魔法少女リリカルなのはStrikerS第25話「ファイナル・リミット」(7)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







〜決着1〜


クアットロ『……あ、あぁ……ドクターの夢が――わたしたちの、世界、が……』

ラッド『ガジェット、完全停止。他の地点も同様です』

ゲンヤ『六課の連中が……ッ……うまいこと、やった、か……』

シャーリー『隊長、早く病院へ!』


ゲンヤ『……あの野郎……無事なんだろうな……!』















良介「……」

ドゥーエ「……」

レジアス「……」


良介「……助かった、のか……?」


レジアス「ふ、ふん! だから言ったではないか、当たるはずがないと」

良介「ならば机の下に避難している理由を説明してもらおうか、中将殿」

ドゥーエ「大の男がみっともないですわね。こういう時こそ、落ち着かなければなりませんわ」

良介「発射された瞬間、俺の背中に隠れただろう!?」

レジアス「結局犠牲者はあの戦闘機人一人だったようだな」

良介「全体的に見てあんまりいい所なかったな、眼鏡の姉さんも」

ドゥーエ「余計なちょっかいを出しただけですわね。我が妹ながら恥ずかしい」


良介「アンタなんて一瞬で殺され――」

ドゥーエ「私はこうして元気に生きておりますわよ」

良介「――す、すいませんでした」


レジアス「それで、この後はどうするつもりだ。
ガジェットは完全停止したが、ゆりかごはまだ動いている」

良介「ゆりかごはなのは達に任せる。事件を解決するのは、あいつらの仕事だ」

レジアス「――ならば、貴様は」

良介「俺は、約束を果たすだけだ」

ドゥーエ「……よろしくお願いしますわ」












〜決着2〜


ジェイル『ふふふ……クアットロが、この拠点の破棄を決意したようだ』

フェイト『止めさせて。このままじゃ、あなたも一緒に!?』

ジェイル『言っただろう? 彼女の体内には、私のコピーがいる。こちらの私は用済みなのさ』



『いいや、最早残されたのはお前一人だ。ジェイル・スカリエッティ』



フェイト『その仮面に黒マント――貴方は、ゼロ!?』

ジェイル『……そうか、チェックメイトをかけられたのは私か……
たいしたものだね、ゼロ。君が無事だということは――』

ドゥーエ『――申し訳ありません、ドクター。私の、完敗です』

ジェイル『……まさか、君まで敗北を認めるとは……
だが、間もなくこのゆりかごは衛星軌道へと上がる。そうすればゼロ、君でも手が出せない

勝つためには、聖王を抑えなければ』

ゼロ『彼女とは違い、最後まで足掻くつもりか。
常に負けないところでゲームをしていると、勝敗も見えなくなるようだな』

ジェイル『勝負というものは、勝たなければ意味があるまい』

ゼロ『勝つつもりなど、お前にはないだろう』

ジェイル『……』

ゼロ『ガジェットによる散発的な襲撃、地上本部の奇襲、ゆりかごの起動――
極めつけは、戦闘機人達に仕込んだお前自身の複製。

お前は勝利を夢見る勇者ではない。敗北を恐れる臆病者だ』

ジェイル『用意周到だと言ってもらいたいな』

ゼロ『積み重ねたロジックは既に崩れている。今度こそ、お前には負けてもらう』


ジェイル『君の望みは完全なる勝利――私の、死か』

































<続く>







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