魔法少女リリカルなのはStrikerS第25話「ファイナル・リミット」(1)(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







〜プロローグ〜


なのは『出会いは偶然、初めは何も分らなかった。
ただ、目の前で泣かれると私も何だか悲しくて。行かないでって抱きつかれると、胸が切なくて。

笑ってくれると嬉しくて。

上手く言葉にできないけど……きっと大切な子。
守れなかった約束を、今度はきっと守るから。

だから待ってて。ママが絶対、助けるから!』















良介「けれど、砲撃は撃ちます」

レジアス「そこはきちんと言っておかなければな」

ドゥーエ「……前回から言いたい放題ですわね、貴方がた。彼女の危機を憂う気持ちはないのですか?」

良介「出来レースでつまらないと言っていたのは、アンタだ!」

レジアス「むしろ貴様の妹を、儂なりに心配している」


ドゥーエ「クアットロは強い子ですから大丈夫です、へっちゃら」


良介「なんてにこやかな笑顔!? もう完全に他人事ですね!」

レジアス「せめて、今の内に病院を手配しておいてやろう」

ドゥーエ「そうですわ。クアットロが何秒で殺られるか勝負しましょう」

良介「ギブアップしろよ、もう!」

ドゥーエ「私は一秒に、自分の全財産を賭けますわ」

良介「瞬殺とか色々言いたいことはあるが……そもそも財産とかあるのか、あんた?」

ドゥーエ「上層部で働いておりましたから。持参金付きでお嫁に参りますわ。
中将殿は妻に先立たれて、独身でしたわね」

良介「たらしこんで逃げるつもりだ!?」

レジアス「誰がそんな手に引っかかるものか!」

ドゥーエ「ドクターも敗北し、妹達もほぼ全員逮捕。夢も希望もありませんわ」

良介「敗北を受け入れる事が、敗者に許される唯一の誇り。
貴女には選ぶ権利があり、懸命な選択ができる女性であると思っている。

決めるのは、貴女だ」

ドゥーエ「……ゼロ、私は……」





レジアス「そういえば、動力源へ向かった騎士はどうなっている? ヴィータといったか」





良介「あっ、馬鹿!?」

ドゥーエ「勝負はまだついていませんわ、ゼロ! 最後まで見届けますわよ!!
グッサリ刺された騎士殿のご活躍を拝見しましょう」

良介「らめぇぇぇぇぇ、死亡フラグ立ってるからぁぁぁぁぁーー!!」



































<次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第25話――『ファイナル・リミット』>







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