魔法少女リリカルなのはStrikerS第25話「ファイナル・リミット」(5)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







〜鉄槌の騎士ヴィータ〜


ヴィータ「……何でだよ……何で、とおらねぇ!?

こいつをぶっ壊さなきゃ、皆が困るんだ……はやてのことも、なのはのことも守れねぇんだ!」

ヴィータ「こいつをぶちぬけなきゃ……意味ねぇんだ――くらえぇぇぇぇ!!」


ヴィータ「……駄目、か……」


ヴィータ「――守れなかった。はやて……みんな……ごめん……」















ドゥーエ「どうやら、勝負ありのようですわね」

良介「……」

ドゥーエ「騎士は陥落、動力源は健在。応援も間に合わず、ゆりかごは動き続ける。
何か仰りたいことがあるのなら、どうぞ」

良介「――いや、何も無い」

レジアス「何を言っている!? いつもの負けず嫌いはどうした!」

ドゥーエ「本当に欠損ルーレットを回しますわよ。かまわないのですか?」

良介「どのような結果であっても、受け入れるのみだ」

レジアス「今更物分りのいい顔をするな! 彼らのように足掻いてみせろ!!」

ドゥーエ「……結構。でしたら、ルーレットを回しましょう」


レジアス「ま、待て!」


ドゥーエ「随分な慌てようですわね、レジアス中将。彼を疎んでいたのではないのですか?」

レジアス「そ、それはそうだが……この男は――」

ドゥーエ「言いたい事があるのでしたら、ハッキリ仰って下さい」

レジアス「――儂は……儂は、本当は――この男の事を……!」















「謝ることなんて、何もあらへん」





ヴィータ「!? はやて……!」

はやて「鉄槌の騎士ヴィータとグラーフアイゼンが、こんなになるまで頑張って。

それでも壊せへんもんなんて――この世の何処にも、あるわけないやんか」















ドゥーエ「……そ、そんな……!?」

レジアス「は、ははは……み、見ろ! 見ろ!! やった、やったぞ!!」

ドゥーエ「……」

レジアス「ふはははははは、どうだ! 奴らは見事やり遂げたぞ!
今度こそ、貴様の負けだ!! 物言いがあるのなら言ってみるがいい、あ〜ん?」

ドゥーエ「横っ面を殴ってやりたいですわ!? 


……分かりました、私の完敗ですわ。お見事でした」


レジアス「洗いざらい吐いてもらうからな、覚悟しておけ。黙秘もさせんぞ!」

ドゥーエ「無様な抵抗などいたしませんわ。約束通り、証言いたします。それよりも中将殿」

レジアス「何だ、弁解なぞ聞きたくもないぞ」

ドゥーエ「この男の事を――何ですか?」


レジアス「だ、大嫌いに決まっておるではないか!」


ドゥーエ「実に矛盾した存在ですわね、貴方も。うふふふふ、可愛い」
 
































<続く>







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