エイミィ・リミエッタと宮本良介（StrikerS前座対談）
※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。
※この対談はリリカルなのはＳｔｒｉｋｅｒＳのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。
（放映後）
主人公「（携帯電話中）……なのはか」
なのは『兄さん！？ 珍しいですね、兄さんから電話してくれるなんて。私、嬉しいです』
主人公「突然だが、お前とは今日限り縁を切る」
なのは「……。
……。
……えっ、に、兄さん……？」
主人公「もう電話する事もないだろうけど、元気で。さらばだ」
なのは「兄さん、待って！ 急にそんな――（ブチッ）」
主人公「着信拒否、と――次はフェイト。
……もしもし、フェイトか」
フェイト「あ、リョウスケ。ごめんなさい、今会議中なの。後で私から電話するね」
主人公「いや、いいよ。お別れを言いに電話しただけだ」
フェイト「……え、その……ごめんなさい。リョウスケの言っている事がよく――」
主人公「もう二度と会わないけど、仕事頑張れ。じゃあな」
フェイト「リョウスケ、ちゃんと事情を――（ブチ）」
主人公「着信拒否、と――次は部隊長さんに。
……もしもし」
はやて「ちょっと、良介！？ フェイトちゃんに何か言わんかった！？
携帯電話落として呆然としてるんやけど！」
主人公「お前らとは絶交だと言ったんだ、はやて」
はやて「――！？ そ、そんな……
何か複雑な事情があるんやったら、相談して――（ブチ）」
主人公「首脳陣はこれで完了だな。後は騎士軍団――ザフィーラは元々仲良くないから、良いか。
手早く行こう」
ヴィータ「何だよ、それ……
アタシにはもうついていけないって、どういう意味だよ！」
良介「そのまんまだ。義理人情の親分関係も解消する。じゃあな」
シャマル「あ、会って話しましょう！ ね？
遠距離恋愛は確かに辛いですけど、二人の愛があれば――」
主人公「最初からねえよ（ブチ）」
シグナム「……まさか、ティアナを殴った一件が気に障ったのか？
心苦しいが、部下を思うからこそあのような――」
主人公「違う。もっと、別件だ。
とにかく――今まで剣を教えてくれてありがとう（ブチ）」
主人公「――他の連中もこれでよし。後は……
エイミィ、どうだそっちは？」
エイミィ「センサーで部屋中調べているけど、反応無し。
……あのさ。
気にし過ぎだと素敵に思うんですけど、あたし」
主人公「お前だって第九話を見ただろう！ 時空管理局の恐るべき実態を！
法の守護者を謳っておいて、実は奴等は恐るべき盗撮組織なんだぞ！」
エイミィ「ま、まあ、日常場面どころか、まだあたし達と合流する前の場面もあったけど――
だからって、なのはちゃん達と縁を切るのはやりすぎじゃないかな？」
主人公「情報の出所は機動六課じゃねえか！とにかく、情報のソースを突き止めるまで連中とは距離を取る。
ばれると問答無用で機動六課に連行されるからな」
エイミィ「普段何してるのよ、アンタ
でもさ――なのはちゃん達と距離を取りたいなら、急に縁を切るのは逆効果だと思うんだけど」
主人公「何でだよ。わざと冷たい態度で絶交したんだぞ。これであいつらは二度と、俺と関わらないだろう」
エイミィ「――その余計な一言が、ハーレム大事件を生んだくせに。相変わらず、目の前しか見ないんだから。
あたしを急に呼んで、部屋中盗聴器や監視カメラを探させるし……やれやれ」
主人公「時空管理局関係者は今後、立ち入り禁止」
エイミィ「うわ、徹底してるわコイツ。あーあ、折角良い話だったのに。
なのはちゃん、本当に優しいじゃない」
主人公「ティアナの過去はあっさりばらしたくせに、
自分の過去をばらされると恥ずかしいとぬかすあいつとは、縁を切った」
エイミィ「……あんた、本当に難癖つけるの好きね……たく。
……ん？
あれ、あたしも一応局の関係者なんだけどいいの？」
主人公「お前はいいの」
エイミィ「……。
そっか……。ふ〜ん、そっか……」
〜続く〜
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