八神はやて誕生日記念(StrikerS対談)


※この物語はリクエストによる架空未来の一つです。
To a you side本編の可能性の一つとしてお楽しみ下さい。






※この対談はリリカルなのはStrikerSのネタバレが含まれています。
対談を読まれる方は、くれぐれも御注意を。







なのは「酷いじゃないですか、兄さん!」

良介「うるさいな、今日ははやての誕生日会の準備で忙しいんだ。
明日相手してやるから、今日は帰れ」

なのは「どうしてはやてちゃんの誕生日ばかりで、なのはの誕生日は祝ってくれないんですか!?」

良介「お前、誕生日いつだっけ?」

なのは「そこから!? ふえーん、十年以上の関係なのに全然分かってくれてないー」

良介「安心しろ、なのは。基本的に俺は、誰一人分かっていないぞ」

なのは「自分の事しか考えてない!?」

良介「だってお前らのキャラ設定、シリーズ追う毎に増えていくし」

なのは「で、ですから兄さんもこれを機会に皆の事を覚えていって下さいよ!」

良介「過去の設定も変わるんだぞ、お前らは。
映画版だって、お前の優しさが砲撃に上書きされていただろう」

なのは「気持ちと言葉の両方で分かり合うんです」

良介「漫画のお前、言葉をあんまり相手に向けていないぞ」

なのは「うう……そ、それより誕生日の話です!」

良介「――誤魔化しやがって……まあいい。ようするに、お前の誕生日も祝って欲しいのか」

なのは「はい!」


良介「善意の押し売りは悪意と何ら変わらない!」


なのは「うっ……!?」

アリサ「パクってるだけだから、ショックを受けないように」

良介「ここぞとばかりに出てくるな、お前も!」

アリサ「あんたのメイドだもん。招待状送っておいたから、今晩のパーティの準備は全部整ったわ。
今年は何をプレゼントするつもりなの?」

良介「『魔法少女リリカルなのは The MOVIE1st』」

アリサ「はやてが出ていないのに!? 嫌がらせじゃない!」

良介「なのはのサインが表紙にあるんだ、限定版だぞ」

なのは「サインした覚えが無いですよ、兄さん!?」

良介「パーティ当日はなのはの映画を放映するつもりだ。主賓に感想を聞いてみよう」



アリサ「……なのは、これでもあいつに誕生日祝って欲しいの?」

なのは「……やっぱりいいです」















ミヤ「はやてちゃん、今年も誕生日に休暇願いが出ていますよ」

はやて「何で毎年出した覚えがないのに受理されるんや!? おかしいやろ、この組織!」



































<終>







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