座る)」

主人公「次会った時に払えよ、絶対」

ルーテシア「……分かった。約束」

主人公「男の約束は重いぞ、この野郎。
――固くなる必要はねえけど、少しだけジッとしてろ」

ルーテシア「ジッと……分かった」

主人公「(……興味ある事には素直なんだな、こいつ……
考えてみれば機動六課には敵だけど、俺にとってコイツは別に敵でも何でもねえよな。今は)

では御客様、始めさせて頂きます(御客様挨拶)」

ルーテシア「(コク)」

主人公「……(似顔絵中)」

ルーテシア「……(スケッチブックを見つめている)」

主人公「……(ルーテシアを見る)」

ルーテシア「……(スケッチブックに集中)」

主人公「……なんつーか」

ルーテシア「……?」

主人公「本当に静かだな、お前って」

ルーテシア「ジッとしろと言った」

主人公「まあ、そうだけどよ……
……楽しみにしてくれているみたいだから、嬉しいけどよ」

ルーテシア「楽しみ……わたし、が?」

主人公「そんな顔をしてたぞ、お前」

ルーテシア「……。……わたしが……」

主人公「……」

ルーテシア「……」

主人公「……こんなものかな。出来たぞ」

ルーテシア「! 見せて」

主人公「なかなかよく出来た。我ながら傑作だぞ」

ルーテシア「早く見せて」

主人公「急かすなよ。ほら――」





???「――いた! 其処を動かないで下さい!」





主人公「げっ、ギンガ!? やばい!(スケッチブックを閉じる)」

ルーテシア「! まだ、絵を見てない」

主人公「悪いな、今日は店じまいだ。厄介な奴が来た」

ルーテシア「まだ絵を見てない!」

主人公「今度だ、今度! のんびりしてたら捕まる!」

ギンガ「今日という今日は逃がしませんよ!」

ルーテシア「……っ、あの人、誰?」

主人公「俺にとっての銭形警部。時空管理局のフィリスさん
以前ちとトラブってからというもの、俺を目の敵にしてる。
ルパンは辛いぜ」

ルーテシア「意味が分からない。あの人が邪魔なら――」

主人公「攻撃態勢に入るな!? 
個人的にありがたいけど、捕まったら余罪が増える。お前も逃げろ」

ルーテシア「絵を――」

主人公「今度会えたら、絶対に見せてやる。
(会えたらだけど、な。あっはっは)

そんじゃあごきげんよう(走り去る)」

ギンガ「! 待ってください! 
――本部、至急応援願います。マルヒ、逃走――(通り過ぎて、そのまま追跡)」


ルーテシア「……約束……」










〜後日談〜










ゼスト「もう一つの探し物……?」

ルーテシア「男を一人。時空管理局に追われてる」

ジェイル「君が誰かに興味を示すとは珍しいね、ルーテシア」



ルーテシア「……約束、したから」
































<END>







小説を読んでいただいてありがとうございました。
感想やご意見などを頂けるととても嬉しいです。
メールアドレスをお書き下されば、必ずお返事したいと思います。

お名前をお願いします  

e-mail

HomePage






読んだ作品の総合評価
A(とてもよかった)
B(よかった)
C(ふつう)
D(あまりよくなかった)
E(よくなかった)
F(わからない)


よろしければ感想をお願いします



その他、メッセージがあればぜひ!


     












戻る